嫌われる勇気
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嫌われる勇気
自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者
岸見一郎
古賀史健
イラスト羽賀翔一
発行日2013年12月13日
発行元ダイヤモンド社
ジャンル臨床心理学精神分析学
日本
言語日本語
形態四六判
ページ数296
公式サイト ⇒book.diamond.ne.jp
コードISBN 978-4478025819

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『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(きらわれるゆうき じこけいはつのげんりゅう アドラーのおしえ)は、岸見一郎と古賀史健の共著による、アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を解説した書籍。2013年12月13日ダイヤモンド社より出版された。

2015年舞台化され[1]2017年には同書を原案としたテレビドラマフジテレビ系で放送された[2]
概要

アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を哲学者(哲人)と若者の会話を通して、分かりやすく解説をしている。

2014年にビジネス書ランキングの年間2位、2015年には1位を獲得した[3]

また、2015年には韓国でも年間ベストセラー1位となった[3]

2019年にてらそままさき金野潤の朗読によりAudibleにてオーディオブック化。同サービスの「2020年オーディオブックランキング」で1位になる[4]
舞台

『嫌われる勇気』(きらわれるゆうき)のタイトルで、2015年9月から10月に赤坂RED/THEATERで上演された。演出・脚本は和田憲明[1]

書籍に登場する青年は女性に書き換えられている[5]
キャスト(舞台)

哲学教授 -
利重剛

木戸陽子 - 黒澤はるか

下村沙織 - 愛加あゆ

テレビドラマ

嫌われる勇気
ジャンル
テレビドラマ
企画渡辺恒也
橋爪駿輝
脚本徳永友一
大石哲也
ひかわかよ
演出池澤辰也
及川拓郎
星野和成
出演者香里奈
加藤シゲアキNEWS
相楽樹
戸次重幸
丸山智己
桜田通
飯豊まりえ
岡崎紗絵
正名僕蔵
升毅
椎名桔平
オープニングNEWS「EMMA
エンディング大塚愛
製作
プロデューサー目黒正之
井元隆佑
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2017年1月12日 - 3月16日
放送時間木曜22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数10
公式サイト
特記事項:
初回は15分拡大放送。
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『嫌われる勇気』(きらわれるゆうき)のタイトルで、本書を原案に刑事ドラマにアレンジして[2]2017年1月12日から3月16日まで毎週木曜22時 - 22時54分[注 1]フジテレビ系の木曜劇場枠で放送された。主演は香里奈[6]

2017年2月、日本アドラー心理学会は「ドラマのアドラー心理学理解は日本及び世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっている」として、放送中止か大幅な脚本の見直しを求めるフジテレビへの抗議文を、日本アドラー心理学会のサイトに掲載した[7][8]
キャスト(テレビドラマ)
庵堂 蘭子(あんどう らんこ)〈32〉
演 -
香里奈(14歳当時:桜田ひより)警視庁捜査一課8係所属の刑事。帝都大学文学部心理学科卒。[9]階級は警部補[10]。本庁の捜査一課ではナンバーワンの検挙率である[11]。彼氏無しの独身で丁寧な口調で話す[12]。相棒は青山。一匹狼で滅多に笑顔を見せない不愛想な性格。その上、捜査会議に出ず捜査員の推理を「(その推理) 明確に否定します」の言葉とともに一蹴し自分の意見を貫くアドラー心理学で提唱される特徴をそのまま具現化したような人物[10]。また、携帯電話を所持しているが基本的に捜査中に持ち歩く事はなく、実質彼女がどこにいるのかを探る為の鍵が青山である。青山には「先輩」呼ばわりをせず、それ以外で自分の事を呼ぶように命令する。少女時代は明るく屈託のない笑顔で良く笑う少女だった。だがそんなある1999年、14歳の時誘拐され1週間後に救助されたが、その直後に一家離散、更に学校に登校すると自分の机に花瓶を置かれる嫌がらせにあった。だが、彼女は元々教室にあった花瓶にその置かれた花を活け直す等、精神的に乗り越えた結果、今のような性格になる。事件の鍵となる証拠を発見した時、いつも一つ括りにしている髪を解く癖がある。さらに、「見つけた」と口にする。上記にもある通りかなり人間関係を築くのが非常に困難な個性を持つ性格であるが、アドラー心理学の知識を用いて犯人やその周りの人々に意見を言う等、変わり者ながら正義感の強い女性である。
青山 年雄(あおやま としお)〈28〉
演 - 加藤シゲアキNEWS)警視庁捜査一課8係所属の新人刑事。庵堂の相棒。幼少期から刑事志望であり、社交的で積極的にコミュニケーションを取る性格。その反面人に嫌われたくない思いが非常に強く、自分とは正反対の性格である庵堂に手を焼くが、足繁く通う帝都大学の教授、大文字の勧めでアドラー心理学の特徴を彼女から学び始める。また怖いものが非常に苦手で、暗闇の中で唐突に物が落ちて来た時は悲鳴をあげ庵堂の腕にしがみ付いた事がある等、男性としては頼りない一面が存在する[13]。歴史好きである他、 柔道は3段の腕前で、自信を持っており、庵堂に申し合いを挑んだが、何度も投げ飛ばされる。更に挑もうとしたが庵堂に「時間の無駄です」と拒否されてしまった[11]。連続殺人事件が発生し、庵堂が単独行動を取る中、独自に捜査を行い、犯人を逮捕した。その際、前述の庵堂の言葉を彼女に代わって口にした。しかしその直後土方に刺されてしまうが[14]、一命を取り留める[15]


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