妖怪ハンター
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『妖怪ハンター』(ようかいハンター)は、諸星大二郎漫画作品。別題『稗田礼二郎シリーズ』『稗田礼二郎のフィールド・ノートより』など。
概要

異端の考古学者・稗田礼二郎が日本各地の様々な場所を学術調査で訪れ、その地の歴史や伝承などを独自の視点で再検証し、その結果、超次元的・超自然的な事件に遭遇していく様を描く。諸星にとって初めての連載作品であり、『週刊少年ジャンプ』1974年37号から41号にかけて『妖怪ハンター』のタイトルで、最初のシリーズが連載された。同増刊1976年8月号に『生命の木』が掲載されて以後は、発表の場を集英社の『週刊ヤングジャンプ』『ベアーズクラブ』『ウルトラジャンプ』、講談社の『メフィスト』など、青年誌に移して断続的に連載。2020年現在の最新作は『ウルトラジャンプ』にて2009年から不定期連載されている『妖怪ハンター 稗田の生徒たち』。
題名について

『妖怪ハンター』という題名は、『週刊少年ジャンプ』での連載当時の担当編集者の命名である。しかし、いわゆる「妖怪」はほとんど登場せず、登場しても主人公の稗田礼二郎がハンターとしてそれを捕獲したり退治したりすることは基本的にない。実際、作中で稗田が妖怪ハンターと呼ばれることもほとんどない[注 1]。『死人返り』や『赤い唇』では怪異に対抗する手段を用意するなどしているが、最終的に稗田が事件の解決者として機能するというのも本旨とはいえず、稗田は異端にせよ終始、傍観者の立場にとどまっている。

諸星自身はこの題名が気に入らなかったことを単行本『海竜祭の夜』のあとがきでコメントしており、後年に雑誌で発表された作品の多くは『稗田礼二郎シリーズ』『稗田礼二郎のフィールド・ノートより』『稗田のモノ語り』など、別のシリーズタイトルがつけられているが、単行本や文庫でそれらが纏められる場合は『妖怪ハンター』のタイトルが冠せられることが多い。

月刊アフタヌーン』誌に掲載された読切『それは時には少女となりて』にて本シリーズの登場人物である大島潮と渚、『妖怪変化 京極堂トリビュート』に掲載された作品『描き損じのある妖怪絵巻』にて稗田が登場しているが、これらには『妖怪ハンター』のタイトルが単行本時にも冠されたことはない(両作とも、単行本『闇の鶯』に収録)。
登場人物
稗田 礼二郎(ひえだ れいじろう)
主人公にして、本作の語り部。元K大考古学教授。日本中の様々な「奇怪な事件」の研究を生業としており、いくつかの大学の客員教授や著述活動も行っている。異様な事例や奇怪な題材ばかりを研究対象に扱うことから、若い学生やマスコミから「妖怪ハンター」というアダ名を付けられている。長身痩躯
[注 2]で、黒い長髪がトレードマーク。『黄泉からの声』第二章における天木末加との会話の中で「20年前からこの髪型」と語っている。その上でいつも黒いスーツに黒いネクタイという黒ずくめの出で立ちであるが、田舎での長期滞在を伴う調査や発掘作業などのシーンも多く、開襟ノータイ、袖、裾をまくった姿もよく見られる。年齢は不詳。1974年に作品が発表された当時から現代まで、明確に加齢の描写はされていない。作中の設定において、歳月が経過していないわけではないのは、後述の天木美加などの描写から明らか。また『稗田のモノ語り』においては、中年的な容姿の研究者を君づけで呼んでおり、容姿には変化がないが加齢はしていると解釈できる描写もある。名前は『古事記』暗誦者の稗田阿礼から採られている。他メディア展開された際に稗田を演じたのは、1991年の映画『ヒルコ/妖怪ハンター』では沢田研二[注 3]、2005年の映画『奇談』では阿部寛
天木 美加(あまぎ みか)
