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出典検索?: "宇高国道フェリー"
宇高国道フェリー株式会社
Utaka Kokudo Ferry Company, Limited宇野港の乗り場
種類株式会社
本社所在地 日本
〒760-0031
香川県高松市北浜町1番1号
設立1961年
業種サービス業
法人番号7470001000648
事業内容レジャー施設の運営
旅客及び車両航送業(休止中)
代表者加藤芳宏(代表取締役社長)
資本金1億円
従業員数83人(男81人、女2人)
外部リンク ⇒http://www.utaka.co.jp/
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宇野港の宇高国道フェリー専用バース高松港の宇高国道フェリー乗り場(右奥)
宇高国道フェリー株式会社(うたかこくどうフェリー)[1]は、現在サービス業を主軸としている日本の企業。本来は企業名の示す通り宇高航路を主軸とする海運会社だったが、2012年に航路の休止届を出しており海運業者としては休業状態にある。本社は香川県高松市北浜町1番1号。廃止されたJR四国(旧・国鉄)の宇高連絡船は「うこう」と呼称していたが、宇高国道フェリーは海上保安庁の呼称に従い[2]「うたか」としている。 1961年設立、それまで四国自動車航送(現・四国フェリー)、日通フェリーの二社が貨物フェリーを運航していた、国道30号の海上区間を成す岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市にある高松港を結ぶ宇高航路に、初めての旅客フェリーとして、同年8月11日運航を開始した[3]。その後順調に運航を続け、1980年代には総トン数1,000t前後のフェリー8隻によって、24時間運航・一日68往復のダイヤに至っていた[4]。 1988年の瀬戸大橋開通後は減船とともに、699t[5]の新造船で船型を統一するなどの合理化が行われたが、2008年までは一日50往復のダイヤが維持された。2008年4月から、国道フェリー株式会社[6]に航路を全面移管し、船舶運航事業から撤退した。一方、同航路の移管を受けた国道フェリー株式会社は、「宇高国道フェリー」という航路名称をそのまま引き継いで運航をおこなっていた。同航路においては、瀬戸大橋との対抗上、乗用車については往復割引・回数券・コンビニエンスストアでの割引乗船券を発売するなどの様々なサービスが行われていたが、利用者の減少から2012年10月17日の運航を以って運休となった。なお、国道フェリー株式会社は2021年に清算されており、法人格が消滅している。 以下は休止時点での運航概要である。 創業以来宇野-高松間の航路のみを運航してきたが、第二航路として詫間(三豊市) - 水島(倉敷市)の開設を検討していた時期があった。最終的に航路開設は実現しなかったが、その名残として現在も詫間に「宇高国道フェリー 詫間-水島 仮営業所」の看板を上げた建物が残っている。
概要
航路
宇高航路
運航区間:高松港(香川県高松市) - 宇野港(岡山県玉野市)
運航本数:フェリー13往復(6 - 21時台、概ね1 - 2時間毎)
所要時間:約60分
最盛期は「昼も夜も19分ごと」のキャッチフレーズで、前述の通り、24時間/68往復の運航であった。2012年6月3日のダイヤ変更で24時間運航をとりやめ、深夜は運航しなくなった。深夜時間帯の宇高航路は四国フェリーのみの運航[7]となったが、四国フェリーも2014年7月で深夜便を廃止している。
船舶こんぴら丸 - 宇野港たかまつ丸 - 高松港こくどう丸 - 宇野港
休止時点での就航船舶
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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