学習院幼稚園
学習院幼稚園(がくしゅういんようちえん)は、東京都豊島区にある、私立の幼稚園である。設置者は学校法人学習院。2年保育を特徴とする。
目次
1 沿革
2 校内事情・その他
3 主な出身者
3.1 皇室関係
3.1.1 皇族
3.1.2 元皇族
3.2 その他
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
沿革
1894年(明治27年) 麹町区永田町の華族女学校に幼稚園(男女共学)を設置。
1906年(明治39年) 華族女学校は学習院と合併し、学習院女子部となる。それに伴い幼稚園を学習院女子部幼稚園と改称。
1912年(明治45年) 学習院女子部火災。幼稚園は仮園舎として四谷区尾張町の初等学科正堂に移転。
1918年(大正 7) 赤坂区青山(現在の秩父宮ラグビー場付近)に新築移転。学習院女子部は女子学習院と改称。それに伴い女子学習院幼稚園となる。
1944年(昭和19年) 幼稚園の保育中止。
1945年(昭和20年) 戦災のため消失。
1947年(昭和22年) 財団法人学習院となり、幼稚園は廃止。
1963年(昭和38年) 学習院目白校地内に幼稚園設立。学習院幼稚園となる。
1998年(平成10年) 園舎解体。新宿区下落合の仮園舎にて保育開始。
1999年(平成11年) 新園舎落成。
校内事情・その他
2008年4月1日、同年3月で園長を定年退職した小山久子が、内親王の養育専任としては初めて敬宮愛子内親王付の東宮女官に就任した。1968年以降、松濤幼稚園、学習院幼稚園等で勤務し、2001年から学習院幼稚園園長を務めていた[1]。
主な出身者
皇室関係
皇族
昭和天皇
香淳皇后
今上天皇
秩父宮雍仁親王
雍仁親王妃勢津子
高松宮宣仁親王
宣仁親王妃喜久子
三笠宮崇仁親王
崇仁親王妃百合子
常陸宮正仁親王
皇太子徳仁親王
敬宮愛子内親王
秋篠宮文仁親王
眞子内親王
佳子内親王
彬子女王 - 松濤幼稚園を経て入園
瑶子女王 - 松濤幼稚園を経て入園
元皇族
大谷智子(香淳皇后の妹)
黒田清子(今上天皇第一皇女) - 柿ノ木坂幼稚園を経て入園
その他
西竹一 - 1932年ロス五輪馬術金メダリスト、通称「バロン西」
愛新覚羅慧生 - 「ラストエンペラー」こと満州国皇帝・溥儀の姪
徳川義宣 - 徳川黎明会元会長、尾張徳川家21代目当主
徳川義崇 - プログラマ、徳川黎明会会長、同上22代目当主
鳥尾敬孝 - 実業家
實吉達郎 - 動物学者
青木淳一 - 動物学・土壌学者
古河潤之助 - 実業家
細川護熙 - 元内閣総理大臣