飛行機事故に巻き込まれたことを切っ掛けに、不思議な力を身に付けた少女。『花咲爺論序説』終盤で登場後、『天孫降臨』三部作などの「生命の種子」に関するエピソードにおいて重要な役割を果たす。『黄泉からの声』二部作でも第二章でゲスト的に登場している。登場する度にリアルタイムに成長している数少ない登場人物でもある。幼いころからの超常の体験もあってか、少々ズレたところもあり、岩陰越しとはいえ、成人男性である稗田や兄の薫と混浴しているなどブラコンの気もある。
天木 薫(あまぎ かおる)
美加の兄。飛行機事故に巻き込まれたことを切っ掛けに、不思議な力を身に付けた少年。『花咲爺論序説』より妹と共に登場することが多い。『天孫降臨』三部作では天の鹿児弓と天の羽々矢土蜘蛛を撃退するなど、主役的な活躍をする。『夢見村にて』においても主役を務める。民俗学を専攻する大学生となっているが、10代の半ばに超常の体験をしたせいか、遅めの思春期に突入したようで、夢の中で稗田に乳房がある姿を見るなどして戸惑っていた。当の稗田からはシスコンだと見られている。
橘(たちばな)
『花咲爺論序説』から登場。稗田と同じく、学会からは異端扱いされるような奇矯な学説を数多く唱えている在野の民俗学者。髭面で野性的な風貌をしている。不死をもたらす「生命の種子」を見つけることをライフワークにしており、目的のためには手段を選ばない。『天孫降臨』の第三章終盤にて死亡する。
瓜生 織江(うりゅう おりえ)
『幻の木』から登場。東京・西麻布の社長夫人。「瓜生」は結婚前の旧姓。故郷の山村を出て以後の自分の生活が無意味なものであったと思い、夫の死をきっかけに失踪し、故郷に戻り、当時男の子と一緒に遊んだ巨木を探す。彼女の正体は生命の木を代々祭る巫女「瓜子姫」の家系であった。
天野 達雄(あまの たつお)
『幻の木』から登場。住所不定の前科者で、織江の夫を殺した犯人。かつて織江が巨木の下で一緒に遊んでいた男の子でもある。織江と時期を同じくして、故郷の山村に戻って来たが、巨木を見たいと思うと同時に怖れるという複雑な感情を抱く。彼の正体は「木に近づく者を殺す者」であり、稗田は「瓜子姫に対するアマノジャクを演じる家系ではないか」と推測した。刑事に射殺されるが、実は彼はアマノジャク以外に、桃太郎の役目も持っていた。『川上より来りて』において織江と、織江に同化した天野の魂は「生命の木(高木の神)」と邂逅し、その後は行方不明。時を同じくして、川上から赤ん坊が流れてきて、「高木の神さんが授けてくれた」として老夫婦に拾われた(赤ん坊の性別が明らかでないので、「瓜子姫」なのか「桃太郎」なのかも不明)。
大島 潮(おおしま うしお)
西日本の海沿いの街「粟木」に住む男子学生。力が強いとか特殊な能力がある訳ではないが、いつからか奇妙な存在との関りが増えていき、騒ぎに巻き込まれた渚を助けるために奮闘することが多い。『うつぼ舟の女』で初登場。その時に知り合った稗田と文通をしていて、自分が遭遇した奇妙な事件のレポートを稗田に送っている。粟木を舞台にしたエピソードの多くは「潮から稗田への手紙の内容を紹介する」という形をとっており、稗田本人は出てこないことが多い。初登場時は中学生だったが、『それは時には少女となりて』登場時には高校生となっている(渚も同様)。
小島 渚(こじま なぎさ)
『うつぼ舟の女』で初登場。潮の女友達。ポニーテールの活発な少女。奇妙な存在に憑依されやすく、場合によっては身体から魂が抜けてしまいやすい体質で、それが原因で危機に陥ることが多い。
赤井 貴信(あかい たかのぶ)
連作シリーズ『稗田のモノ語り』に登場。稗田の後輩にあたる若い考古学者で助教授。幼い頃からの憧れである邪馬台国の発見を夢見ている。稗田と共に魔障ヶ岳を調査しに行った際「モノ」と遭遇、「モノ」に「魔」という名を与える。それ以降、日本史を塗り替えるほどの考古学的大発見を繰り返してマスコミの寵児となるが、捏造を疑う者も出るようになった。最後には耳成山卑弥呼の墓と断定し(作中では奇行のように描写されているが、少なくとも耳成山が古墳だという説は実際に存在する)、たったひとりで掘り進めるうちに、心筋梗塞で死亡。死後、赤井の発見は捏造の疑惑が濃厚とされた。
