この項目では、1909年に開業した駅について説明しています。かつて同名を称した駅については「柳ケ浦駅」をご覧ください。
宇佐駅
駅舎(2018年3月)
うさ
Usa
◄豊前長洲 (4.8 km) (3.6 km) 西屋敷►
宇佐駅
うさ
Usa
◄封戸 (1.6 km) (1.2 km) 橋津►
所属事業者大分交通
所属路線宇佐参宮線
キロ程4.0 km(豊後高田起点)
開業年月日1916年(大正5年)3月1日
廃止年月日1965年(昭和40年)8月21日
備考路線廃止に伴い廃駅
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宇佐駅(うさえき)は、大分県宇佐市大字岩崎にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。事務管コードは▲920514[4]。特急列車は約半数が当駅に停車する。
当駅と西屋敷駅の間が旧豊前国と旧豊後国の境界に当たる。宇佐神宮の最寄り駅である[5]。 2面3線のホームを持つ地上駅[1]。駅舎は柱や梁を朱塗りにして、神社風にしている[1]。 JR九州本体による直営駅だが、中津駅管理となっている。みどりの窓口がと指定券券売機が設置されている[3]。 ICカードSUGOCAのエリア内であり、SUGOCA定期券の発売も行っている[18]。ICカード専用の簡易型自動改札も設置されている。改札内にICカード専用のチャージ機もあったが撤去されたため、当駅下車時に残高不足の場合は一旦改札を出てピンクの券売機でチャージした後に再度改札に入り出場することになる。 2016年1月に新調された駅名標は、青地に赤色で宇佐神宮を描いたものであるが、駅名のローマ字表記がアメリカ合衆国の略称の「USA」と同じであることに因んで、遠目ではアメリカ国旗に見えるようにデザインされている[19]。 のりば路線方向行先備考
歴史
1909年(明治42年)12月21日:大分線の柳ケ浦駅 - 当駅間の開通に伴い、開業[2]。
当駅開設前は現在の柳ケ浦駅が宇佐駅を称した。
1910年(明治43年)12月15日:大分線の当駅 - 中山香駅間が開通[2]。
1916年(大正5年)3月1日:宇佐参宮鉄道が開業[6]。
1945年(昭和20年)4月20日:宇佐参宮鉄道他6社(後2社は自動車関係)が大合併し[2]大分交通宇佐参宮線が継承。
1965年(昭和40年)8月21日:大分交通宇佐参宮線全線廃止[6]。
1970年(昭和45年)6月30日:駅舎改築[7][8]。
1979年(昭和54年)12月10日:貨物の取り扱いを廃止(小荷物の取り扱いは継続)[9]。
1983年(昭和58年)4月:駅舎外観を神社風に改装し、自動券売機を設置[10]。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[11]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[12]。
2004年(平成16年)4月:業務委託化。
2012年(平成24年)12月1日:交通系ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[13]。
2016年(平成28年)4月1日:みどりの窓口営業時間(有人時間帯)短縮。
2017年(平成29年)1月21日:同日にドナルド・トランプのアメリカ合衆国大統領就任式が行われたことにちなみ、一日限定で「宇佐アメリカン駅」の看板が掲げられ、地元有志と駅員らでつくる「宇佐でアメリカ大統領就任を盛大に祝う会」によりイベントが行われた[14][15]。
2022年(令和4年):みどりの窓口営業時間(有人時間帯)がさらに短縮され、平日は7:30?15:00に、土休日は7:30?12:00、12:40?15:00に短縮。有人時間帯は周辺のソニック停車駅と同様だが、この段階では指定券券売機の設置は無かった。
2023年(令和5年)3月:みどりの窓口営業時間(有人時間帯)が終日7:00?12:00、12:40?15:00になる。この頃に指定券券売機も設置。
2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[16]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[17]。
2025年(令和7年):駅のリニューアル予定(エレベーター設置予定)
駅構造
のりば
1■日豊本線上り中津・小倉方面 上り特急は全てこのホーム
2待避・当駅始発
下り別府・大分方面普通列車の半数程度
3下り特急は全てこのホーム
一時期2番のりばからの下り定期列車はなかったが、2019年3月ダイヤ改正で復活した。