宇宙兄弟
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、漫画・テレビアニメ・映画について説明しています。お笑いコンビについては「宇宙兄弟 (お笑いコンビ)」をご覧ください。

宇宙兄弟
ジャンルストーリー漫画
漫画
作者小山宙哉
出版社講談社
掲載誌モーニング
レーベルモーニングKC
発表号2008年1号 -
発表期間2007年12月6日 -
巻数既刊43巻(2023年9月現在)
アニメ
原作小山宙哉
監督渡辺歩
シリーズ構成上江洲誠(第1話 - 第20話)
加藤陽一(第21話 - 第99話)
キャラクターデザイン薮野浩二
メカニックデザイン渡辺浩二
音楽渡辺俊幸
アニメーション制作A-1 Pictures
製作ytv、A-1 Pictures
放送局読売テレビ・日本テレビ系列
放送期間2012年4月1日 - 2014年3月22日
話数全99話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『宇宙兄弟』(うちゅうきょうだい)は、小山宙哉による日本漫画講談社漫画雑誌モーニング』にて2008年1号(2007年12月6日発売)から連載されている。第56回小学館漫画賞一般向け部門、第35回講談社漫画賞一般部門受賞作品。2012年には実写映画およびテレビアニメ、2014年にはアニメーション映画が制作された。
概要

タイトルの通り、宇宙を題材にした漫画作品である。主人公である兄・南波六太および弟・日々人が、様々な問題に対して奮闘する様を描いている。

宝島社このマンガがすごい!2009」オトコ編にて2位、マンガ大賞においても2009年度、2010年度の2年連続で2位を受賞し、第34回講談社漫画賞選考会でも次点に選出された。これを受け、作者や出版社自身がこれを自虐ネタとし『宇宙兄弟』の新刊販売時、コミックスの帯に『2位獲得回数第1位 いつも「お・し・い」けど、最高に「おもしろい」!!』と印字して出版したことがある。その後、2011年に小学館漫画賞および講談社漫画賞を受賞している。2023年1月時点で電子版を含めた累計部数は3100万部を突破している[1]

2012年には実写映画が公開された。監督は森義隆が務め、小栗旬が主演に起用された。また、テレビアニメが2012年から2014年まで読売テレビ日本テレビ系列にて放送され、主題歌にスキマスイッチや作者の小山がファンであるユニコーンなどが起用された[2]
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2020年12月)

1巻

2006年7月9日[注 1]、謎のUFOを目撃した南波六太とその弟の日々人は、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合う。それから19年後の2025年、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、第1次月面長期滞在クルーの一員として、間もなく日本人初となる月面歩行者として歴史に名を残そうとしていた。一方兄の六太は、勤めていた会社の上司に頭突きをしたのでクビになってしまい、鬱屈した日々を送っていた。そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものであった。いつの頃からか、宇宙飛行士になることを諦めていた六太は、再び宇宙を目指すことを決意する。

2?5巻

1次試験、2次試験を終えた六太は3次試験までの間、日々人に呼ばれヒューストンに滞在する。そこで巷を騒がせていた強盗を偶然捕まえ一躍有名人となり、その評判がJAXAにも届いたことで無事2次試験を通過。各組5人で2週間を閉鎖空間で過ごす3次試験に挑む。JAXAから個別に出されるグリーンカード、秘密指令によって一時は疑心暗鬼に陥りながらも、共に問題を乗り越え結束を強めてゆく。最終日に合格者2人を自分たちで決める難題を、六太の組ではジャンケンで決めたものの、提案者の六太は落選した。その後JAXAからの追加合格者として、別組の北村絵名と受験当初からの友人の真壁ケンジ、そして六太の3名が選ばれ、最終審査までたどり着く。

なお、3巻「#26 3次元アリ」で、野口聡一宇宙飛行士を模する人物が、少年期の主人公2人から「なぜ人は宇宙へ行くのか」と問われた際に語る宇宙アリ(3次元アリ)の寓話は、実際に野口聡一氏が著者の小山宙哉氏に話したもの[3][4]