「魔」
連作シリーズ『稗田のモノ語り』に登場。赤井によって名付けられた「モノ」。赤井の助手の男性「黒田」、あるいは赤井の婚約者の女性を詐称して行動する。赤井が生きている間は自らを赤井にとっての幸魂奇魂と称し、赤井のために考古学的大発見を捏造したり、捏造の証拠を手に入れようと赤井の身辺を探る記者を殺していたが、赤井の死後は稗田の「モノ」に名を付けさせるべく暗躍。稗田の行く先々で幻覚を見せたり事故を引き起こす。最後には携帯電話を使って魔障ヶ岳に集まった人々を扇動し、稗田の「モノ」に名を与えようとしたが、稗田が祟り神を祓うための祝詞を唱えて「モノ」を魔障ヶ岳から追い出したことで失敗。しかし「魔」自体は稗田の「モノ」が消えた後もしぶとく生き残り、行動を続けている。
信田 昭一(しのだ しょういち)
連作シリーズ『稗田のモノ語り』に登場。修験道を志す中年男性。若い頃からの宗教オタクで、いくつかの新興宗教を巡るうちに修験道に辿り着いた。魔障ヶ岳を通る古い行者道を踏破する道すがら、稗田らを魔障ヶ岳の遺跡へ道案内した際に「モノ」と遭遇。「モノ」に「神」という名を与えたことで験力を得、以降「霊信院(れいしんいん)」と名乗るようになる。しかしながら、「モノ」の力を過信するあまり、役行者のように神を使えるようになったと称して修験道を軽んじるようになったため、他の修験者からは「天狗山伏」と呼ばれて後ろ指をさされていた。また、「モノ」が作り出した「天狗の宝器」を在野の人々に配布しており、結果として病気が快癒したり、霊感を得たりする者もいたが、弟子志願者はおろか感化されて奇矯な振る舞いに走る者までが続出するようになった。後に羽黒山・三鈷沢で稗田と再会。神を気取り人を惑わせるのをやめるよう説得を試みた稗田の前で宙に浮いてみせたが、稗田に「神」であることを否定された「モノ」が姿を消したために験力を失い、地面に落ちて死んだ。
岩淵 翔子(いわぶち しょうこ)
連作シリーズ『稗田のモノ語り』に登場。旧家の末裔の若い女性。かつて「神上 嵩(こうがみ たかし)」というフリージャーナリストの恋人がいたが、イラクでテロに巻き込まれて死亡している。岩淵家の先祖は江戸時代に魔障ヶ谷から「天狗の宝器」を持ち帰り神通力を得たものの、後に発狂したと伝えられている。自宅の蔵から「天狗の宝器」が見つかったことから、自身が過去に経験した神秘体験と「天狗の宝器」の関係を探るため魔障ヶ岳へ向かい、山中の籠もり堂で稗田らと合流。やがて「モノ」と遭遇し、「モノ」にかつての恋人の名を与えた。そのために「モノ」は神上そっくりの記憶喪失の男性となって現れ、彼女と同居するようになったが、時が経つにつれて自らの存在に疑問を抱くようになり、翔子の前から姿を消してしまう。翔子自身も、「モノ」の子を身ごもったまま行方をくらませた。
岩田 狂天(いわた きょうてん)
連作シリーズ『稗田のモノ語り』に登場。宗教団体「狂天騒神会」の主催。モヒカン刈りサングラスという出で立ちで、説法をライブハウスでラップ調で行うという独特の手法で若者に人気を得ている。実は信田から「天狗の宝器」を与えられ、「自分の神」とそれによる霊感を得た者のひとり。人を食った立ち振る舞いとは裏腹に、稗田にまとわりつく「モノ」を見たり、また弟子と3人がかりではあるが「魔」にも対抗できる能力を持つ。ただし、「自分の神」が本物なのかどうか、そもそも本物の神とは何なのかに疑念を抱いており(岩田の「神」は作中では具体的に描写されないが、少なくとも「モノ」とは別の存在である)、結果「モノ」の行く末に興味を持って独自の行動を取り、赤井・信田・翔子の末路を目の当たりにして「モノ」を返すことを決意した稗田と共に魔障ヶ岳へ入る。
用語
擬似生命
