妖怪人間ベム
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この項目では、アニメ作品について説明しています。テレビドラマについては「妖怪人間ベム (テレビドラマ)」をご覧ください。

妖怪人間ベラ」とは異なります。

妖怪人間ベム
ジャンルホラー
アニメ:妖怪人間ベム (60's)
原作足立昭
脚本足立明
キャラクターデザイン若林忠生
アニメーション制作第一動画
放送局 フジテレビ
東洋放送
放送期間1968年10月7日 - 1969年3月31日
話数全26話
アニメ:妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-
原作アサツー ディ・ケイ
監督原田浩
シリーズ構成武上純希
脚本武上純希
高橋ナツコ
山田隆司
神戸一彦
早川正
キャラクターデザイン渋谷一彦
音楽五木田岳彦
アニメーション制作スタジオコメット
製作NAS
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
エイベックス・エンタテインメント
スタジオコメット
放送局アニマックスTOKYO MX
放送期間2006年4月1日 - 2006年10月7日
話数全26話
アニメ:BEM
原作ADKエモーションズ
監督小高義規
シリーズ構成冨岡淳広
キャラクターデザイン砂川正和
音楽SOIL&"PIMP"SESSIONS未知瑠
アニメーション制作ランドック・スタジオ
製作BEM製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2019年7月 - 10月
話数全12話
映画:劇場版 BEM
?BECOME HUMAN?
原作ADKエモーションズ
監督博史池畠
脚本冨岡淳広
キャラクターデザイン松本美乃
音楽SOIL&"PIMP"SESSIONS未知瑠
制作Production I.G
製作BEM製作委員会
配給クロックワークス
封切日2020年10月2日
上映時間
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『BEM』のロゴ

『妖怪人間ベム』(ようかいにんげんベム)は、1968年(昭和43年)10月7日から1969年(昭和44年)3月31日までフジテレビ系列にて毎週月曜日19時30分 - 20時00分の時間帯で放送されたテレビアニメ。全26話(以下「第1作」「前作」などと略記)。人間になることを願う妖怪人間3人の戦いや哀しみを描く。

本項では、その後に上記作品を原作として製作されたリメイクアニメやコミカライズ、実写ドラマなどメディアミックス作品群についても記載する。
沿革

前述のとおり、第1作放送から不定期に関連作品が作られ続けている。第1作のデータ的な内容は「#第1作」を、それ以降のメディア展開については「#第1作放送終了後の動き」の節をそれぞれ参照。

2006年 - 前作から38年ぶり(後述する未完の続編『パートII』から数えると24年ぶり)に制作された完全新作アニメが放送された。アニマックスでは4月から全26話が、TOKYO MXでは7月から1 - 13話がそれぞれオンエアされた。#妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-の節を参照。

2011年 - 同年10月22日から12月24日まで、日本テレビ系列にて毎週土曜日21時00分 - 21時54分の土曜ドラマ枠で実写ドラマが放送された[1]。また、2012年12月15日には、実写ドラマの続編として映画が公開された[2]。これらの作品については、「妖怪人間ベム (テレビドラマ)」 を参照。

※ これ以降の展開の詳細は「#俺たちゃ妖怪人間」「#BEM」などを参照。

2017年 - 翌2018年の生誕50周年を前にして「リブートプロジェクト」が始動。第1弾として、第1作の再放送と新作ミニアニメ『俺たちゃ妖怪人間』が同時に放送開始。

2018年 - 4月より「リブートプロジェクト」第2弾として、第2作(2006年版)の再放送と新作ミニアニメ第2シリーズ『俺たちゃ妖怪人間G』が放送。

2019年 - 新作アニメーション『BEM』が放送。

2020年 - 『BEM』としての劇場版アニメ『劇場版 BEM ?BECOME HUMAN?』が公開。

概要

いつどこで誰が生み出したのか誰も知らない、人でも動物でもない異形の怪物、それが「ベム」「ベラ」「ベロ」と名乗る3人の「妖怪人間」である。時には人々に迫害され、また時には友情を育みながら、いつか人間になれる日を夢見て彼らは世に仇なす悪と戦い続ける。

1話完結形式で、ベム、ベラ、ベロが3人で各地を放浪しながら妖怪を退治していくフォーマット。同年にはフジテレビで先行して東映動画の『ゲゲゲの鬼太郎』が放送されているが、本作はよりホラー色が強く、西洋的な異国情緒の漂う雰囲気となっている。この時期には他にも、『怪物くん』(TBS)、『怪奇大作戦』(TBS・円谷プロ)、『河童の三平 妖怪大作戦』(NET東映)、『バンパイヤ』(フジテレビ虫プロ商事)が放送されており、妖怪ブームの最中だった[3]。本放送時のスポンサーはロッテヱスビー食品[4]チューインガムなど関連商品が発売されている。

制作は、広告代理店第一企画(後のADKグループ)のアニメ部門である第一動画が担当。第一動画は東映動画(後の東映アニメーション)とTCJ(後のエイケン)の出身者から成り立っており、第一動画の日本人作画スタッフが韓国に派遣され、東洋放送の動画製作部で韓国人スタッフを指導する形態での作画作業になっていた。日本には馴染みのない無国籍風の作りになっているのは、この制作体制の影響が大きい[5]作画監督の森川信英は、こうした制作経緯から「事実上の逆輸入アニメ」と語っている[6]。同じく第一動画の手掛けた『黄金バット』も同様の体制で制作されたので、こちらも無国籍性を醸している。

日本国外への輸出を前提に、絵柄や時代設定は19世紀から20世紀のヨーロッパが意識されている。当初は緑色だったベロの服が赤色に変更されるなど、アメリカのバイヤーからのアドバイスも受けていた。アメリカでの放送は実現しなかったものの、韓国とオーストラリアで放送された[7]

本放送では、関東地区で第16話と第20話が20.6%の最高視聴率を獲得。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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