宇都宮線
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東武鉄道の鉄道路線については「東武宇都宮線」をご覧ください。
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宇都宮線

宇都宮線を走るE233系3000番台
東大宮駅 - 蓮田駅間、2021年2月)
基本情報
通称上野東京ライン(東京 - 宇都宮間)[注 1]
湘南新宿ライン(赤羽 - 宇都宮間)[注 2]
いずれも宇都宮線を走行する運行系統の名称
日本
所在地東京都埼玉県茨城県栃木県
種類普通鉄道在来線幹線
起点東京駅
終点黒磯駅
駅数34駅
経由路線東北本線
電報略号トホホセ
路線記号JU(東京 - 大宮間)
開業1883年7月28日
所有者東日本旅客鉄道(JR東日本)
運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
車両基地小山車両センター
国府津車両センター
使用車両使用車両を参照
路線諸元
路線距離163.5 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
閉塞方式複線自動閉塞式
保安装置ATS-P
最高速度120 km/h(優等列車)
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宇都宮線(うつのみやせん)は、東京都千代田区東京駅から栃木県宇都宮市宇都宮駅を経由して同県那須塩原市黒磯駅までの区間で、東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行する東北本線の列車運行系統の愛称である[注 3]

「宇都宮線」の愛称が設定されたのは1990年平成2年)3月10日[2]、それまで「東北線」と案内されていた区間を中心とした区間を走行し、東京駅 - 日暮里駅(通過)間と赤羽駅 - 黒磯駅間は東北本線を、日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅間は東北本線尾久支線を経由する。駅ナンバリングで使われる路線記号はJU(東京駅 - 大宮駅間)。
概要

宇都宮線は、首都東京埼玉県南部・北東部、茨城県古河周辺と主に栃木県宇都宮以南、さらに那須周辺[注 4] までの北関東地域を縦貫する、首都圏通勤輸送・地域間輸送を担う路線の一つである。「宇都宮線」と呼ばれる区間は、東北本線列車線直流電化区間(東京駅 - 黒磯駅間〈尾久駅経由〉)と一致する。全区間が旅客営業規則の定める「東京近郊区間」内、およびIC乗車カードSuica」の首都圏エリアに含まれる。このうち東京駅 - 大宮駅間は電車特定区間となっており、区間外よりも割安な運賃設定となっている。また、同区間には高崎線からの列車が乗り入れている。ラインカラーは首都圏地区の東海道線や高崎線と同様、車体色の一部に用いられているオレンジ(■)で案内されている[注 5]

起点は東京駅であるが、2015年上野東京ラインが開業する以前は実質的なターミナル駅は古くから北の玄関口とされた上野駅であった[3]2022年3月のダイヤ改正により、宇都宮駅を境に南北で運転系統を分離したため、黒磯駅から東京方面に直通する列車は存在しない[4]

上野東京ラインにより、栃木県の宇都宮駅以南、茨城県古河周辺、埼玉県南部・北東部と丸の内大手町八重洲のある東京駅、さらに東京駅から東海道線に直通して新橋品川川崎横浜のほか、藤沢茅ヶ崎平塚などの湘南地域や、小田原湯河原、そして熱海伊東などの伊豆方面を直結している。また宇都宮駅以南では、大宮駅から新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ラインの列車が運行されており、東京副都心池袋新宿渋谷や、横浜・鎌倉逗子などの神奈川県の各都市にも直結している。

宇都宮線区間に所在する宇都宮貨物ターミナル駅日本貨物鉄道(JR貨物)による1,200トン級コンテナ貨物列車が運行される北限であり、当駅と名古屋貨物ターミナル駅福岡貨物ターミナル駅広島貨物ターミナル駅間を結ぶ毎日2.5往復が1,200トンコンテナ貨物列車で運行されているほか、当駅と南関東沿岸部の各駅間には石油貨物列車が多数設定されている。また、宇都宮線区間には首都圏と東北北海道間を結ぶコンテナ貨物列車が多数往来しており、中には西日本から東北・北海道に直通する長距離コンテナ貨物列車もある。

宇都宮線には、東京都台東区から埼玉県川口市にかけては東京都道・埼玉県道58号台東川口線東京都道306号王子千住夢の島線国道122号が、川口市からさいたま市にかけては埼玉県道35号川口上尾線国道17号国道463号埼玉県道65号さいたま幸手線埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線が、さいたま市から久喜市にかけては埼玉県道3号さいたま栗橋線国道125号が並行している。久喜市(旧北葛飾郡栗橋町)以北は、ほぼ全区間にわたり国道4号が並行している。
名称について


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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