学校法人東北学院
学校法人東北学院・本館
法人番号1370005001402
学校法人東北学院(がっこうほうじんとうほくがくいん)は宮城県に本部を置く学校法人である。
目次
1 概観
1.1 学校全体
1.2 名称の由来
1.3 ホーイの祈り
1.4 東北学院の創設
1.5 建学の精神
1.6 スクールモットー
2 象徴
2.1 校章
2.2 東北学院校歌
2.3 東北学院校歌(原歌)
2.4 日本国登録 有形文化財「東北学院大学本館」
2.5 日本国登録 有形文化財 「ラーハウザー記念東北学院礼拝堂」
2.6 日本国登録 重要文化財 「デフォレスト館」(東北学院旧宣教師館)
3 沿革
3.1 略歴
3.2 年表
3.3 東北学院 神学部
4 設置教育機関
5 脚注
6 関連文献
7 公式サイト
概観
学校全体 押川方義 W. E. ホーイ D. B. シュネーダー
東北学院のルーツは1886年(明治19年)に開校された私塾「仙台神学校」である。キリスト教伝道者の育成を目的に、横浜で日本最初のプロテスタント教会である日本基督公会の設立に関わった日本基督一致教会の押川方義と合衆国・ドイツ改革派教会宣教師のウィリアム・エドウィン・ホーイが創設した。 日本基督教会の指導者
上左から右下へ、奥野昌綱、押川方義、植村正久、井深梶之助、熊野雄七
明治5年2月2日(1872年3月10日)に日本基督公会が成立した。
のちに押川とホーイが本学を離れた後は、ホーイと同じくフランクリン・アンド・マーシャル大学(英語版)で学び、ホーイの推薦によって日本伝道の任に就いていたデヴィッド・ボウマン・シュネーダーが指導的立場に立った。
1891年(明治24年)には伝道者育成に加え、普通高等教育を施すようになり、校名を「東北学院」に改称した。なお、宮城学院は創設者が同じであるため関係が深い。
福音主義キリスト教に基づく教養教育(リベラル・アーツ)を重視しており、卒業生は17万余名である[1]。2016年(平成28年)に、創立130周年を迎えた。
先に記した、押川方義、W.E.ホーイ、D.B.シュネーダーの3名は、「三校祖」と呼ばれており、特にシュネーダーは、1901年(明治34年)に第二代院長に就任し、35年におよぶ在職中、その人格的影響力と学校経営の手腕によって、当学院の礎を築いた人物であり、その発展に尽力したため「東北学院中興の祖」と呼ばれている[2]。