一般国道自動車専用道路
(有料)
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E67 安房峠道路
国道158号 バイパス
路線延長5.6 km
開通年1997年(平成9年)
起点高山市
終点松本市
接続する
主な道路
(記法)国道158号
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路
安房峠道路 平湯料金所(2008年撮影)
安房峠道路(あぼうとうげどうろ)は、高規格幹線道路中部縦貫自動車道(国道158号)のうち、長野・岐阜県境の安房峠直下で短絡している自動車専用道路である。
5.6キロ (km)のうち大半の区間を安房トンネル (4.4 km) と湯ノ平トンネルが占めている。中日本高速道路(NEXCO中日本)が一般有料道路として管理している。
概要
起点 : 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
終点 : 長野県松本市安曇中ノ湯
全長 : 5.6 km
規格 : 第1種第3級
設計速度 : 80 km/h
車線 : 暫定2車線 設計4車線
償還完了予定 : 2049年3月30日[1]
北アルプスを越えて岐阜県と長野県を結ぶ道路が少なく、国道158号現道の安房峠は大型車のすれ違いが困難なため、安房峠道路の開通以前の現道は観光客の多い時期には通過に5時間以上(長い時には8時間)かかることもあったほか、冬季は積雪により通行できなかった。その安房峠越えをわずか5分に短縮させた。
現地調査から33年・着工から18年の歳月を費やして開通した。当初は2005年度末に開通する予定であったが、1998年長野オリンピックに間に合わせるべく急ピッチで工事が進められ、1997年12月に開通。これにより、岐阜県飛騨地方と長野県の間が年間を通して行き来できるようになった。
日本道路公団の民営化の際、採算性の問題から国土交通省が地元自治体への無償譲渡を検討していたが、譲渡後の維持・管理費用の増大を理由に自治体が拒否したため、債務・道路資産はそのまま日本高速道路保有・債務返済機構に引き継がれ、中日本高速道路が管理することとなった。
中部縦貫自動車道は本区間の前後が事業化する前の段階(基本計画区間)であるため、当分の間は高速道路としては孤立した状態が続く。 2023年5月現在の通行一回当たりの料金額は以下の通り[10]。
沿革
1989年(昭和64年/平成元年) : 高規格幹線道路中部縦貫自動車道の一部になる。
1992年(平成4年)11月 : 湯ノ平トンネル貫通。
1995年(平成7年)4月 : 安房トンネル貫通。
1997年(平成9年)
12月5日 : 道路工事完了[2]。
12月6日 : 供用開始[3]。
2010年(平成22年)
4月1日 : ETCカード・クレジットカードへの対応開始。
6月28日 : 無料化社会実験開始[4]。
2011年(平成23年)6月19日 : 無料化社会実験終了[5]。
2012年(平成24年)12月6日 : ETC専用レーン(一旦停止型)の運用開始。
2014年(平成26年)9月30日 : 回数券の利用を停止[6]。
2019年(平成31年/令和元年)9月4日:国土交通省が中部縦貫道(安房峠道路)の暫定2車線区間のうち、中ノ湯IC - 平湯IC間の全線を10 - 15年後を目処に4車線化する優先整備区間に選定する方針を発表[7][8][9]。
料金
軽自動車等 : 630円