妖狐×僕SS
[Wikipedia|▼Menu]

妖狐×僕SS
ジャンル
伝奇ラブコメディ少年漫画ファンタジー
漫画
作者藤原ここあ
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊ガンガンJOKER
レーベルガンガンコミックスJOKER
発表号2009年5月号 - 2014年3月号
発表期間2009年4月22日 - 2014年2月22日
巻数全11巻
アニメ
原作藤原ここあ
監督津田尚克
シリーズ構成根元歳三
キャラクターデザイン飯塚晴子
音楽中川幸太郎
アニメーション制作david production
製作「妖狐×僕SS」製作委員会、MBS
放送局毎日放送ほか
放送期間2012年1月12日 - 3月29日
話数全12話+特別編1話
ラジオ:いぬぼくラジオ(仮)
配信期間2012年1月11日 -
配信サイトアニメイトTV
配信回数全1回
配信形式収録ストリーミング
パーソナリティ日高里菜
ラジオ:ラジオ・ド・章樫
配信期間2012年2月24日 - 5月31日
配信サイトアニメイトTV
配信日月2回、不定期更新
配信形式収録、ストリーミング
パーソナリティ日高里菜&中村悠一
細谷佳正&日笠陽子
杉田智和&花澤香菜
江口拓也&宮野真守
(4組でのローテーションとなる)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメラジオ

『妖狐×僕SS』(いぬぼくシークレットサービス)は、藤原ここあによる日本漫画作品。スクウェア・エニックス刊『月刊ガンガンJOKER』2009年5月号(創刊号)から2014年3月号まで連載された。また、JOKERの姉妹誌である『月刊Gファンタジー』2010年5月号と『ヤングガンガン』2011年6号では特別編が出張掲載されている。2019年4月時点でコミックス累計発行部数は510万部を突破している[1]。『月刊ガンガンJOKER』2011年8月号にてテレビアニメ化が発表され、2012年1月から3月まで放送された。略称は「犬ボク」もしくは「イヌボク」。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年7月)(使い方

第1章「prologue」

旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女・白鬼院凜々蝶は大人に守ってもらわないと生きて行けない無力な自分や、常に家名が重視される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。

家族は凜々蝶が家を出ることには反対しなかったが、条件として街の郊外にある「妖館」(あやかしかん)の異名を持つマンションであるメゾン・ド・章樫(あやかし)への居住を命じる。

メゾン・ド・章樫(妖館)は表向きは『厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンション』だが、実は妖怪の先祖返りが住まうマンションだった。
第2章「if」

第1章から23年。高校入学を期に、凜々蝶は妖館へ入居した。一人になるために越してきたはずだったが、SSの御狐神双熾や賑やかな妖館の住人達との交流を通じて、徐々に周囲と打ち解けていく。

ある日開催された歓迎会を抜け出すと、妖館の前に一人の男性が立っていた。「久しぶり」と声を掛けるその人物と邂逅すると、凜々蝶は突然気を失ってしまう。
「interlude」

幕間。各登場人物に焦点を当てた短篇集。全5話。

舞台は第1章。
第3章「春に目覚める」

夏目の発案でタイムカプセルの準備をする妖館住人達。反ノ塚らが庭の木の根元に穴を掘り進めると、そこには既に箱が埋まっていた。不審がりつつも蓋を開けると、中からは住人達の名で書かれた複数の手紙が出てくる。

