JR東日本気仙沼線BRTの「歌津駅」とは異なります。
宇多津駅
南口(2015年8月)
うたづ
Utazu
所在地香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁49.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度18分22.96秒 東経133度48分49.62秒 / 北緯34.3063778度 東経133.8137833度 / 34.3063778; 133.8137833
宇多津駅(うたづえき)は、香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁にある、四国旅客鉄道(JR四国)の駅。駅番号はY09。 隣の坂出駅とともに、本州側から見た四国の玄関口となる駅。四国水族館の最寄駅でもある。 当駅の所属線である予讃線[3]と、当駅を終点とする本四備讃線(瀬戸大橋線)の2路線が乗り入れている。 地上駅時代は優等列車の停車が1本もなく、一部の快速列車が停車するのみであった。しかし、本四備讃線の開業後は本州と四国を結ぶ交通の要衝となり、また駅舎の移転・高架化に伴って駅周辺が再開発された結果、利用者も多くなった。なお、本四備讃線の列車はすべて予讃線の高松駅方面または多度津駅方面に直通している。 宇野線岡山駅 - 茶屋町駅間、本四備讃線、および予讃線当駅 - 高松駅間を合わせた岡山駅 - 高松駅間には「瀬戸大橋線」の愛称が付けられているが、本四備讃線と予讃線高松駅方面を直通する列車は、当駅でスイッチバックを行う特急「うずしお」を除いて、宇多津駅構内の扱いとなっている短絡線を経由するため当駅は通過扱いとなる[注釈 1]。予讃線の列車、および本四備讃線と予讃線多度津駅方面を直通する列車は早朝・夜間の一部の特急や臨時列車を除き、全旅客列車が停車する。 当駅では特急「しおかぜ・いしづち」「南風・しまんと」「南風・うずしお」の分割・併合が行われる[注釈 2]。なお、2002年までは、岡山駅方面と高松駅方面の特急の分割・併合の大半は多度津駅にて行われていた。 北口駅前広場には、全国新幹線構想の一つである四国新幹線のホームを想定した用地が確保されている。
概要
歴史
1897年(明治30年)2月21日:讃岐鉄道の駅として、高松駅 - 丸亀駅間の開通時に開業[2]。現在の宇多津6号公園がある場所[4]に設置され、当時のホームは2面2線であった。ちなみに、移転するまで開業時の駅舎が90年間そのまま使用された。
1904年(明治37年)12月1日:山陽鉄道に移管。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる[2]。
1969年(昭和44年)10月1日:配達の取り扱いを廃止[2]。
1970年(昭和45年)6月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止[2]。
1987年(昭和62年)
3月23日:予讃線・土讃線の一部(高松駅 - 坂出駅間・多度津駅 - 観音寺駅間)が電化完了。ただし、当駅の移転が予定されていたため、坂出駅 - 宇多津駅 - 多度津駅間の電化は後回しになった。
4月1日:国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる[2]。
10月2日:旧駅の西側に高架駅として移転[2]。同時に、3月23日時点で非電化だった坂出駅 - 多度津駅間の電化が完了。なお、この時点では優等列車の停車が1本もなかったため、反発した宇多津町は記念式典をボイコットした。
1988年(昭和63年)4月10日:本四備讃線が児島駅まで開通[5]。
1993年(平成5年)9月21日:宇多津駅 - 丸亀駅間が複線化される。
2002年(平成14年)3月23日:特急「しおかぜ・いしづち」「南風・しまんと」の分割・併合駅が多度津駅から当駅に変更になる[注釈 3]。
2014年(平成26年)
3月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6]。ICカード専用簡易改札機で対応。
8月6日:構内のキヨスクがセブン-イレブンに転換し、「セブン-イレブン Kiosk宇多津駅店」となる。四国キヨスクの転換第1号店。
2020年(令和2年)3月14日:ダイヤ改正に伴い、特急「南風」の全列車が停車[7]。