この項目では、学校の設置者としての女子美術大学について説明しています。教育機関、研究機関としての女子美術大学については「女子美術大学」をご覧ください。
学校法人女子美術大学
Joshibi University of Art and Design
法人本部
法人番号7011305000173
学校法人女子美術大学(がっこうほうじんじょしびじゅつだいがく、英語:Joshibi University of Art and Design)は、日本の学校法人。女子美術大学などの設置者である。旧称は財団法人女子美術大学(ざいだんほうじんじょしびじゅつだいがく)。 東京都杉並区に本部を置く学校法人である[1]。東京都、および、神奈川県において、中学校、高等学校、短期大学、大学など複数の教育機関を設置している[1]。美術教育を行う高等教育機関として、日本で初めて女性に門戸を開放した私立女子美術学校]の設置者としても知られている[2]。 東京都に本部を置く「学校法人女子美術大学」は、1950年に「財団法人女子美術大学」を改組する形で発足した[3][4]。もともとの源流は、藤田文蔵
概要
来歴
「財団法人女子美術大学」の頃より既に女子美術大学、佐藤高等学校、佐藤中学校といった諸学校を擁していたが、学校法人化された1950年には、新たに女子美術大学短期大学部を設置した[3][4]。翌年には、佐藤高等学校を女子美術大学付属高等学校に、佐藤中学校を女子美術大学付属中学校に、それぞれ改称した[4]。
なお、1962年に女子美術大学短期大学部を女子美術短期大学に改称したが、2001年に再び女子美術大学短期大学部に改称した[4]。また、1968年には女子美術大学付属幼稚園を設置したものの、1990年に閉園している[4]。
沿革
1900年 - 私立女子美術学校の設立認可。
1901年 - 私立女子美術学校を設置。
1915年 - 私立女子美術学校付属高等女学校を設置。
1916年 - 私立女子美術学校付属高等女学校を私立佐藤高等女学校に改称。
1917年 - 財団法人私立女子美術学校に組織変更。
1919年 - 私立女子美術学校を女子美術学校に改称。
1929年 - 女子美術学校を女子美術専門学校に改組。
1947年 - 佐藤中学校を設置。
1948年 - 佐藤高等学校を設置。
1949年 - 女子美術大学を設置。
1950年 - 財団法人を学校法人に改組。
1950年 - 女子美術大学短期大学部を設置。
1951年 - 佐藤中学校を女子美術大学付属中学校に改称。
1951年 - 佐藤高等学校を女子美術大学付属高等学校に改称。
1962年 - 女子美術大学短期大学部を女子美術短期大学に改称。
1968年 - 女子美術大学付属幼稚園を設置。
2001年 - 女子美術短期大学を女子美術大学短期大学部に改称。
設置する諸学校
大学女子美術大学相模原キャンパス
女子美術大学(東京都杉並区、神奈川県相模原市)
短期大学
女子美術大学短期大学部(東京都杉並区)
高等学校
女子美術大学付属高等学校(東京都杉並区)
中学校
女子美術大学付属中学校(東京都杉並区)
設置していた諸学校