この項目では、鉄道路線について説明しています。かつて国鉄バスに存在した路線については「松山高知急行線」をご覧ください。
予土線
江川崎駅に停車中のホビートレイン
(2018年10月)
基本情報
通称しまんとグリーンライン
国 日本
所在地高知県、愛媛県
種類普通鉄道(在来線・地方交通線)
起点若井駅
終点北宇和島駅
駅数20駅
電報略号ウワセ(宇和島線時代)[1]
路線記号G
開業1914年10月18日 (1914-10-18)
全通1974年3月1日 (1974-03-01)
所有者四国旅客鉄道
運営者四国旅客鉄道
使用車両運行形態を参照
路線諸元
路線距離76.3 km
軌間1,067 mm(狭軌)
線路数全線単線
電化方式全線非電化
最大勾配30 ‰
最小曲線半径160 m
最高速度若井駅 - 川奥信号場間 110 km/h
川奥信号場 - 江川崎駅間 85 km/h
江川崎駅 - 北宇和島駅間 65 km/h
路線図
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予土線(よどせん)は、高知県高岡郡四万十町の若井駅から愛媛県宇和島市の北宇和島駅に至る、四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(地方交通線)である。
愛媛県(旧伊予国)南西部の南予地方と高知県(旧土佐国)西部を走る、両県を直接結ぶ唯一の鉄道路線で、愛媛県側で予讃線と、高知県側で土佐くろしお鉄道中村線と接続している。高知県内では四万十川の上流部に沿って走る路線であることから、「しまんとグリーンライン」の愛称が与えられている[2]。
なお、土佐くろしお鉄道中村線からの分岐点は正確には若井駅ではなく中村線の若井駅 - 荷稲駅間にある川奥信号場で、若井駅 - 川奥信号場間は土佐くろしお鉄道中村線にも属する重複区間となっている。また、当路線各駅の駅ナンバリングは番号部分に限り、土讃線の高知駅からの通し番号になっている。
路線データ
管轄(事業種別):四国旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
建設主体:日本鉄道建設公団(現 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構)(江川崎駅から若井駅まで)
路線距離(営業キロ):76.3km
軌間:1067mm
駅数:20(起終点駅含む)
予土線所属駅に限定した場合、終点の北宇和島駅(予讃線所属[3])が除外され、19駅となる。なお、起点の若井駅はかつて中村線所属[3]であったが、同線が土佐くろしお鉄道へ転換されたため、JRの駅としては予土線所属となる。
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式[4]
若井駅 - 川奥信号場:自動閉塞式
川奥信号場 - 北宇和島駅:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
交換可能駅・信号場:6(川奥信号場、土佐大正駅、江川崎駅、吉野生駅、近永駅、伊予宮野下駅)
最高速度:
若井駅 - 川奥信号場間 110km/h
川奥信号場 - 江川崎駅間 85km/h
江川崎駅 - 北宇和島駅間 65km/h
最急勾配:30‰(標準勾配
停車場・施設・接続路線
凡例
(4.4)TK26 窪川駅
0.0G27 若井駅
3.6川奥信号場
5.8G28 家地川駅
10.7G29 打井川駅
17.6G30 土佐大正駅
26.5G31 土佐昭和駅
31.0G32 十川駅
38.9G33 半家駅
42.7G34 江川崎駅
45.4G35 西ケ方駅