宇多丸
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この項目では、RHYMESTERのラッパー・ラジオパーソナリティーの宇多丸について説明しています。芸名の由来にもなった落語家については「桂歌丸」をご覧ください。

宇多丸

基本情報
出生名佐々木 士郎
別名MC SHIRO、歌丸、宇多丸申し訳Jr.、ウタさん、宇多丸師匠
生誕 (1969-05-22) 1969年5月22日(54歳)
出身地 日本 東京都港区文京区
学歴早稲田大学法学部
ジャンルヒップホップ
職業ヒップホップMC
DJ
ラジオパーソナリティ
アイドル評論家
担当楽器MC
活動期間1989年 - (RHYMESTERとして)
レーベルstarplayers Records(CONNECTONE
事務所スタープレイヤーズ
共同作業者RHYMESTER
公式サイト ⇒RHYMESTER

宇多丸(うたまる、1969年5月22日 - )は、日本ラッパー

ジャパニーズヒップホップ黎明期の1990年代前半から活躍するヒップホップグループ・RHYMESTERMC、マイクロフォンNo.1。本名、佐々木 士郎(ささき しろう)。かつてはMC SHIRO、歌丸名義で活動をしていた。

FGメンバーでは最年長。ライター映画評論[1]アイドル評論家クラブDJラジオDJとしても活動。
来歴

東京都港区生まれ、文京区千駄木育ち[2]文京区立千駄木小学校[3]巣鴨中学校・高等学校を経て[4]、1994年に早稲田大学法学部を卒業[5]

中学入学当初はサッカー部に入部するも退部。それ以降は帰宅部だったが、文化祭で友人らと共に、立花ハジメの音楽に合わせたプロモーションビデオを製作するなどしていた。

中高時代はブラックミュージックをはじめ、歌謡曲アイドルソングなど幅広いジャンルの音楽に触れる。近田春夫いとうせいこうが日本語ラップを広めたのもこの頃であり、親しんだ洋楽と歌謡曲への興味がリンクしたのが日本語ラップだったとしている。音楽活動を始めた経緯はなりゆきで、日本語ラップが存在しなければ自分では絶対やっていないと発言している。

大学時代の1989年に「早稲田大学ソウルミュージック研究会ギャラクシー」に入り[5]、坂間大介(現・Mummy-D)とともにRHYMESTERを結成[6]

1992年11月25日、CRAZY Aが発売したミニアルバム『PLEASE』に収録されている「WATCH ME!」にEAST ENDと共に参加する。この曲がRHYMESTERにとって初のCDデビューの曲だった。

1993年4月25日、RHYMESTERとして1stアルバム『俺に言わせりゃ』でインディーズデビューする。

1994年ヒップホップ専門音楽雑誌FRONTにて自身の連載『B-BOYイズム』を本名の佐々木士郎名義で開始する。ヒップホップグループサイプレス上野とロベルト吉野のMCサイプレス上野が佐々木士郎宛てに毎月手紙を送っていた[7]など、同連載は多くのラッパー達に影響を与えた。宇多丸自身も、毎年夏に開催されるB-BOY PARKMCバトルの司会など、古くから日本のヒップホップイベントに関わってきた。

2000年サブカル雑誌のBUBKA5月号にて、現在も続く長寿連載となる『マブ論』がスタートする。本連載は2008年7月3日に『ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008』として単行本化される。

2000年、ヒップホップ専門音楽雑誌blastの5月号にて宇多丸、前原猛、高橋芳朗、古川耕、郷原紀幸による座談会コーナー『ブラスト公論』がスタートする。2006年3月1日に単行本化されたが後に品切れになるが、2010年3月19日に増補新装版として復刊する。

2001年11月7日、RHYMESTERの4thシングル「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」でKi/oon Musicよりメジャーデビューを果たす。

2004年4月6日、スペースシャワーTVの音楽番組『BLOCKS』内の1コーナーとしてキングギドラのMCK DUB SHINEと共にトーク番組第三会議室をスタートさせる。

2006年1月21日、漫画家でもある杉作J太郎が監督した映画『任侠秘録 人間狩り』に出演し、映画デビューを果たす。同作品の主題歌はRHYMESTERが2004年2月4日に発売したアルバム『グレイゾーン』に収録されている。

2007年1月27日、TBSラジオにて単発の1時間番組『宇多丸独演会』を放送。後に同局で放送されるレギュラー番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』の布石になったとされる。

2007年3月31日、RHYMESTERとして初の日本武道館でのライブを達成する。その後1年ほどRHYMESTERとしての活動を休止する。

2007年4月7日、TBSラジオにて自身の冠番組ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』の放送が開始される。


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