宇都宮駅
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この項目では、東日本旅客鉄道(JR東日本)の宇都宮駅について説明しています。東武鉄道宇都宮線の駅については「東武宇都宮駅」を、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅については「宇都宮貨物ターミナル駅」をご覧ください。

宇都宮駅
西口(2018年2月)
うつのみや
Utsunomiya


所在地栃木県宇都宮市
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
宇都宮ライトレール
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東口(2009年1月)

宇都宮駅(うつのみやえき)は、栃木県宇都宮市川向町(かわむこうちょう)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)および日本貨物鉄道(JR貨物)のである[1][2][3][4]事務管コードは▲411012[5]

当駅に隣接する2023年(令和5年)8月開業予定の宇都宮ライトレールの宇都宮駅東口停留場(うつのみやえきひがしぐちていりゅうじょう)についても記述する。
乗り入れ路線

所属路線は、東北本線(宇都宮線)、日光線烏山線東北新幹線山形新幹線および秋田新幹線である[3][6][7][8][9][10]。なお、正式な線路名称上では東北新幹線は東北本線に包括され、山形新幹線、秋田新幹線という線路名称は存在しない[11]。また2002年の東北新幹線八戸延伸開業以降、秋田新幹線は全列車が当駅を通過する。

当駅は1885年(明治18年)7月16日に日本鉄道第二区線の駅として開業、1890年(明治23年)6月1日には同じく日本鉄道が宇都宮駅から日光に至る支線を開業し、国有化後の1909年(明治42年)10月12日、日本鉄道第二区線および日光に至る支線の線路名称はそれぞれ東北線および日光線と制定された。その後、国有鉄道時代の1982年(昭和57年)6月23日には東北新幹線の開業と同時に東北新幹線の駅となり、分割民営化され東日本旅客鉄道に継承された後の1990年(平成2年)3月10日には上野 - 黒磯間に宇都宮線の愛称が付けられた[11][12][13][14][15]

現在、当駅には在来線の宇都宮線列車(上野駅発着、上野東京ライン[注釈 1]湘南新宿ライン[注釈 2]黒磯駅発着など)、日光線列車、烏山線列車、東北新幹線「やまびこ」「なすの」、山形新幹線「つばさ」が発着し、在来線の列車はほぼ全ての列車において当駅が始発、終着駅となっている[3][11][16][17]
歴史
宇都宮駅 2代目駅舎 駅周辺の空中写真(1975年2月)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1885年明治18年)7月16日日本鉄道第二区線の駅として開業、第二区線の終着駅となる[12][18]。当時、栗橋駅 - 中田仮駅間の利根川架橋が未了の状態で開業したため、この間は連絡船が結んでいた。翌1886年(明治19年)6月に利根川橋梁が完成し、上野から宇都宮までが全通した[12][19]

線路は当時の宇都宮市街を避けて設置され、駅は田川を挟んで対岸に設けられた。現在も駅舎及び交通・商業複合設備は線路西側にある。日本初とされる駅弁おにぎり2個にたくあんが添えてあるもの)が販売される[12][20][21]


1886年(明治19年)10月1日:日本鉄道第二区線として宇都宮駅 - 那須駅(現・西那須野駅)間を延伸[19]

1890年(明治23年)6月1日:現在の日光線にあたる路線が、日本鉄道により今市駅まで開通(のち日光まで延伸)[22]

1902年(明治35年)4月1日:2代目の駅舎(2階建て)に改築[23]。この駅舎は京都鉄道二条駅の駅舎の模範にされた[24]

1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化される[12][18][19][22]

1909年(明治42年)10月12日線路名称制定により東北本線の所属となる。日光方面の支線は日光線と命名[12][19][22]

1910年(明治43年)10月15日:建設中の大日本製粉宇都宮工場を日清製粉が買収し、宇都宮駅鉄道引込線使用契約を締結[25]

1925年大正14年)12月27日:駅舎の改築工事着工[23]


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