6?7巻

最終選考が行われるヒューストンへ再び飛んだ六太は、最終審査の合否が決定するまでの間に、日々人たちCES-51クルーを乗せたロケットの打ち上げを目撃した。日本中が見守る中、2026年3月8日、日々人は遂に月へと到着する。嬉しさのあまり何度も跳び跳ねる姿「ムーンジャンプ」、月面上で発した第一声「イエ?!!」は一大ブームとなる。

8?9巻

日本に戻った六太は、JAXAの星加から合格を告げられ、ケンジ、せりか、新田、北村の4名と共に宇宙飛行士候補生となる。一方、日々人は月での船外活動(EVA)のミッション中、クルーのダミアンと共に谷底に落ちる事故に遭う。NASAJAXA、そして六太の尽力により無事救出された日々人は、ダミアンを救助した功績により勲章を授与される。

10?13巻

六太たち候補生はアメリカへと渡り、NASAの訓練に参加する。訓練教官のビンセント・ボールドによって、僅か1年半で基礎訓練を終わらせる過密スケジュールが課せられ、砂漠でのサバイバル訓練、キャンサット(超小型衛星)作成、T-38A(N)での飛行訓練、水中での無重力訓練を行う日々が続く。その中で六太はパラシュート設計士のピコ・ノートンや、飛行訓練教官のデニールの目に留まり評価を得ていく。やがて日々人が月から帰還し、兄弟が幼い頃から世話になっていたシャロン博士により月面天測望遠鏡プロジェクトも進み始めるが、シャロンはALSを発症する。2027年、基礎訓練を終えた六太達はようやく宇宙飛行士として認定された。

14?15巻

六太は、多くの推薦状を得て国際宇宙ステーション(ISS)のバックアップクルーに選ばれたが、日々人と誓い合い、シャロンのプロジェクトにもつながる月面滞在クルーを目指す気持ちから、これを辞退。父の死因となったALSの新薬開発実験のため、一貫してISSを目指してきたせりかに譲る。代わりに、バギー事故の克服に頭を悩ませる月面基地局の開発部署へ配属される。そこで、以前務めていた会社とJAXAの協力を得て、月面ナビを発案した功績を認められ、NEEMO訓練への参加が決まる。一方、船外活動中の事故以来パニック障害(PD)を患っていた日々人はロシアへ渡り、イヴァンの下で密かにPD克服の訓練を始めたものの、訓練未了のままNASAに連れ戻され、閑職に追いやられてしまう。

16?17巻

ケンジと同組で参加したNEEMO訓練における月面基地の改良案を高く評価された六太は、ビンセント達CES-62のバックアップクルーに選ばれ、ケンジは選ばれなかった代わりに有人小惑星探査ミッションのメンバーに新田と共に選ばれる。その頃、密かにリハビリを続けていた日々人は、再び宇宙を目指すための試験に挑み、復帰を望むCES-51のクルーからの励ましもあって無事PDを克服する。そして六太は、曲者ぞろいのCES-62バックアップクルーたちと共に訓練を開始する。

18?20巻

CES-62バックアップクルーはリーダーにエディ・Jを加え、「ジョーカーズ」と名乗るようになり、六太はCES-62のキャプコムに選ばれる。一方、日々人の周囲は彼に冷たく、日々人は六太に「もう月に行けないかもしれない」と告白し、失踪する。六太はキャプコムの訓練に集中できなくなってしまうが、ビンスの家族やピコに支えられる。半年後、CES-62は打ち上げられる。その後、シャロン月面望遠鏡の建設や、せりかのISS搭乗が決定する。

21?24巻

ジョーカーズのCES-66アサインがプログラムマネージャーのゲイツに却下され、ジョーカーズは様々な手段でコスト削減案を提出、同時期にゲイツも過去を思い出し、ジョーカーズに対する態度を一転、ジョーカーズはCES-66にアサインされる。他にも、ケンジたちのミッションの発表、せりかたちの打ち上げ成功などいいニュースが続くなか、ジョーカーズのメンバー、カルロが失踪する。カルロは母国イタリアで父の最期を看取り、父に対する誤解を解消して帰国するが、バックアップクルーのモッシュがプライムクルーとなっていた。

25巻?
登場人物

「声 - ○○」は、テレビアニメ版の声優。「演 - ○○」は実写映画版の俳優。舞台版キャストは#人狼 ザ・ライブプレイングシアターの節を参照。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:263 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef