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『宇宙刑事 NEXT GENERATION』(うちゅうけいじ ネクストジェネレーション)とは、宇宙刑事シリーズのオリジナルビデオ作品。『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』と『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』の全2巻。2巻共東映Vシネマの作品である。 映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で復活した宇宙刑事シリーズの世界観を活かした平成宇宙刑事シリーズの第2弾[1]。タイトルに「NEXT GENERATION」とあるように、『宇宙刑事シャリバン』と『宇宙刑事シャイダー』の次世代の宇宙刑事の活躍を描いており、『ギャバン THE MOVIE』で登場した日向快 / 二代目シャリバンと烏丸舟 / 二代目シャイダーが主人公を務め、『ギャバン THE MOVIE』の主人公である十文字撃 / ギャバンtypeGも登場する。オリジナルシリーズからも『シャリバン』の伊賀電 / 初代宇宙刑事シャリバン役の渡洋史、『シャイダー』のヒロイン・アニー役の森永奈緒美、宇宙刑事シリーズ3作品に登場する大山小次郎役の鈴木正幸が当時と同じ役で出演し、故人である沢村大 / 初代宇宙刑事シャイダー役の円谷浩も写真で登場している[2]。歴代主題歌を担当した歌手の串田アキラも端役で出演する[3]。 脚本は宇宙刑事シリーズ復活の先駆けとなった『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』を手掛けた荒川稔久が担当し、本作品では主題歌の作詞も行った[4]。監督・アクション監督の坂本浩一は宇宙刑事シリーズに携わるのは初めてであるが、『仮面ライダーW RETURNS』『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』といったスピンオフVシネマやリメイクキャラクターの登場する作品を担当してきた経験が本作品で活かされている[5]。 発売に先立ち上映イベントも行われ、2014年9月7日に東京・虎ノ門、9月13日に福岡・博多、9月14日に大阪・梅田、9月15日に愛知・名古屋で順次行われた[6]。また上映イベント初日の9月7日には、メインキャストと監督の坂本浩一らがイベント後に行われたニコニコ動画のニコニコ生放送での特番にも引き続き出演し、『シャリバン』と『シャイダー』のテレビシリーズ冒頭5話の無料配信も行われた[7]。 監督の坂本浩一は映画『俺たち賞金稼ぎ団』[8]の製作中、同作品のような特撮OBを集めた作品を再び制作したいという東映ビデオプロデューサーの中野剛から要望され、当時手の空いていた東映プロデューサーの塚田英明と組んで企画立案を開始した[9]。当初は、『スーパーヒロイン大戦』[10]というまったく別の企画を予定していたが、塚田と東映ビデオとの打ち合わせで宇宙刑事シリーズの新作を制作する運びとなり、かねてから宇宙刑事シリーズを撮ることを希望していた坂本もこれを快諾した[5][9]。脚本の荒川稔久は、塚田からの指名で参加した[出典 1]。なお、『スーパーヒロイン大戦』のアイデアは、本作品のキャラクターも登場する『ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO』という形で実現している[11]。 日向快と烏丸舟は『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』と『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』の2作品に登場していたが、それぞれキャラクター性は掘り下げられていなかったため、その肉付けが課題となった[5]。シャリバンでは熱さ、シャイダーでは明るさとパートナーとの関係性など旧作の主人公のイメージを踏襲し[4]、坂本はそれぞれのキャラクターをブルース・リーとジャッキー・チェンに例えている[5]。また、シャイダーに関しては『コブラ』のコブラや『シティーハンター』の冴羽?も例に挙げている[12]。 『爆竜戦隊アバレンジャー』の出演者である西興一朗・富田翔・西島未智の出演は、『爆竜戦隊アバレンジャー 10 YEARS AFTER』が諸事情で制作に至らなかったことに因む[13]。 大山小次郎の登場は、荒川が『ゴーカイジャーVSギャバン』の脚本でも描写していたが、実現していなかった[4]。
概要
企画経緯
ストーリー
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