妻、小学生になる。
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妻、小学生になる。
If my wife become an elementary school student.
[注 1]
漫画
作者村田椰融
出版社芳文社
掲載誌週刊漫画TIMES
レーベル芳文社コミックス
発表号2018年8月10日号 - 2022年12月16日号
発表期間2018年4月27日[1] - 2022年12月2日[2]
巻数全14巻
話数全111話
漫画:妻、小学生になる。スピンオフ
初恋相手の君は誰?
作者村田椰融
出版社芳文社
掲載誌週刊漫画TIMES
発表号2024年3月22日号 - 5月24日号
発表期間2024年3月8日[3] - 5月10日[4]
話数全8話
ドラマ
原作村田椰融
脚本大島里美
演出坪井敏雄、山本剛義
大内舞子、加藤尚樹
音楽パスカルズ
製作TBSテレビ
放送局TBS系
放送期間2022年1月21日 - 3月25日
話数全10話
ドラマ:ヤコ、ショウがクセになる。
脚本諏訪雅
演出坂本栄隆、爲川裕之、廣澤沙耶
制作ケイファクトリー(協力)
配信サイトParavi
配信期間2022年2月11日 - 3月25日
話数全7話
アニメ
原作村田椰融
監督阿部記之
シリーズ構成平林佐和子
脚本平林佐和子
キャラクターデザイン関川成人
アニメーション制作スタジオ サインポスト
放送局未発表
放送期間2024年 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマアニメ
ポータル漫画テレビドラマアニメ

『妻、小学生になる。』(つま しょうがくせいになる)は、村田椰融による日本漫画作品。『週刊漫画TIMES』(芳文社)にて、2018年5月11・18日合併号に読み切りが掲載された後[1]、同年8月10日号から2022年12月16日号まで不定期で連載[5][2]。2022年2月時点で電子版を含めた累計発行部数は160万部を記録している[6]。タケルを主人公としたスピンオフ『妻、小学生になる。スピンオフ 初恋相手の君は誰?』が同誌にて、2024年3月22日号から同年5月24日号まで連載[3][7]

TBSテレビにてテレビドラマ化され、2022年1月21日から3月25日まで放送[8][9]

