「現存する広島電鉄の」あるいは「宇品停留場」とは異なります。
宇品駅
宇品駅。ホーム中ほどから西望
ホーム上は旧糧秣支廠倉庫(1986年9月)
うじな
Ujina
◄丹那 (2.1 km)
宇品駅(うじなえき)は、かつて広島県広島市(現在の南区宇品)にあった日本国有鉄道(国鉄)宇品線の駅。同線の終着駅であった。
歴史
1897年(明治30年)5月1日:陸軍省線の駅として開業[1]。山陽鉄道が借入れ、一般駅として営業[1]。
1901年(明治34年)9月1日:営業休止[1]。
1902年(明治35年)12月29日:移転し営業再開[1]。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道の国有化に伴い、陸軍省から逓信省(官設鉄道)に移管[1]。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定[2]、宇品線所属駅となる[2]。
1919年(大正8年)9月1日:旅客営業廃止(貨物駅となる)[3]、山陽本線に所属線を変更[4]。
1923年(大正12年)2月15日:荷物の取扱を再開[1](一般駅に戻る)。
1930年(昭和5年)12月20日:芸備鉄道が借入れ、旅客営業(荷物取扱を含む)を開始。国鉄駅としては荷物の取扱を廃止し貨物駅となる[5]。
1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道の国有化に伴い、国鉄駅としても旅客営業を開始(一般駅となる)[6]。所属線を宇品線に変更。
1966年(昭和41年)12月20日:宇品線部分廃止に伴い廃止[1]。