妙見寺
所在地群馬県高崎市引間町213
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度23分35.2秒 東経139度01分11.8秒 / 北緯36.393111度 東経139.019944度 / 36.393111; 139.019944
妙見寺(みょうけんじ)は、群馬県高崎市引間町にある天台宗の寺院である。山号は三鈷山。院号は吉祥院。本尊は釈迦如来。 この寺の創建年代等については不詳であるが、714年(和銅7年)またはその翌年の715年(霊亀元年)上野国大掾藤原忠明の開基により創建されたと伝えられる。 「花園星神記」によれば、忠明がこの寺へ来て宿泊し、夜半目覚めてあたりを見渡すと、乾の方角に光明が立ち上っていた。不思議に思って侍臣を遣わせ調べると、冷水町の小祝池からとわかり、水底を探らせたところ、目が赤く首の白い珍しい亀を得た。これを時の帝に献じたところ喜ばれ、元号が霊亀に改められたという。 797年(延暦16年)に成立した「続日本紀」にも「妙見寺」に関する記載があることから、古くからある寺院と考えられている。古くは「七星山息災寺」と号し、妙見菩薩を祀る寺として信仰されてきた。羊妙見とも呼ばれ、多胡碑の「羊」との関連を指摘する向きもある。 平将門の乱では、染谷川の戦いで苦境に追い込まれた平良文が不思議な声を聞き、導かれてついて行ったところ当寺にたどり着いた。そこで僧から七星剣を渡され、以来妙見菩薩の加護を受けるようになった。良文と関係の深い秩父神社、千葉神社の妙見は当寺から勧請されたものである。 江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられている。
歴史
入口
染谷川
境内
文化財
高崎市指定文化財
妙見社本殿
アクセス
JR前橋駅から群馬温泉行きバス 「妙見前」下車
外部リンク
⇒妙見社本殿 - 高崎市