字通
[Wikipedia|▼Menu]


漢字

書体

篆刻毛筆
甲骨文金文篆書
古文隷書楷書
行書
草書
木版活版
宋朝体 明朝体 楷書体

字体

構成要素
筆画 筆順 偏旁 六書 部首
標準字体
説文解字篆書体
字様書 石経
康熙字典体旧字体
新字体 新字形
国字標準字体 常用字字形表
漢文教育用基礎漢字
通用規範漢字表
国字問題
当用常用漢字
同音の漢字による書きかえ
繁体字(正体字) - 簡体字
漢字廃止復活

漢字文化圏

派生文字
国字 方言字 則天文字
仮名 古壮字 字喃 女書
契丹文字 女真文字 西夏文字
字音

『字統』(じとう)は、白川静が編纂した字源辞典。昭和59年(1984年)に刊行し、同年、毎日出版文化賞特別賞を受賞、その後、『字統 普及版』(1994年)、『新訂 字統』(2004年)、『新訂 字統 普及版』(2007年)が刊行された。
概説

本書は『字訓』(古語辞典)・『字通』(漢和辞典)とともに白川の字書三部作と呼ばれる。この三部作は白川文字学の集大成とされ、本書はその文字学の出発点にあたる字源字書である。本書の収録文字数は約7,000字で、見出し五十音順で配列されている。内容は漢字の成り立ちから、白川文字学の研究史が記され、文字学であるとともに古代文化の研究という性格をもち、引く字書であるよりも、読む字書であることを意図している[1][2][3]
要旨
本書は
象形文字としての形象を色濃く遺す甲骨文金文の構造を通じて、の初形と初義とを明らかにする「字源の字書」である。また、その初形初義より、字義が展開分化してゆく過程を考える「語史的字書」であり、さらに、そのような語史的な展開を通じて、漢字のもつ文化史的な問題にもふれようとする「漢字文化の研究書」である。要約すると「漢字の歴史的研究を主とした字書」ということができる[1][4]。本書の綱領は次の2点である。編集上の用意はすべてこの2点を原則としてそこから出発している[5]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:89 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef