安田生命保険
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明治安田生命保険相互会社
Meiji Yasuda Life Insurance Company
明治生命館及び、明治安田生命本社ビル。
種類相互会社
略称めいやす、明安、MY
本社所在地 日本
〒100-0005
東京都千代田区丸の内2-1-1
設立1881年(明治14年)7月9日1947年(昭和22年)
法人番号8010005007932
金融機関コード9837
代表者鈴木伸弥(取締役会長代表執行役
根岸秋男(取締役兼代表執行役社長
決算期3月期
外部リンク明治安田生命保険
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明治安田生命保険相互会社のデータ
英文社名Meiji Yasuda Life Insurance Company
種類相互会社
資本金・基金9,300億円(基金総額)
保険料等収入3兆243億円
総資産42兆6691億円
SM比率967.8%
従業員数41,872人(うち営業職員:31,421人)
格付けA (S&P
A+ (日本格付研究所)
AA- (R&I
関係する人物荘田平五郎
安田善次郎
イメージキャラクターの節も参照
外部リンクhttps://www.meijiyasuda.co.jp/
特記事項:
経営指標は特記なき場合は2017年(平成29年)度第3月期決算におけるもの。ソルベンシー・マージン比率、総資産(連結)、基金は2018年9月末現在。
格付けは2012年5月1日現在。
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明治安田生命保険相互会社(めいじやすだせいめいほけん、英称:Meiji Yasuda Life Insurance Company)は、日本生命保険会社。日本で初めて設立された生命保険会社である。

三菱グループの明治生命保険と、芙蓉グループの安田生命保険が合併して発足した。総資産で業界第3位(かんぽ生命を除く)、4大生保の一角。

三菱・芙蓉グループと官公庁という強固な法人営業基盤を有しており、団体保険契約高は業界第1位である。また、財務の健全性に定評がある。
目次

1 沿革

2 系列

3 歴史

4 主な関連会社・団体

4.1 国内

4.2 海外 連結子会社・持分法適用関連法人等

4.3 財団法人


5 主力商品

6 不祥事

6.1 告知義務違反・保険金未払い問題

6.2 集団訴訟


7 広告関係

7.1 イメージキャラクター

7.2 CMソング


8 脚注・出典

9 関連項目

10 外部リンク

沿革詳細は「公式サイトの沿革」を参照

1880年(明治13年)1月 - 安田生命の前身である「共濟五百名社」が安田善次郎、成島柳北らとともに設立。

1881年(明治14年)7月 - 有限明治生命保險會社が福澤諭吉門下の阿部泰蔵水上瀧太郎の父)らにより開業。

1976年(昭和51年)3月 - 業界初、アメリカ合衆国進出としてパシフィック・ガーディアン生命保険株式会社へ経営参加

2004年(平成16年)1月 - 明治生命保険相互会社と安田生命保険相互会社が合併し、明治安田生命保険相互会社発足

2007年(平成19年)12月 - 銀行代理業の許認可を取得し、株式会社三菱東京UFJ銀行と中小企業分野において業務提携

2010年(平成22年)11月 - タランクス社(ドイツ)、アブリスト社(インドネシア)、12月ハイアール・グループ(中華人民共和国)と業務提携

2012年(平成24年)3月 - 介護付有料老人ホームを運営する株式会社サンビナス立川の過半数の株式を取得し、介護施設運営事業へ進出

2012年(平成24年)6月 - オイロパ社(ポーランド)、7月ワルタ社(ポーランド)の株式を27%取得

2013年(平成25年)7月 - タイライフ社(タイ王国)と戦略提携

2016年(平成28年)3月 - スタンコープ社(アメリカ合衆国)を買収、完全子会社化

系列 明治安田生命新宿ビル(旧・安田生命本社)

同社は、三菱金曜会三菱広報委員会の会員企業であり[1][2]、芙蓉会の幹事役でもある。

存続会社が明治生命保険であるのと、芙蓉グループが属するみずほグループには他にも生命保険会社がある(第一生命保険富国生命保険朝日生命保険)ため、三菱グループ系とみなされることが多く、現に三菱東京UFJ銀行とは中小企業分野における業務提携を行っている[3]。だが、一方でみずほフィナンシャルグループ(旧富士銀行)、第一生命保険損害保険ジャパン日本興亜(旧安田火災海上保険→損害保険ジャパン)と共同で新入学児童への黄色いワッペンと称する交通安全ワッペンの配布活動[4] を行うなど、芙蓉グループとのつながりも依然として強い。

このように、三菱UFJフィナンシャル・グループと、みずほフィナンシャルグループの両方に結び付きをもつため、両行において明治安田生命保険の保険商品が販売されている。独立系だが三和グループと関係の深い日本興亜損害保険(現・損害保険ジャパン日本興亜)と親密であったが、東京海上日動火災保険(三菱グループ東京海上火災保険芙蓉グループ日動火災海上保険が合併)と提携しており、2011年から同社の保険商品を取り扱っている。

子会社に明治安田損害保険(2005年に明治損害保険と安田ライフ損害保険が合併)があるが、法人向けに特化している。1996年保険業法改正で生損保の相互参入が認められ、「損保系生保」が相次いで設立された一方、「生保系損保」も続々誕生した。ところが現在、大手生保グループの一翼を担うのは同社傘下の明治安田損害保険のみである。他に、2001年に安田生命とイギリスのダイレクトグループの共同出資による安田ライフダイレクト損害保険も設立されたが、こちらは2004年日本興亜損害保険へ譲渡し、そんぽ24損害保険となった。
歴史

前身会社である明治生命保険も安田生命保険も長い歴史を持ち、共に明治初期の創業である。明治生命保険は1881年(明治14年)7月9日に日本最初の生命保険会社として設立された。一方の安田生命保険も1880年(明治13年)に日本最古の生命保険組織として結成された共済五百名社をその起源としている。


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