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安達太良山
南東から 大玉村より撮影
標高最高峰 箕輪山 1,728[1] m
所在地 日本
福島県福島市・二本松市・郡山市
安達郡大玉村・耶麻郡猪苗代町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度38分50秒 東経140度16分51秒 / 北緯37.64722度 東経140.28083度 / 37.64722; 140.28083座標: 北緯37度38分50秒 東経140度16分51秒 / 北緯37.64722度 東経140.28083度 / 37.64722; 140.28083[1]
山系奥羽山脈南部
種類成層火山 (活火山ランクB)
最新噴火1900年
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}安達太良山 (福島県)福島県の地図を表示安達太良山 (日本)日本の地図を表示
安達太良山(箕輪山)の位置
安達太良山 - 地理院地図
安達太良山 - Google マップ
OpenStreetMap
プロジェクト 山
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安達太良火山の火山体地形図北方上空より >解説画像南南東からの安達太良山(郡山ビッグアイ展望階より)
安達太良山(あだたらやま)は、福島県中部にある活火山である。日本百名山、新日本百名山、花の百名山およびうつくしま百名山に選定されている。山頂には二等三角点「大関平」1699.6m が設置されている。別名は、岳山(だけやま)、安達太郎山。 玄武岩-安山岩質の成層火山群で数万年前までは、マグマ噴出を繰り返す活動が活発な火山であったが徐々に沈静化。約2,400年前の噴火の際のマグマ噴出以降は、時折、マグマ水蒸気爆発を繰り返す程度となる。 北から 約80万年前の大規模な火砕流の噴出で始まったとされ[3]、その後溶岩流を噴出する活動に移行した[4]。藤縄明彦 (1980)[5] は、地質学的に活動を三期に分けた。 噴火時のハザードマップは、沼ノ平火口が西側を向いているため主に猪苗代町を被害の対象としている。ただし西よりの風が常風のため、噴火時には二本松市側にも大量に降灰する可能性は高い。気象庁では地震計、空振計、GPS観測装置、カメラを設置し常時観測を行っている。 火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山(常時観測火山)に選定されている[7]。
特徴
主な地形
鬼面山 1,482 m
箕輪山 1,728 m (最高峰)[1]
鉄山 1,709 m[2][注釈 1]
沼ノ平火口
篭山 1,548m
矢筈森 1,673 m
安達太良山 1,700 m
船明神山 1,667 m
薬師岳 1,322 m
和尚山 1,602 m
前ヶ岳 1,340 m
火山活動
第1期
約45万年前から60万年前の鬼面山などの活動、約35万年前の前ヶ岳を中心とした活動。
第2期
活動が最も活発であった時期で、約25万年前に箕輪山から和尚山にかけての山体主要部を形成。この時期におけるマグマ噴出率は最大であって、1,000年あたり0.1km3と見積もられる[4]。
第3期
南北に連なる鬼面山、箕輪山、鉄山、安達太良山、和尚山の上部を形成。約12万年前以降から約8万年間の活動が平穏な期間をはさみ約3万年前からは、1万年から2万年間隔で小規模なマグマ噴出が繰り返された[3]。1万年前からは沼ノ平火口からのブルカノ式噴火を6回繰り返し、最新のマグマ噴出活動は約2,400年前であるが[4]、少量の堆積物を残すような活動は500年から1,500年間隔で生じている[3]。約2,400年前の活動では酸川流域に、沼ノ平火口壁崩壊に伴うラハール(火山泥流)堆積物を残している[3][6]。
有史以降
1899年(明治32年)
年初から沼ノ平火口で噴気活動が活発化し火焔現象を観測。
8月24日 水蒸気噴火。25日噴気孔縁を破壊し、灰や硫黄泥を噴出。
1900年(明治33年)7月17日 沼ノ平火口で中規模な水蒸気噴火。火山爆発指数:VEI2
噴出物総量1.1×106m3。低温の火砕サージ。沼ノ平に長径300m、短径150mの火口を生じた。火口の硫黄採掘所全壊。死者72名、負傷者10名。山林耕地被害。
1950年(昭和25年)2月25日 噴煙。噴煙高度50m。
1995年(平成7年) 火山性微動。
1996年(平成8年) 沼ノ平火口で泥水噴出。
1997年(平成9年) 9月 火山ガスにより死者4名。(安達太良山火山ガス遭難事故)
1998年 - 2003年(平成10年 - 15年) 地熱活動が活発化。
災害対応磐梯山から望む安達太良山系の全容と山名
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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