宇宙世紀の施設と地名(うちゅうせいきのしせつとちめい)では、ガンダムシリーズのうち宇宙世紀を舞台とした作品に登場する施設と地名について記述する。 ゲーム『機動戦士ガンダム戦記 (PlayStation 3)』及びそれを原作とする漫画『機動戦士ガンダム戦記U.C.0081 -水天の涙-』に登場するアラビア半島に存在する宇宙港。一年戦争ではオデッサの後方基地としてオデッサで生産された物資の打ち上げを担っていた。一年戦争末期に連邦軍に奪還されるも、U.C.0081年に勃発した水天の涙作戦においてジオン軍残党勢力に再奪取されインビシブルナイツを宇宙に送る拠点として使用される。 初出はPC-98用ゲーム『リターン・オブ・ジオン』で、ハマーン・カーン戦死の報を受けたアフリカのネオ・ジオン軍残党が宇宙へ撤退するために攻略する。 映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。インド大陸北部のガンジス川沿いに位置する都市[1]。宗教上の理由から宇宙移民の巡礼客なども訪れ、巡礼客に対する商売なども認められているが、基本的には居住が禁じられている[1]。劇中において家出中のクェス・パラヤがニュータイプになるための修行をしていた。 テレビ版『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」に登場するジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンが孤児と共に暮らす島。名称は便宜的なものであり、位置については東シナ海の孤島とする説と[2]、五島列島のどこかとする説がある[3]。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の設定を踏襲した劇場アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、アジアではなくアフリカのカナリア諸島最北のアレグランサ島とされた。 テレビ版『機動戦士ガンダム』に登場。中央アジアにある中立地帯で、アムロとランバ・ラルが出会った場所である。 テレビ版『機動戦士ガンダム』では、アムロ・レイは日本の山陰地方出身であり、第13話で故郷を訪れている[4]。『機動戦士Ζガンダム』では、ムラサメ研究所が設置されている。 小説版『機動戦士Ζガンダム』では、カミーユ・ビダンが東京近辺で誕生したと記述されている。 ゲーム『G-SAVIOUR』では、東京(ゲーム中ではTOKYOと表記)が二度のクーデターの舞台となり、ライトニング部隊がその鎮圧を行うことになる。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の「特別編 アムロ 0082」でアムロ、ハヤト、フラウらが出雲大社や鳥取砂丘を訪れている。 漫画『機動戦士ガンダム FAR EAST JAPAN』では連邦軍から脱走したMS部隊とオデッサに降下失敗したジオン軍『ギムレット小隊』が、旧世紀に存在した米軍基地跡に残されたとされる核兵器を巡り対決する舞台となる。 テレビ版『機動戦士Ζガンダム』第16-19話、劇場版『機動戦士ΖガンダムII』、映画『機動戦士ガンダムNT』に登場。旧市街地・ニューホンコン・宇宙港および国際空港の3つの地区から構成されている。地球連邦政府の租借地[5]。ルオ商会の拠点。劇中ではサイコガンダムとの戦闘が行われた。全長10キロに及ぶシャトル打ち上げ用レールが建設されており、その重要性から一年戦争ではジオン軍が手をつけなかった数少ない都市である[5]。 映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。映画では「香港」としか呼ばれないが、小説『ベルトーチカ・チルドレン』では「旧ホンコン」と表記されている[6]。香港島の石澳付近にスペースシャトルの空港があり[6]、劇中でハサウェイ・ノアとクェス・パラヤが出会った。 アクシズ落としの標的とされ[7]、作中で香港に残ったミライがその噂を聞きつける場面がある。
地球
アジア
アデン
カーシー
ククルス・ドアンの島
ソドン
日本
ニューホンコン
New Hong Kong
香港
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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