この項目では、学校教育法に基づいて設置されている学習院高等科について説明しています。学習院学制に基づいて設置されていた学習院高等科については「学習院高等科 (旧制)」をご覧ください。
学習院中・高等科
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度43分7.8秒 東経139度42分40.7秒 / 北緯35.718833度 東経139.711306度 / 35.718833; 139.711306
学習院中・高等科(がくしゅういんちゅう・こうとうか)は、東京都豊島区目白一丁目に所在する私立中学校・高等学校。学習院中・高等科は略称であり、正式には中等科、高等科に分かれている。 1877年(明治10年)、主として華族子弟のための学校として開校された、140余年の歴史を有する伝統・名門校である。1947年(昭和22年)に宮内省(現:宮内庁)の管轄を離れ、私立学校となる。財団法人学習院を経て、1951年(昭和26年)に学校法人学習院となり、現在に至る。 なお、現在の学習院中等科・高等科は旧制学習院中等科の系譜を継ぐ教育機関である。学制改革以前にも同名の旧制学習院高等科という教育機関が存在したが、旧制高等科は学習院大学に改組されており、旧制と新制の学習院高等科は別の教育機関である。旧制中等科は中等教育課程を、旧制高等科は高等教育課程をそれぞれ担っていたのに対し、新制中等科は前期中等教育を、新制高等科は後期中等教育をそれぞれ実施する。 敷地面積は大学と合わせて約18万u(東京ドーム4.4個分)と都内では有数の広さを誇る。校地の中は緑豊かな自然に囲まれた教育環境である。学習院全体の大きな教育目標である「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」の実現を目指し、中等科・高等科とで中高一貫教育を行っている。1997年(平成9年)度までは中等科は4クラス編成、高等科は5クラス編成であったが、完全中高一貫校を目指して、1998年(平成10年)度からは中等科も高等科と同様に学年進行方式により1学年5クラスにするとともに、2000年(平成12年)度以降は高等科からの生徒募集を10名程度に抑え、現在では準完全中高一貫校化している[1]。 ただし、校則の厳しい初等科や中等科に比べ、高等科は義務教育の修業年限を終えた者たちの集まりの場と位置づけられており、個性や可能性の芽を存分に発揮できる環境を実現するため、学生の行動については本人の自己責任を重んじる方針が採られている。よって、世間で想像されているよりも遥かに自由な校風である(例:金髪、パーマ、ピアスは問題とされない)。中等科と高等科は同じ建物であるがほとんどの交流はない。生徒ホールに学食も設置しており、中等科・高等科一緒。
概要
特色
制服
紺のホック留め蛇腹海軍型学生服。1872年、海軍士官型の服装がモデルとなり、日本で学生の制服を定めたのが学習院が最初。現在では学帽は自由化されている。
中等科の袖章は蛇腹1つ