宇宙戦艦ヤマトシリーズ(うちゅうせんかんヤマトシリーズ)は、1974年 - 1975年に放送されたテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を嚆矢とし、架空の宇宙船である「宇宙戦艦ヤマト」の乗員の活躍を描いた一連のサイエンス・フィクション作品群である。
第1作としての「宇宙戦艦ヤマト」に続き、続編としての劇場用映画、テレビシリーズおよびスペシャル、リメイク作品としてのテレビシリーズ、関連企画としての小説版・コミック版などが製作されている。各作品の詳細についてはそれぞれの項目を参照のこと。 日本以外の国々でも、第1作「宇宙戦艦ヤマト」と劇場版「宇宙戦艦ヤマト」を再編集して各国語に吹き替えたものが公開されている。アメリカの劇場版『Space Cruiser Yamato』(1977年)とテレビアニメ版『STAR BLAZER』(1979年)、韓国の『宇宙戦艦V号』(????V?、1981年)、香港の『太空奇艦』、台湾の『宇宙戰艦』などがある。 オリジナル版リメイク版
アニメ
テレビアニメシリーズ
オリジナルシリーズ
『宇宙戦艦ヤマト』1974年10月6日 - 1975年3月30日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話
『宇宙戦艦ヤマト2』1978年10月14日 - 1979年4月7日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話
『宇宙戦艦ヤマトIII』1980年10月11日 - 1981年4月4日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全25話
リメイク版シリーズ
『宇宙戦艦ヤマト2199』2013年4月7日 - 9月29日 MBS製作・TBS系列 全26話
第1作『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』2018年10月5日 - 2019年3月30日 テレビ東京系列(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知)
『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編で、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイク版。
劇場アニメ映画
オリジナルシリーズ
『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開。
内容はテレビアニメ版『宇宙戦艦ヤマト』の総集編。
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開。
『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開。
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開。
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』東宝(通常版)、2009年12月12日公開。クロックワークス(ディレクターズカット版)、2012年1月28日公開。
リメイク版シリーズ
『宇宙戦艦ヤマト2199』第一章、2012年4月7日公開。第二章、6月30日公開。第三章、10月13日公開。第四章、2013年1月12日公開。第五章、4月13日公開。第六章、6月15日公開。第七章、8月24日公開。
テレビアニメ版『宇宙戦艦ヤマト2199』を、テレビ放送に先立って劇場公開したもの(ODS作品)。
『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』2014年10月11日公開。
『宇宙戦艦ヤマト2199』の総集編。
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』2014年12月6日公開。
『宇宙戦艦ヤマト2199』のサイドストーリー。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章、2017年2月25日公開。第二章、6月24日公開。第三章、10月14日公開。第四章、2018年1月27日公開。
テレビアニメ版『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』を、テレビ放送に先立って劇場公開したもの(ODS作品)。
『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』2021年6月11日公開。
1969年の宇宙探索から始まり、新規作画で映像化された第一次・第二次火星沖海戦などを描いたドキュメンタリータッチの総集編映画。『宇宙戦艦ヤマト2199』から『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の結末までが、真田の視点で古代を中心人物としてまとめられている。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』「前章 -TAKE OFF-」、2021年10月8日劇場公開。「後章 -STASHA-」、2022年2月4日劇場公開。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の続編。テレビアニメスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』のリメイク版であるが、『宇宙戦艦ヤマトIII』の前日譚の要素も含む。
『ヤマトよ永遠に REBEL3199』
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の続編。『ヤマトよ永遠に』のリメイク版であるが、『宇宙戦艦ヤマトIII』の要素も含む。舞台設定は西暦2207年であり、タイトルとは異なる[1]。全七章構成で「第一章 黒の侵略」が2024年7月19日公開予定[2]。
テレビアニメスペシャル
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』1979年7月31日放送 フジテレビ系列(1981年3月14日に劇場公開) 『宇宙戦艦ヤマト2』と『ヤマトよ永遠に』の間をつなぐ内容。
『宇宙戦艦ヤマトII ヤマトよ永遠なれ!(後に『宇宙戦艦ヤマト2 総集編』に改題)』1979年10月6日 読売テレビ製作・日本テレビ系列 『宇宙戦艦ヤマト2』の総集編として同作品を再編集し、一部音楽の差し替え、アフレコの追加などを行ったもの。
『宇宙戦艦ヤマトIII 太陽系の破滅』1983年12月28日 日本テレビ系列『水曜ロードショー』枠で放送。 『宇宙戦艦ヤマトIII』の総集編。
OVA
『ヤマトわが心の不滅の艦 宇宙戦艦ヤマト胎動篇』 『YAMATO2520』および『宇宙戦艦ヤマト 復活編』のメイキング&プロローグビデオ。 石原慎太郎と西崎Pが小林誠が製作した大型ヤマトの模型を見ながら語りあうシーンがある。
『YAMATO2520』(第3巻で中断したため、未完)
海外吹き替え版
『STAR BLAZERS The Quest for Iscandar』
アメリカ版『宇宙戦艦ヤマト』
『STAR BLAZERS THE COMET EMPIRE』
アメリカ版『宇宙戦艦ヤマト2』
『STAR BLAZERS THE BOLAR WARS』
アメリカ版『宇宙戦艦ヤマトIII』
アニメ作品間の時系列「宇宙戦艦ヤマトシリーズの年表」も参照
西暦タイトル・解説西暦タイトル・解説
2199年(1) テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』(2) 劇場版『宇宙戦艦ヤマト』2199年(11) テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』
(12) 劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』
ガミラス帝国の侵略に立ち向かい、14万8千光年の彼方のイスカンダルへ放射能除去装置コスモクリーナーDを求めて、250年の眠りからよみがえったヤマトが宇宙戦艦となって旅立つ。