守り人シリーズ
[Wikipedia|▼Menu]

守り人シリーズ
ジャンル
ファンタジー
小説
著者上橋菜穂子
イラスト二木真希子
佐竹美保
中川悠京
出版社偕成社

その他の出版社
新潮社

レーベル偕成社ワンダーランド
偕成社ポッシュ
新潮文庫
刊行期間1996年(平成8年)7月 - 2018年11月
巻数全14巻
ラジオドラマ:精霊の守り人 / 闇の守り人
脚本丸尾聡
演出真銅健嗣
放送局NHK-FM
番組青春アドベンチャー
発表期間(精霊の守り人)2006年8月7日 - 18日
(闇の守り人)2007年4月16日 - 27日
収録時間各回15分
話数各10話
アニメ:精霊の守り人
原作上橋菜穂子
監督神山健治
脚本神山健治、菅正太郎
櫻井圭記、岡田俊平、檜垣亮
キャラクターデザイン麻生我等
音楽川井憲次
アニメーション制作Production I.G
製作「精霊の守り人」製作委員会
放送局NHK-BS2
放送期間2007年4月7日 - 9月29日
話数全26話
ドラマ:精霊の守り人
(無印→悲しき破壊神→最終章)
原作上橋菜穂子
無印
『精霊の守り人』
『流れ行く者』
悲しき破壊神
『神の守り人〈来訪編・帰還編〉』
『蒼路の旅人』
『天と地の守り人〈第一部〉』
最終章
『闇の守り人』
『天と地の守り人〈第二部・第三部〉』
脚本大森寿美男
演出無印
片岡敬司NHKエンタープライズ
悲しき破壊神
加藤拓
中島由貴
西村武五郎
最終章
片岡敬司
一色隆司
樋口真嗣
制作NHK
放送局NHK総合テレビ
放送期間2016年3月19日 - 4月9日(無印)
2017年1月21日 - 3月25日(悲しき破壊神)
2017年11月25日 - 2018年1月27日(最終章)
話数全22回+外伝1話
(無印:4話、悲しき破壊神・最終章:各9話)
その他外伝は2016年12月3日に放送開始。

漫画
漫画:精霊の守り人
作者藤原カムイ
出版社スクウェア・エニックス

その他の出版社
朝日新聞出版

掲載誌月刊少年ガンガン
レーベルガンガンコミックス
ガンガンコミックスデラックス(愛蔵版)
朝日コミック文庫
発表号2007年4月号 - 2008年8月号
巻数全3巻
話数全16話
漫画:ジン?アニメ精霊の守り人外伝?
原作・原案など中江美紀
作画麻生我等
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌ヤングガンガン
レーベルヤングガンガンコミックス
発表号2008年9号 - 17号
巻数全1巻
話数全8話
漫画:闇の守り人
原作・原案など上橋菜穂子
作画結布
出版社朝日新聞出版
掲載誌Nemuki+
レーベルNemuki+コミックス
発表号2014年9月号 - 2018年1月号
発表期間2014年8月12日 - 2017年12月13日
巻数全3巻
話数全19話

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ
ポータル文学ドラマ漫画アニメ

守り人シリーズ(もりびとシリーズ)は、上橋菜穂子による異世界ファンタジー小説のシリーズ作品である。外伝とガイドブックを含め全14巻。
概要

児童文学として出版されたが、大人にも好まれるなど、ファンの年齢層は幅広い。短槍使いバルサが主人公の物語は題名に「?の守り人」と付き、皇子チャグムが主人公の物語は題名に「?の旅人」と付く。両物語は最終話(天と地の守り人)で合流する。

上橋はイメージによる着想で物語が始まるので、この時は、レンタルビデオの洋画の予告編で見た、炎上するバスから子供を抱えたおばさんが脱出するシーンから槍を担いだバルサのイメージが湧いたと述べている[1]

編集者に提案したが、当時の児童文学は一般的に子供が主人公なのに対し、30歳の女用心棒を主人公とする本作は型破りなので当初は抵抗を受けたが理解を得て出版された。シリーズ全般の作風には上橋自身による中央アジアの生活と民俗の見聞が影響している。

2006年(平成18年)8月から、NHK-FM「青春アドベンチャー」枠で『精霊の守り人』のラジオドラマが放送された。2007年4月より同作品の再放送と共に『闇の守り人』も放送された。

2007年3月より「月刊少年ガンガン」にて『精霊の守り人』の漫画版が藤原カムイの手で連載され、全3巻にて完結する。同年の4月より同作のアニメ版が放送された。2008年4月[2]より「ヤングガンガン」にて『ジン?アニメ精霊の守り人外伝?』が連載された。2014年8月[3]から「Nemuki+」で『闇の守り人』の漫画版が結布作画で連載。

2016年3月19日から3年にわたってNHKの手でシリーズが実写ドラマ化された[4][5]
世界観

この作品の世界には、目に見える人間の世界(サグ)と目に見えない精霊の世界(ナユグ)がある。この二つの世界は同じ時、同じ場所に重なって存在する。呪術師は呪術によってナユグを見たりそこの生き物と話したりできる。また、ごく一部の人間(主に子供)は、呪術を用いなくてもナユグが見えることがある。まれにサグとナユグの交わる場所があり、カンバルの山の底、青霧山脈の谷間などがそうである。

物語に主に登場する国は、新ヨゴ皇国、カンバル王国、サンガル王国、ロタ王国の四国だが、後半になると海の向こうの大国であるタルシュ帝国およびそれに征服された枝国(属国)も登場する。言語は国によって異なり、国によって宗教も異なる。
書誌情報
小説

偕成社版『?の守り人』、『流れ行く者』、『炎路を行く者』収録「十五の我には」には二木真希子の挿絵、『?の旅人』、『炎路を行く者』収録「炎路の旅人」、『風と行く者』には佐竹美保の挿絵が収録されている。新潮社版『?の守り人』、『?の旅人』及び『風と行く者』には中川悠京による地図が収録。

タイトル単行本〈偕成社ワンダーランド〉軽装版〈偕成社ポッシュ〉文庫版〈新潮文庫〉備考
精霊の守り人1996年07月、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-03-540150-12006年11月、ISBN 4-03-750020-52007年03月、ISBN 978-4-10-130272-0野間児童文芸賞新人賞受賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
闇の守り人1999年01月、ISBN 4-03-540210-92006年11月、ISBN 4-03-750030-22007年06月、ISBN 978-4-10-130273-7日本児童文学者協会賞受賞
夢の守り人2000年05月、ISBN 4-03-540230-32007年07月、ISBN 978-4-03-750040-52007年12月、ISBN 978-4-10-130274-4


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:159 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef