学園戦記ムリョウ
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学園戦記ムリョウ
ジャンルSFアニメ
アニメ
原作佐藤竜雄
監督佐藤竜雄
シリーズ構成佐藤竜雄
脚本佐藤竜雄
キャラクターデザイン吉松孝博
メカニックデザイン井上邦彦
音楽大野雄二
アニメーション制作マッドハウス
製作学園戦記ムリョウ製作委員会
放送局NHK-BS2
放送期間2001年5月8日 - 12月4日
話数全26話
漫画
作者滝沢ひろゆき
出版社NHK出版
レーベルNHK出版コミックス
発表期間2001年3月 - 2002年3月
巻数全7巻
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『学園戦記ムリョウ』(がくえんせんきムリョウ、英語: Shingu)は、NHK-BS2の「衛星アニメ劇場」で放送されたテレビアニメ作品。およびこれを原作とした漫画作品、小説作品ならびにコンピュータゲーム作品である。

制作はマッドハウス2001年5月8日から同年12月4日にかけて全26話が放送され、 2003年4月10日からNHK教育テレビでも放送された。2011年11月14日からは、スカパーチャンネル『アニマックス』でも放送を行なった。
概要

本作は『機動戦艦ナデシコ』『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』で監督を務めた佐藤竜雄が、その次に手掛けた作品で原作・監督・脚本・シリーズ構成の全てを担当したものとなり、佐藤の初原作作品でもある。

音楽は大野雄二が担当。大野が連続テレビアニメの作曲を手がけたのは『ルパン三世 PARTIII』以来で、実に16年振りとなった。

既にアニメ制作の主流がセルからデジタルへと移りつつあった2001年当時としては珍しく セル画を用いて制作されている。
あらすじ

2070年春、東京上空に謎の巨大飛行物体が出現し、全ての都市機能を麻痺させてしまう。世間が大混乱に陥りかけた矢先、今度は謎の巨大ヒーローらしきモノが現れ、飛行物体をやっつけた。そして翌日の朝、「えー、宇宙人は、実はいました」と政府の広報官があっさりと言い放った一言をきっかけに、地球人類の歴史が大きく動き始める。

村田始は神奈川県天網市の御統中学に通うごく普通の中学生の少年。宇宙人の実在が明かされた日、その話題で盛り上がる始のクラスに、とっくの昔に廃れた「学生服」を着た不思議な少年「統原無量」が転校してくる。物珍しい転校生に興味津々の始だが、さらに翌日、無量が生徒会副会長で武道有段者の守口京一から屋上に呼び出されたと聞く。教室を飛び出した始が目撃したものは、体育館の屋根の上、不思議な「チカラ」を応酬して決闘する二人の姿。未知の現象におっかなびっくりしながら、体を張って止めに入った始に興味を持ち、その理由を尋ねる無量に、始は「そりゃ、学級委員長だからね」と答えた。

そんなこんなで謎の転校生無量と友達になったことをきっかけに、始は地球宇宙を巡る大きな流れと、天網市に暮らす人々の使命の物語に深く関わっていくのだった。
登場人物
統原無量(すばる むりょう)
- 宮崎一成謎の転校生。この時代ではすでに珍しいものとなった、学ランを常に着用している。常に自然体、穏やかな性格で落ち着いた姿勢を崩さない。しかし重要な局面に置いては那由多を叱ったり、活を入れたりもした。彼が天網の地に訪れ御統中学に転校してきた事で、本作の物語は動き始める。生身のまま超光速で宇宙空間を飛び回り、天網の民ではないが強力なチカラを持ち、一人で異星人の宇宙艦隊を殲滅するなど、多くの超人が登場する本作に置いても、ズバ抜けて超常的な能力を持っている。生徒会メンバーを「守る為にやってきた」と発言しており、本編中ではタタカイビトの手の届かない事態を裏で処理したりしていた(主に惑星外戦闘)。本編中では最後までその真の力を見せず、必要最低限の力で影からサポートに徹していた。また、迷う那由多や京一を直接導いたこともある。気の合う始と一緒に学園生活を送っていることが多く、非常に良いコンビとなっていた。ジルトーシュは最終局面の際、自らの元に辿り着いた始と無量を「名コンビ」と評している。本編中において、全てを知るジルトーシュですら正体を知りえなかった唯一の存在のために、遂に正体は明らかにならなかった(劇中の情報では、視聴者の想像に委ねるため、ぼかして表現されている)。ただ、最終話で自らの出自を語る際、当時地球上で唯一全てを知る統原阿僧祇の元に、自然発生で現れた点が判明している。その彼の正体は、監督のインタビューにおいて「自然意思に因って発生した超存在=」である事が明かされている(ただし、いわゆる「宗教的全能者」そのものを指してはいない、"「万物に宿る精霊」のような存在""「風の又三郎」のようなイメージとしている)[1]。なお、彼自身は地球外生命体でもなく、肉体も地球人と同じ成長をする。「ムゲンの生まれ変わった姿」という初期案も存在したが、こちらは没案となっている[2]。名前の由来は数字の単位である無量大数から。
村田始(むらた はじめ)
声 - 野島健児2年C組の委員長。ごく普通の中学生であるが転校してきた無量と出会い、大きく物語に関わるようになるもう一人の主人公。自分では積極的傍観者を自負していた。性格は温厚で面倒見が良く、極めて柔軟な思考ができ、精神的に成熟している。これは精神年齢が高いという設定ではなく、公式設定の解説では「人類が身体的にではなく、精神的に進化して柔軟に物事を受け入れる事が出来るようになったことの象徴」という意味である。学内の活動でも、「古くからの住人と新しく訪れる住人の邂逅を文化に因って肯定する」祭りクラブの部長を務めている。一方で家では妹と兄弟ゲンカもする普通の少年である。本作の語り部的存在だが、時折いないはずの相手に語りかけているような独り言を言う。これは、監督が得意とするメタフィクション演出である。宇宙人の子孫として自覚を持つ天網の民ですら容易には受け入れがたい銀河連邦の記憶を体感した時も、イメージの残滓のせいで寝不足になった程度で精神的苦痛を味わう事はなかった。本編中で天網の民と宇宙外交の存在を知ってからは、その精神的な器の大きさを遺憾なく発揮する事になる。最終局面においてジルトーシュから全ての真相を聞かれても、彼なりの彼にしか出来ない冴えたやり方で事態を解決に導く。名前の由来は数字の始まりを象徴する意から。
守山那由多(もりやま なゆた)
声 - 朴?美生徒会副会長で、ツインテールが目印の女の子。2年生。「シングウの力」を持っている。登場当初は沈着冷静を装っていたが、始や無量と関わるうちに負けず嫌いで熱しやすい性格や、人に甘える様子などを見せるようになる。非常に快活で優れた運動神経の持ち主のため、数多くの部活動に助っ人として参加していたりもしていた。生徒会の人間は全員が校内の有名人で、高い求心力を持っている事がうかがえ、彼女も例外ではない。また生徒会のメンバーは全員が幼なじみである。2000年の間に生まれた天網の民の中でもシングウと最高の相性を持ち、最終的には一人でシングウへの変身を行ったり、空蝉の儀式なしで宇宙空間に現れるなどシングウの真の使い手として覚醒する。しかしそれゆえに、最後の試練においてシングウに取り込まれそうになる。彼女が無量と始と出会った事により、彼女の心の内は大きな成長を見せ、「最後の試練」への答えを見出す。名前の由来は数字の単位の一つである那由多から。
守口京一(もりぐち きょういち)
声 - 杉田智和生徒会副会長。3年生。「螺旋の力」を持ち、「空蝉の儀式」を行う際にはその要となる。晴美によれば束ねる力も示しているらしい。すぐに熱くなる性格で、初対面時以降は事ある毎に無量につっかかるようになる。武道の有段者であり、幼馴染の晴美に恋心を抱いている。両親は共にタタカイビトだったが二人とも11年前に死亡しており、以後は伯父夫婦の下で育てられた。伯父夫婦は京一に対して我が子同然の深い愛情を注いでおり、「うちの京一は超かっこいい」「私たちの息子ですもの」と若干親バカ気味である。終盤に晴美との繋がりを再確認した後は、性格は変わらずも大きな精神的成長を見せ、最後の試練においてその成果の片鱗を見せた。名前の由来は数字の単位である京(けい)を意味する。
津守八葉(つもり はちよう)
声 - 上田祐司生徒会長。3年生。「重力を操る力」を持つ。非常におおらかな性格で、祭や歌が好き。始と無量に祭りクラブ発足を促したのも彼である。生徒会にいるタタカイビトの中での纏め役も行っている。最終局面において、全人類への宇宙外交と天網の民の真相を語るという重要な役割を果たす。


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