2023年3月16日にはアニメ化が発表された[10]。2024年放送予定[11]
あらすじ

10年前、妻の貴恵を亡くした愛妻家の新島圭介と娘の麻衣はずっと失意の中にいた。そんなある日の夕刻、小学生の女の子が自分は他界した貴恵の生まれ変わりだと言って新島家を訪れた。最初は冷やかしかと思ったが、その子は家族しか知らない情報を伝え続け、圭介と麻衣はその子が「貴恵」であると認識する。そして三人は「家族」として行動を共にするようになる。だが、その女子小学生・白石万理華は今生の母・千嘉にネグレクトされて暮らしていた。
登場人物
主要人物
新島圭介(にいじま けいすけ)
主人公。極度の
愛妻家。貴恵が亡くなった後もその愛情は変わらなかったのか、再婚はしていない。ただ、その愛情のあまり、妻の生まれ変わりの女子小学生を抱きしめたりと問題になりかねない行動を取ってしまうこともある。貴恵と死別した後は会社ではほぼ会話もせず、無味乾燥な生活を送っていたが、「貴恵/万理華」と交流を始めて明るさを取り戻していく。
新島貴恵(にいじま たかえ) / 白石万理華(しらいし まりか)
ヒロイン。圭介の亡妻。低血圧ながら、毎朝圭介のために弁当を作っていたりと献身的な性格ではあったが、一方で言いたいことはハッキリと堂々と意見しており、圭介は頭が上がらなかった。10年前に交通事故で他界。輪廻転生によって「白石万理華」として転生した。母子家庭で、白石家では母・千嘉にネグレクトされていたが、新島家の近くを通りかかった時に前世の記憶が戻り「新島貴恵」の意識を取り戻してからは、新島家と交流しだす。圭介や麻衣の前では堂々と意見するほか、習字の際に「木蓮」と達筆で書いたり、クラスメイトの良く言えば子供らしい(悪く言えば無意味な)騒ぎにツッコミを入れたりと小学生とは思えない言動を多々して、小学校の友達には「白石万理華」から若干印象が変わったようにも見られている。第10巻で一時的に貴恵としての記憶が失われ、人格も元の小学生に戻ってしまう。墓参のあと、圭介は生まれ変わりではなく2つの人格を持つ「憑依」であると寺の住職に指摘されている。生まれ変わりは「すべてを一度リセットし新たな命となり学びを始めるもの」であるとのこと。元々万理華としては圭介らと面識はなかったため、人格が元に戻った途端、圭介らを見て道端で突然恐怖で泣き出してしまい警察沙汰にもなるが、その後は千嘉の理解も得て、圭介らは「白石家親子」としての間でも交流が生まれる。その後もまた貴恵としての人格が現れたが、貴恵としても、いつまでもこのままではいられないと葛藤を続ける。最後、圭介が好美に婚約指輪を渡してプロポーズした(実は嘘)姿を見て満足し成仏、貴恵の人格は完全に消失した。貴恵は成仏する前、千嘉には手紙を残し、万理華に対しては、自身が身体を『乗っ取っていた』間の出来事をノートに纏めておいたのだった。
新島麻衣(にいじま まい)
新島家の一人娘。専門高校を卒業後、特に定職に就くことはなかったが、母親との再会を機に心機一転し、就職した。貴恵曰く、「私に似て容姿も恵まれている」とのこと。就職してから取引先で蓮司と知り合い、のち結婚した。
圭介の会社関係
守屋好美(もりや このみ)
総務部に属している圭介の部下。昼休憩時、会社内で昼ご飯を食べるのは浮くため、ベンチで弁当を食べる圭介と「お弁当友達」になり、親密な関係を築こうとしている。
麻衣の会社関係
愛川蓮司(あいかわ れんじ)
麻衣の取引先の顧客。麻衣からパソコンスキルなどを教わっている。友人が海に流され行方不明になっているが、8年間待ち続けている。のち、麻衣と結婚し、エピローグでは娘が生まれている。
貴恵の周辺人物
白石千嘉(しらいし ちか)
貴恵の「白石万理華」としての母親。弁当屋のパートをしている。離婚してからはヒステリックで怒鳴りつけることもあるが、親としての自覚はあるようで、どうすべきか苦悩している。実は幼少時には育児放棄されて育ち、自分が大人になると金をせびってくる母親(万理華の祖母)を心底嫌悪している。だが、人生に躓いているとはいえ、娘に対して同じことをしてしまうそんな自分が嫌いになりつつある。
浦川広樹(うらかわ ひろき)
千嘉の彼氏。つきあうきっかけは弁当屋でナンパしたこと。千嘉からは再婚相手になってくれるかもと期待されていたが、実は妻子持ちだったことが彼女にばれてしまう。
友利子(ゆりこ)
貴恵の姉。三姉妹の長女。喫煙者。
萌(もえ)
貴恵の妹。三姉妹の三女。
ネイルサロンを経営している店長。那由太(なゆた)という小学2年生の息子がいる。
ヒマリ
万理華の友人。メガネを掛けている。口が軽く、その事が原因でトラブルを起こした事もある。
タケル
万理華のクラスメイト。サッカーが得意でクラスの女子から人気だが、本人は万理華に惚れている。万理華とは幼稚園のころからの付き合い。
出雲凛音(いずも りんね)
『君と再び』という小説を書いた青年。貴恵と同じく亡くなった後、現在の身体に憑依した人物。身体の持ち主の家族とはぎくしゃくしており、生前の知人にも会っていない。万理華から離れることを決めた貴恵に「自分は大事な人に会う勇気が無かった」とメッセージを残す。エピローグでは数年のスランプの後に新作にして最後の作品『再会の証明』を発表し作家を引退した。
書誌情報

村田椰融『妻、小学生になる。』芳文社 〈芳文社コミックス〉、全14巻
2019年4月16日発売
[12]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-8322-3671-4


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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