書いた覚えのない手紙に困惑する一同に、夏目から衝撃の事実が伝えられる。
舞台・用語
メゾン・ド・章樫(あやかし)
本作の舞台であり、主要人物たちの住むマンション。通称「妖館(あやかしかん)」。一世帯につき一人の
SS(シークレットサービス)がつき、最強のセキュリティーを誇る最高級マンション。その実態は妖怪の「先祖返り」である人間が純血の妖怪に狙われないよう身を寄せ合って助け合うシステムである。設立者は悟ヶ原思紋。同マンションが全国各地に存在する。SSはパートナーとなった住人と同じフロアに住まう。表向きは、高額の家賃を払い、能力・家柄・経歴を認められた人間だけが住める場所とされている。得体や素性の知れない人物が多いことから、近隣では「変人揃い」「お化け屋敷」と気味悪く思っている人間も多いが、実際に妖怪の関係者が多いので、あながち間違いでもない。
先祖返り
先祖が過去に妖怪と交わり、その妖怪の血を濃く受け継いで生まれてくる者たち。先祖返りは始祖である妖怪の子と同じ日、同じ時間に同じ容姿、同じ性質を持って生まれる。そして稀に記憶を受け継ぎ、不思議と同じ運命を歩むと言われている。一説では、朽ちない存在である妖怪が人間の腹を介して再生するよう変化したもの。そのため両親からの遺伝的な要素は関係なく、ただの母体である。先祖返りの家系の多くは宗教染みた部分があり、その家の方針によっては先祖返りの自由を奪うこともある。
千年桜
思紋宅に存在する植物の姿をした妖怪。長い時間を司り、過去に未練がある者が近付けば過去へ引きずり込む性質を持つ妖怪で、帰りたい思い出の世界に引きずり込む袖引き狢とは違い、本物の「未練ある時間場所へ」行ける。しかし過去へ戻ることの代償として、その人の肉体の時間が止まり、不老になってしまうが、死に直結するような攻撃をされると死亡するため、不死になるわけではない。
登場人物

声はテレビアニメ版の声優
妖館住人
白鬼院 凜々蝶(しらきいん りりちよ)
声 -
日高里菜本作の主人公の先祖返り。
第1章
4号室の入居人[2]2月21日生まれ。物語開始時15歳。A型。身長145センチメートル[3]。一人称は「僕」。長い黒髪に紫の瞳をした美少女だが、口を開けば心にもない悪態をついてしまうという幼少のころからの悪癖がある。無意識にやってしまうもので本人にも制御できず、根は律儀かつ真面目な性格であるため、悪態をついた後は性分から自己嫌悪で落ち込む。野ばら曰く、ツンデレならぬツンしゅん。旧家の令嬢だが有力な家柄ゆえの不遇や下心の透けた庇護を受け続け、個人としての価値の薄さに嫌気が差し、悪態・虚勢癖を持つようになった。高校入学を期に環境を変えて悪癖を矯正するため、家を出て妖館で一人暮らしを始めた。予定外に双熾が自分のSSとして契約をしているのを知り、当初は困惑していたものの、後に納得した上で契約を結ぶ。その後ある出来事がきっかけで双熾と交際を始めた。蜻蛉とは拘束力のない許婚同士であり、幼少の頃から文通をしていた[注 1]。双熾から日常的に変質的な行動(ストーキングなど)を取られるが、本人的には彼を周囲ほど重大に変態だとは認識していない様子。百鬼夜行を追っていた際の闘争により落命。享年16。
第2章(第1章の23年後)
高校1年生の15歳。1号室の入居人。転生前の記憶はない。第1章とは違い、直接的ないじめを受けている場面はないが、同級生の心ない言葉により他人との関わり合いを拒絶するようになる。妖館に入居後、面識のなかったはずの連勝との遭遇により前世の一部を思い出し、記憶の混濁により錯乱しかけたため、双熾から暗示をかけられ不都合な記憶を封じられる。その後、蜻蛉の言葉によって第1章の記憶を思い出すものの、過去を悔いる気持ちを袖引き狢に利用されてしまう。袖引き狢の出来事を経て全ての記憶を思い出した後、感情を整理するため双熾と契約を解消をする。その後、前世と今世の折り合いに悩むようになるも、百鬼夜行の真相を解明することを決意する。終盤では双熾の変わらない本質を理解し、今世の双熾を受け入れ恋愛感情ではなくとも大切に思っていることを伝える。
第3章
百鬼夜行が発生した未来からの手紙を受け取り、残夏が読み取った23年間を受け百鬼夜行阻止を決意する。タイムカプセルの出現により起こるはずだった手紙の取り違えがなくなったため双熾とは交際していない。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:127 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef