安房鴨川駅
駅舎(2022年2月)
あわかもがわ
Awa-Kamogawa
所在地千葉県鴨川市横渚952.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度6分27.3秒 東経140度6分13.7秒 / 北緯35.107583度 東経140.103806度 / 35.107583; 140.103806
安房鴨川駅(あわかもがわえき)は、千葉県鴨川市横渚にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
概要ミニ鴨川シーワールド水槽(2018年6月)
線路は繋がっているが、内房線と外房線それぞれの終着駅である。そのため、当駅から発車する列車は上りしか存在しない。1997年(平成9年)頃までは両路線を相互に直通(当駅を経由)する普通列車が設定されており、急行列車は1975年(昭和50年)3月まで両路線を循環運転していた。両路線の相互直通を頻繁に行うと、車両の向きが容易に反転する不都合が起きるため、一時期、定期列車は内房線・外房線共に全て当駅にて折返しを行っていたが、2021年3月13日ダイヤ改正で当駅を経由して直通運転する列車が復活している[4]。なお、内房線にあたる区間が北条線として先に当駅まで開業し、外房線にあたる区間は後から当駅に乗り入れたため、当駅の所属線も内房線となっている[5]。
内房線は普通列車のみだが、外房線は普通列車の他特急「わかしお」も当駅まで来ている。また「わかしお号」は鴨川シーワールドの無料送迎バスと接続をするダイヤが設定されている。「わかしお」の一部は当駅から勝浦駅までの区間を普通列車として運転する。なお普通列車は一部を除き内房線、外房線相互の上り列車を対面接続する。
また、2007年(平成19年)に開催された「ちばデスティネーションキャンペーン」では、多数の臨時列車が当駅に発着した。鴨川シーワールドの最寄り駅であることから、2013年(平成25年)1月12日より、地域とJR東日本、鴨川シーワールドが連携して鴨川の観光をアピールするため、熱帯の海の魚を展示する水槽を駅改札の隣に設置している[6]。水槽は高さ2.1メートル、直径1.3メートルの円柱型[6]。海洋の熱帯魚21種130匹が泳いでいる[6]。
歴史当駅前における、房総東西線全通祝賀式(1929年)
1925年(大正14年)7月11日:鉄道省北条線(現・内房線)の駅として開設[1]。
1929年(昭和4年)4月15日:房総線の安房鴨川延伸により北条線を房総線に編入[1]。房総線の駅となる[1]。
1933年(昭和8年)4月1日:房総線が当駅で房総西線と房総東線に分割される[1]。房総西線所属駅となる。
1972年(昭和47年)7月15日:路線名称変更により、房総西線が内房線[7]、房総東線が外房線となる[8]。
1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱廃止[5]。
1984年(昭和59年)2月22日:昭和天皇、香淳皇后の千葉県行幸啓に合わせて原宿駅発、安房鴨川駅着のお召し列車が運転[9]。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[5]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[7][8]。
1988年(昭和63年)4月14日:東西自由通路跨線橋開通[10]。
1989年(平成元年)3月25日:西口駅前ロータリー完成。西口開発へ。
2006年(平成18年)8月:駅舎改装。
2008年(平成20年)1月24日:構内跨線橋とホームを結ぶエレベーターの使用を開始[11]。
2009年(平成21年)
3月3日:自由通路の跨線橋のエレベーターを使用開始[12]。
3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[13]。東京近郊区間に組込まれる[13]。自動改札機と指定席券売機を導入。
3月:駅待合室改良。
2012年(平成24年)4月:西口ロータリー整備完了[14]。
2023年(令和5年)
1月31日:みどりの窓口の営業終了[15]。