姫川信号場
駅として営業していたころの国道側から見た駅舎とホーム(2009年3月)
ひめかわ
Himekawa
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所在地北海道茅部郡森町字姫川.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度4分52.7秒 東経140度35分30秒 / 北緯42.081306度 東経140.59167度 / 42.081306; 140.59167座標: 北緯42度4分52.7秒 東経140度35分30秒 / 北緯42.081306度 東経140.59167度 / 42.081306; 140.59167
駅番号○H63
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線■函館本線(本線)
キロ程44.2 km(函館起点)
電報略号ヒメ
駅構造地上駅
ホーム2面2線(現役駅時代)[1]
開業年月日1913年(大正2年)8月1日[2]
備考1951年(昭和26年)5月19日頃から仮乗降場として乗降を取り扱い。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化で駅昇格。2017年(平成29年)3月4日に旅客扱いを廃止[3]し、信号場化[4]。
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スーパー北斗車内より構内を望む
姫川信号場(ひめかわしんごうじょう)[4]は、北海道茅部郡森町字姫川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(本線)の信号場。電報略号はヒメ。旅客営業時の駅番号はH63であった。事務管理コードは▲140113[5]。
歴史1976年の姫川信号場と周囲約750m範囲。右が函館方面。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
信号場として設置されたが、国鉄時代に仮乗降場として旅客の取り扱いが行われていた。国鉄分割民営化時に正規の駅に昇格したが、2017年(平成29年)3月4日に旅客扱いを廃止し[3]、再び信号場となった[4]。 当信号場の所在する地名より。1939年(昭和14年)に森町内で雑多な字名を統合整理した際に成立した地名であるが[11]、その由来について太田(2004)では「尾白内川が姫川(おとなしい川の意)だったのかもしれない[6]」と推測している。 2線を有する単線行き違い型信号場[4]。普通列車と特急列車との行き違いで使用されている[4]。旅客扱い末期には相対式ホーム2面2線を有していたが、旅客扱い終了後に乗降設備は撤去されている[4]。 互いのホームはホーム中央の遮断機を備えた構内踏切で連絡していた。この遮断機は列車接近時に自動音声のアナウンスが放送される。下り線ホームは土盛りで長く、上り線ホームはコンクリート製で短いホームとなっている[12]。ほかに安全側線を有し、1993年(平成5年)時点では上り線(駅舎側)の旭川方から転轍機の外された側線を1本有していた[13]。
年表
1913年(大正2年)8月1日:国有鉄道函館本線の姫川信号所として開設[6][2][7][8]。
1922年(大正11年)4月1日:姫川信号場に改称。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
1951年(昭和26年)5月19日?:姫川仮乗降場となり、旅客取扱い開始。
1969年(昭和44年)11月26日:桔梗駅 - 森駅間CTC化に伴い無人化[8]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。同時に駅に昇格し、姫川駅となる[7]。
1990年(平成2年)3月10日:営業キロ設定。
1991年(平成3年)12月24日:駅舎改築[7]。
2000年(平成12年)3月11日:快速「アイリス」の下り列車(函館駅発)が廃止され、普通列車のみの停車駅となる。
2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[9]。
2016年(平成28年)6月2日:同じ森町の東山駅、桂川駅、長万部町の北豊津駅(現・北豊津信号場)、蕨岱駅と共に、JR北海道から各町へ2017年3月実施予定のダイヤ改正に合わせて廃止の意向が示されていることが報道される[10]。
2017年(平成29年)3月4日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、旅客扱いを廃止[3]。再び姫川信号場となる[4]。
信号場名の由来
構造