姶良市
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小惑星については「姶良市 (小惑星)」をご覧ください。

あいらし 
姶良市
蒲生のクス


姶良市旗
2010年3月23日制定姶良市章
2010年3月23日制定

日本
地方九州地方
都道府県鹿児島県
市町村コード46225-0
法人番号2000020462250
面積231.25km2

総人口76,925人 [編集]
推計人口、2024年1月1日)
人口密度333人/km2
隣接自治体鹿児島市薩摩川内市霧島市薩摩郡さつま町
市の木くすの木
市の花やまざくらつつじ
姶良市役所
市長[編集]湯元敏浩
所在地899-5432
鹿児島県姶良市宮島町25番地
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外部リンク公式ウェブサイト

■ ― 市 / ■ ― 町・村市庁舎位置

地理院地図GoogleBingGeoHack
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ウィキプロジェクト

姶良市(あいらし)は、鹿児島県の中央部に位置する人口約7万7000人の鹿児島湾(錦江湾)の奥側に位置する。鹿児島市ベッドタウンとして発展している。
概要

2010年姶良町加治木町蒲生町の3町による新設合併により誕生した。市内を九州自動車道JR日豊本線が通り、隣接する鹿児島市ベッドタウンとして発展している。鹿児島県の市町村における人口順位は、薩摩川内市に次ぐ5位である。
地理姶良平野旧姶良町中心部周辺の空中写真。
2008年11月5日撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

姶良市は、鹿児島県の中部の南北約25 km、東西約24 kmの範囲に広がる。南東側の一部を鹿児島湾に面している。鹿児島湾に面した地域では、西側から思川別府川網掛川・日木山川の4つの河川が流れており、これらの川の沖積平野が一体となって姶良平野を形成し、この平野部に中心市街地が発達している。

西側の鹿児島市へと通じる海岸や、東側の霧島市との境界付近の海岸は自然海岸が残されているが、他は埋め立てで形成された人工海岸となっている。別府川は旧蒲生町の中心部であった地域まで標高の低い平坦な土地を形成しており、この流域に整備された水田地帯が広がっている。

姶良市の北部は北薩火山群に属する山が並ぶ地形で、北西側の薩摩川内市との境界がほぼ川内川流域との分水界をなしている。こうした山の間には別府川の支流が流れており、これに沿っていくつかの集落が発達している。一方北東側の霧島市との間は十三塚原と呼ばれる台地が続く地形で、網掛川や日木山川の支流が霧島市側から流れ込んでいる。

南西側の鹿児島市との境界は、標高が500 m前後の牟礼ヶ丘連山となっており、姶良市の平野部および海岸線へ急激に落ち込んでいる。牟礼ヶ丘連山の北側で、思川が鹿児島市側から流れ込み、比較的標高の低い土地が鹿児島市に合併した旧吉田町の中心部へつながっている。市内で標高が500 mを超える山として烏帽子岳(702.9 m)・長尾山(680 m)・佛石(679 m)・矢止岳(670 m)・赤崩(579 m)・惣林嶽(506 m)などがある。

鹿児島湾北部にかつて存在していた火山が約2万5000年前に姶良大噴火と呼ばれる噴火を起こし、姶良カルデラを形成した。姶良市はこのカルデラの北西側の外輪山に相当する位置にあり、大噴火で流れ出た火砕流が起源とされるシラスと呼ばれる地層が広がっている。火山活動に由来する市内の地形としては他に、マールであるとされる米丸住吉池がある。

南部平野地帯は鹿児島市のベッドタウンとして発達し、駅や国道の周辺に住宅地が広がり国道10号姶良バイパス・加治木バイパスの周辺には郊外型の大型店舗が立ち並んでいる。国道10号と九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線はおおむね市南部を東西方向に横切っており、鹿児島市への連絡は姶良カルデラ外輪山の急斜面が海に落ち込む狭い土地を通っている。これらの交通路はがけ崩れに弱く、平成5年8月豪雨など道路および鉄道の連絡が遮断されることがある。九州自動車道はこれらより北側を通っており、旧吉田町を経由して鹿児島方面へ通じている。北部山間地帯へは県道40号42号55号56号などが通じているが、南部平野地帯に比べると交通が不便で、過疎が進展している状況にある。

姶良市の面積の約65 パーセントを山林が占めている。中部平野地帯は整備された水田となっており、また北東側の霧島市と境界を接する台地の上は畑作地帯となっている[1]
隣接している市町村

鹿児島市

霧島市

薩摩川内市

薩摩郡さつま町

市内の地名

姶良市で住所として用いられている地名は、姶良市が成立した合併に際して、旧姶良町内の地名はそのまま引き継がれ(「姶良町」は冠しない)、旧加治木町内・旧蒲生町内の地名は「加治木町」「蒲生町」をそれぞれ頭に冠することになっている[2]。旧姶良町に関してはそれ以前の山田村、帖佐町、重富村に分けて示す。

姶良町という町名は、1955年(昭和30年)の合併での成立時に郡名から採用されたものであった。姶良郡という地名は、古代に大隅国が設置された際の姶羅郡に由来している。しかしこの姶羅郡は現在の鹿屋市周辺の地名で、現代の姶良郡は桑原郡などと呼ばれていた。江戸時代頃から桑原郡の西部を始羅郡(しらぐん)と呼ぶようになり、これがかつての姶羅郡と混同されたことから、明治時代初期に姶良郡が正式な名前として採用されることになった[3]
蒲生町

畳の原料として使用した蒲草が繁茂していたことから、「蒲生」という地名が付いたとされている[4]。「蒲生」という地名は他府県にも存在し、そのほとんどが「がもう」と読むが、こちらは「かもう」と濁らずに読む。
蒲生町漆(かもうちょううるし)
蒲生町の最北端にあり、農業地域である。市立漆小学校が所在する。かつては多くの金山が存在していた。面積は16.29 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在166世帯301人が住む[6]
蒲生町西浦(かもうちょうにしうら)
北西部、薩摩川内市との境界に広がる地域で、山間部の低地に集落がある。養蚕業を中心産業としていた地域であった。市立西浦小学校がある。面積は11.76 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在160世帯347人が住む[6]
蒲生町白男(かもうちょうしらお)
薩摩川内市や鹿児島市に挟まれた姶良市最西端にある地域で、前郷川に沿って集落と田が広がっている。2つの小学校があるがいずれも休校中。面積は22.41 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在234世帯501人が住む[6]
蒲生町久末(かもうちょうひさすえ)
蒲生町南部の鹿児島市(旧吉田町)との境界に広がる地域で農業地帯である。蒲生城はこの地域に所在していた。江戸初期にはこの地区の蒲生城と前郷川の間の辺りに地頭仮屋がおかれていたが、享保頃に上久徳に移転した。面積は9.66 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在73世帯161人が住む[6]
蒲生町北(かもうちょうきた)
上久徳の北西側に細長く広がっている地域で、上久徳に接するあたりは住宅が多い。市立蒲生中学校などがある。面積は3.82 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在240世帯573人が住む[6]
蒲生町米丸(かもうちょうよねまる)
火山活動により形成されたマールであると考えられる米丸という盆地になっている。この盆地は深田になっていたが、明治中頃の耕地整理で広大な乾田に生まれ変わり、米の生産量が大幅に増加した。1955年(昭和30年)、山田村木津志の柊野地区を編入。蒲生カントリークラブが所在している。面積は8.25 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在287世帯633人が住む[6]
蒲生町上久徳(かもうちょうかみぎゅうとく)
蒲生町の中心部で、整然とした区画の住宅地や商店街が広がりかつての武家屋敷の名残を留めている。蒲生八幡神社が所在している。面積は3.62 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在1,012世帯2,326人が住む[6]
蒲生町下久徳(かもうちょうしもぎゅうとく)
蒲生川より南側にある地域で上久徳に比べると人口はずっと少なく田園地帯となる。県立蒲生高等学校が所在している。古代の駅伝制における蒲生駅はこの辺りに所在していたと考えられている。面積は3.66 平方キロメートル[5]、2010年10月1日現在799世帯2,164人が住む[6]
姶良町
旧山田村

山間の田んぼという意味で山田となったと考えられているが、古い時代の文書には記録がなく、1555年(天文24年)頃の文書に初めて「山田」という地名が現れている。しかし当時は帖佐郷の一部であり、1580年(天正8年)の文書で山田郷という独立した郷になっている。いつ頃に分割されたかははっきりしない[7]
北山(きたやま)
町北部の広い範囲を占めるが山間地であり、人口は少ない。市立北山小学校スターランドAIRA県民の森・梅北神社などがある。山田の北という意味で北山田ということが由来の地名[7]


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