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完全走破!日本縦断2002キロ高速道路の旅
ジャンルバラエティ番組(走行映像記録番組)
放送
放送局フジテレビジョン
音声形式音声多重放送
放送国・地域 日本
深夜・関東ローカル枠
放送期間1987年10月15日
放送分2時間28分
特記事項:
1993年8月7日、2007年12月9日および12月31日に再放送された
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完全走破!日本縦断2002キロ高速道路の旅(かんぜんそうは!にほんじゅうだん2002きろこうそくどうろのたび)は、1987年10月15日深夜にフジテレビの深夜単発枠「THE TV2 (JOCX-TV2)」で放送された単発番組である。
自動車で高速道路(一部都市高速道路、有料道路も)を使い、青森県青森市から熊本県八代市まで(本州・九州)を縦断した車窓からの映像を、およそ2時間半に編集して放送された。
本項目では、実質的続編番組である『新・完全走破 高速道路の旅』についても併せて記述する。 1987年9月9日、首都高速川口線千住新橋ランプ - 川口JCT - 東北自動車道浦和IC間の開通により、東北地方から九州までが一本の高速道路で結ばれた。これを記念して、主要縦貫道を通して北は東北自動車道青森ICから、南は当時九州自動車道の終点であった八代ICまで、車両にカメラを固定して走行する映像を放送した。 高速自動車国道の路線網はまだ接続しておらず、一部の区間で都市高速道路や有料道路を経由している。撮影当時、九州自動車道えびのIC - 鹿児島北ICは既に開通していたが、八代IC - えびのICが未開業であったため、八代ICで終点となっている。 当時の通行料金(普通車)は、青森IC - 川口JCT 11,700円、首都高速 600円、東京IC - 八代IC 22,900円、計 35,200円であった。 1987年当時は首都圏のみの放送で、首都圏以外では1988年3月に関西テレビ『真夜中テレビ』枠で放送された。その後1993年8月7日にフジテレビ深夜枠で改めて放送された。 2007年12月にフジテレビ739で『フジテレビ深夜番組プレイバック!』として再放送され、これが初の全国放送となった。2008年以降も不定期に再放送されており、同年4月には『SWALLOWS BASEBALL L!VE2008』が雨天中止になった際の雨傘番組としても活用された。 実際の撮影期間は3日間にわたっており、走行映像は大幅に早送りしている。倍速の速度は一定ではなく、渋滞区間(首都高向島線 堀切JCT付近 - 東名高速道路 東京本線料金所、東名高速道路 秦野中井IC - 静岡県境付近)や東北自動車道(仙台南IC - CM直前)では極端に速い早送りを行っている。また、秋田県から岩手県(小坂PA先 - 岩手山SA手前)と福島県から栃木県(白石IC先 - 上河内SA手前および福島県内全区間)にかけての部分は、時間的制約からか大幅にカットされた。 県境を通過する際は、その県の名所・史跡・祭事・風景が描かれた写真が数秒間表示される(福島県・佐賀県と1回目の山口県(深谷PA付近)と2回目の福岡県(鳥栖JCT付近 - 南関IC手前)は省略)。 東北道長者原SA、名神高速養老SA、中国道勝央SA・鹿野SAでは給油のために給油所に停車している。このうち、鹿野SAの給油所はその後閉鎖された。 撮影に使用された車は、ハイエースのスーパーロング(コラムシフトのMT)。ルーフ上にキャリアが設置されている。助手席側のダッシュボード上に作成した台へ特別にコマ数を調整した2台の16ミリカメラを設置し、それらを交互に使用することで寸断なく撮影された。東名高速道路・大井松田IC附近などカメラ切り替えのため寸断した様子がうかがえるシーンも少なからずある。ちなみに翌年9月に放映された「完全走破!上野?札幌寝台特急北斗星の旅 」では1台のカメラから2台のVTRで交互に収録する方式になっている。 カメラは映画用のフィルムカメラを使用し、撮影コマ数を減らしてフィルムの消費を抑えると共に、もとから早送り映像での記録が可能となった。
概要
走行区間
東北自動車道 青森IC - 川口JCT(映像では一部区間が省略、後述)
首都高速道路
川口線・中央環状線 川口JCT - (江北JCT) - 堀切JCT
向島線 堀切JCT - 江戸橋JCT
都心環状線(外回り)江戸橋JCT - 谷町JCT
渋谷線 谷町JCT - 用賀ランプ(東名高速東京IC)
東名高速道路 東京IC - 小牧IC
名神高速道路 小牧IC - 吹田JCT
中国自動車道 吹田JCT - 下関IC(当時広島北JCT - 鹿野IC間の一部区間は暫定2車線での供用)
関門橋 下関IC - 門司IC
北九州道路 春日出入口 - 黒崎出入口・北九州直方道路 黒崎出入口 - 馬場山出入口(いずれも後の北九州高速4号線。当時は九州道小倉東IC - 八幡IC間が未開通だったため並行する両区間を走行)
九州自動車道 八幡IC - 八代IC
地上波でのネット及び再放送
CSでの放送
映像内容
撮影方式
Size:227 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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