孔雀王
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この項目では、荻野真の漫画について説明しています。

本作をもとにしたファミリーコンピュータのゲーム作品については「孔雀王 (ファミリーコンピュータ)」をご覧ください。

二十八部衆の一尊、金色孔雀王については「二十八部衆#名称」をご覧ください。

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孔雀王
漫画:孔雀王
作者荻野真
出版社集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス / 集英社コミック文庫
発表期間1985年 - 1989年
巻数単行本:全17巻 / 文庫本:全11巻
漫画:孔雀王 退魔聖伝
作者荻野真
出版社集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス / 集英社コミック文庫
発表期間1990年 - 1992年
巻数単行本:全11巻 / 文庫本:全7巻
漫画:孔雀王 曲神紀
作者荻野真
出版社集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ→月刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号週刊ヤングジャンプ:2006年17号 - 2009年47号
月刊ヤングジャンプ:2009年12月号 ? 2010年3月号
巻数全12巻
漫画:孔雀王ライジング
作者荻野真
出版社小学館
掲載誌月刊!スピリッツ
レーベルビッグコミックス
発表号2012年5月号 - 2019年8月号
巻数全10巻
漫画:孔雀王-戦国転生-
作者荻野真
出版社リイド社
掲載誌コミック乱ツインズ 戦国武将列伝
コミック乱
レーベルSPコミックス
発表号戦国武将列伝:2012年12月号 - 2016年8月号
コミック乱:2016年12月号 - 2019年8月号
巻数全5巻

アニメ
OVA:孔雀王
原作荻野真
監督秋山勝仁(1、3)、板野一郎(2)
キャラクターデザイン越智博之(1)、摩砂雪(2)、岸田隆宏(3)
アニメーション制作AIC(1、3)、STUDIO SS(2)
製作集英社、創映新社(1、2)
ポニーキャニオン(1、2)、ネクスタート(3)
発表期間1988年 - 1991年
話数全3話
OVA:真・孔雀王
原作荻野真
監督りんたろう
キャラクターデザイン小池健阿部恒
アニメーション制作マッドハウス
製作集英社、ポニーキャニオン、パイオニアLDC
発売日1994年
話数全2話

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『孔雀王』(くじゃくおう)は、荻野真による日本漫画のシリーズ、またそれを原作としたメディアミックス作品である。密教世界をモチーフにした作品で、後に作者は「宗教漫画ブームのはしり」と称している[1]。2014年10月時点でシリーズ累計発行部数は2000万部を突破している[2]
シリーズ作
孔雀王

1985年から1989年にかけて集英社週刊ヤングジャンプ』に連載された。単行本全17巻、文庫本全11巻。当初『孔雀退魔行』のタイトルで連作短編シリーズとしてスタートし、徐々に読者人気を獲得したことで週刊連載化へ移行(それと共に改題)した。初期は主人公の退魔師孔雀が化け物を退治する1話?数話完結の内容だったが、凶皇仏を祭る嬲楽尼とのエピソードから本作の最終的な敵となる闇の密法集団・六道衆(リクドウシュウ)との戦いが開始される。オカルトと現代、エログロな要素を混ぜ合わせ、退魔師たちの辿る数奇な運命と闘いを描いていく萩野の代表作の一つである。

伝説の大魔王・孔雀王の復活を画策する大聖歓喜天、黄播星に操られた死人・倶摩羅、魔神軍荼利の画策により闇の大日如来と化した悲劇の姉弟オルガとオカン、裏高野退魔師でありながら闇に落ちた鳳凰、これらの敵と戦い抜いた孔雀は神の聖杯を巡るラストバタリオンとの最終対決へと向かう。しかし、その背後には双子の姉・朋子の姿があった。これら孔雀出生の秘密を縦糸とし、世界中のいろいろな神話をモチーフとした壮大な物語としてストーリーは最終局面へ向かうこととなる。なおヤングジャンプ・コミックス版全17巻のうち、連載上の最終回は16巻に収録されており、最終17巻は単行本未収録だった短編エピソードを中心にした外伝的な内容となっている。

『ヤングジャンプ』史上初の集英社青年漫画大賞に選出された作品であり、編集部の期待は大きく、読者にも受け入れられて大ヒット作となった(孔雀王の文庫版あとがきによると、第1巻の単行本初版は予約などを含め、発売からわずか数時間で5万部が売り切れたという。そのため「単行本が本屋に並んでいない」と勘違いして担当編集者と喧嘩寸前になったとのこと)。そのため、萩野にかかる負担も非常に多くなってしまい、「(本作連載当時は)もう、いつでも描くのを止めたいと思っていた。」と後に述懐している。
孔雀王 退魔聖伝

1990年から1992年にかけて『週刊ヤングジャンプ』にて連載された、前作『孔雀王』の続編。単行本全11巻、文庫本全7巻。

絵柄の変化はあるものの、慈空の右手が無い(前作の終盤で失う)、裏高野先代座主が行に入っているなど、本作は前作の続編として描かれている(これは『曲神記』の展開からも明らかである)。しかし、主人公がスサノオの生まれ変わりであることが示唆されたり(ただし、単行本10巻「行之八十四 宝の意志」で猿丸上人から「(スサノオの牙に)選ばれた」と言われており、同10巻「行之八十七 少名彦神」で少彦名神から「カギに選ばれし者」との言及がある)、前作とは多少の矛盾もある(『退魔聖伝』1巻でサタンが召喚されるが、前作でサタンの化身だった鳳凰ではない、など。ただ、鳳凰は無印16巻の「解脱」の回で成仏したのであり、『退魔聖伝』1巻終盤に出現したサタンが、本来の姿あるいは化身と考えられる) 。前作と同じく、当初は細かな退魔行エピソード、暗黒神テスカポリトカで、目玉の怪物を発端とした本作のメインストーリー「天津神との戦い」へと移行した。

物語の途中で突然連載が終了したが、後の作品である『怨霊侍』3巻のあとがきに、初めて打ち切りになって驚いた旨のコメントが書かれ、作者の認識として『退魔聖伝』は打ち切りではなかったことが明らかとなった。

『孔雀王』連載時はキャラクターがリアルなタッチで肉感的に描かれていたが、『ALGO!』連載を経て絵柄が変化し、『退魔聖伝』では前作と比べて頭部が大きく手足の細い、線が整理されたある意味デフォルメされたような絵柄となっている。この変化は後の作品でも進んだため(頭身が小さくなり、よりシンプルな線使いとなった)、『曲神記』では最初の『孔雀王』当時の面影はほとんどなくなった(作者自身も当時の絵に似せようとしたが、無理だったとのコメントがある)。
孔雀王 曲神紀(まがりがみき)

週刊ヤングジャンプ』に2006年17号から2009年47号まで連載された後、『月刊ヤングジャンプ』の2009年12月号より同誌に移行するも、2010年3月号にて『退魔聖伝』と同様に物語の途中で突然連載が終了している。単行本全12巻。

『退魔聖伝』からの続きで、天津神国津神の戦いを終わらせるため、「スサノヲの牙」を探す。『退魔聖伝』後半より4年後の世界であることが明らかになっている。


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