姫路文学館
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姫路文学館
北館(正面)

施設情報
正式名称姫路文学館[1]
館長藤原正彦
事業主体姫路市
管理運営姫路市教育委員会
開館1991年
所在地670-0021
兵庫県姫路市山野井町84
外部リンク ⇒http://www.himejibungakukan.jp
プロジェクト:GLAM
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姫路文学館(ひめじぶんがくかん)は、兵庫県姫路市にある姫路市立の文学館
概要

1991年平成3年)に播磨地方縁の文学者達の資料の収集を目的に姫路市によって北館が開館、1996年(平成8年)に南館が開館した。安藤忠雄設計の施設は現代建築の秀作として知られており、姫路城にも近接していることから、海外の観光ツアーのコースにしばしば組み込まれる。初代館長は中西進、その後は上田正昭を経て、現館長は藤原正彦(2014年-)[2]平成3年国土交通省から「手づくり郷土賞」(素材部門部門)を受賞した[3]。2015年(平成27年)6月8日から改装工事に入り[4]、2016年(平成28年)7月30日にリニューアルオープンした[5]

ひょうごっ子ココロンカード[6]どんぐりカード[7]、姫路市高齢者福祉優待カード[8]の対象施設になっている。対象者はカードを提示すれば常設展の入場が無料となる。
事業

毎年、企画展および特別展を4?5回開催している[9]。純文学系の展示のほか、「ぞうのエルマー絵本原画展」(2023年)、「とびだせ!長谷川義史展」(2022年)など児童書ジャンルの展示も行っている。


ほか、現館長にちなんで2015年に藤原正彦エッセイコンクールを創設し、以後継続して主催している[10]。受賞作品は公式サイトにて公開されている[11]
施設

北館エントランス、親水エリアを挟んで奥に南館左に南館、奥に北館望景亭の日本庭園

北館


播磨曼荼羅 - 半円形の壁面に、播磨の文化を古代から幕末までを紹介

文人展示室 - 椎名麟三和辻哲郎阿部知二初井しづ枝三上参次辻善之助井上通泰有本芳水岸上大作の作品と生涯を紹介

講堂(230席)

閲覧室

南館


司馬遼太郎記念室

映像展示室 - 150インチスクリーン

図書室

望景亭

市内の実業家濱本八治郎の別邸として大正時代に竣工した和風建築で、日本庭園と茶室を備える。賀陽宮憲王が一時期居住していたことから皇族がしばしば訪れる施設であり、庭園には三笠宮崇仁親王が植えたしだれ桜がある。建物の名称は、裏千家十五世千宗室が命名したもの。和室[12]、茶室[13]、廊下[14]、棟門[15]、石垣[16]は国の登録有形文化財に登録されている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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