『週刊少年ジャンプ』連載時の最終エピソードである『死人帰り』におけるキーワード。人間の属する生命系統(以下「現生命」)とは別の系統樹に属する存在であり、本質的に邪悪な怪物たちのこと。伝説の中に現れる様々な妖怪や怪物の正体がこの「擬似生命」だとしており、『黒い探求者』に登場した怪物「
ヒルコ」も擬似生命の一種に含まれる。現生命と擬似生命は、いずれも混沌とした原始地球において「何か」から生み出されたとされ、長い地球史の中で現生命が地上の支配種となり擬似生命は日陰者となった。この二つの生命を生み出した「何か」の正体は巨大な球状の「超生命体」で、日本ではアメノミナカヌシ聖書ではエホバニュージーランドではイオ、ポリネシアではタナロマと、あらゆる国の神話で原初の神とされている存在でもある。擬似生命の生態や描写を含め、エピソード自体にコズミック・ホラーの影響が垣間見え、以降の作品とは若干異なる趣きを持つ。諸星自身も「作品として不満足なものである」とし、最初の単行本(1978年刊行、ジャンプスーパーコミックス)以外には掲載されず、文庫化時に初めて再録された。前述のものとは別だが、『淵の女』のように人を象った人形(ひとがた)が仮初の生命を得て河童となり、人の尻子玉を奪いとって人に化けるというエピソードもある。
生命の種子
『花咲爺論序説』、『幻の木』、『川上より来りて』、『天孫降臨』三部作におけるキーワード。超自然的な存在である「生命の木」が作り出す種子であり、死んだ者を生き返らせたり、何もないところから人間を生み出したりできる。稗田は世界各地にある樹木信仰と「生命の木」の関わりについて独自の仮説を立てており、それの実証のために生命の木、そして生命の種子を追う中で、種子を狙ういくつかの勢力と命がけの争奪戦を繰り広げた。なお、1976年に発表された『生命の木』にも「生命の木(の実)」なるものが登場するが、この時は生命の種子に関する話が全く出てこないため、ここでの「生命の木」が「生命の種子を宿す生命の木」と同一のものなのかは不明である。
粟木(あわき)
西日本にある海沿いの街。漁業が盛んであり、海や漁業文化に根ざした伝承がいくつも伝わっている。『うつぼ舟の女』、『海より来るもの』、『六福神』、『帰還』、『鏡島』など、多数のエピソードの舞台となっている。粟木を舞台にしたエピソードでは潮と渚を主人公として、ヒルコ、うつぼ舟七福神補陀落渡海など海上他界に関する謎と不思議が語られる。
「モノ」
御霊山山系にある魔障ヶ岳の洞窟の奥底にいた存在。名前と形を持たず、名を与えられることでその名に応じた特性を得る。稗田は「モノ」に対して、折口信夫が分析した日本人の信仰対象の4種類「かみ」「おに」「たま」「もの」のうちの「もの」との関連性を見出している。なお折口は実際に「日本人のたましいはまなあである」という説を出している。連作シリーズ『稗田のモノ語り』はこの「モノ」についての物語であり、神の名を持つ「モノ」、魔の名を持つ「モノ」、人の名を持つ「モノ」、名を与えられなかった「モノ」が登場する。
天狗の宝器
「モノ」が自分の周りにある物を使って作る、鉄・石・土などが混ざり合った奇妙な物体。『稗田のモノ語り』は、この物体について赤井から相談を受けた稗田が魔障ヶ岳に向かったことが発端となった。稗田は最終的に、天狗の宝器は「モノ」に自我のようなものが芽生え外部に働きかけようとした結果生み出されるもので、物体そのものには何の意味も無いと推測した。赤井が「魔」と名付けた「モノ」が引き起こした考古学的発見の捏造も、作中で明確な描写は無いものの、「モノ」が天狗の宝器を生み出すのと同様の原理によるものと思われる。一方、信田が「神」と名付けた「モノ」が生み出した天狗の宝器は、それを貰った者が霊感を得たり病気が治ったとされるが、真偽は不明。ただし狂天に限っては本物の霊感を得ている。
エピソード一覧

『黒い探求者』 - 「週刊少年ジャンプ」(集英社)1974年37号

『赤い唇』 - 「週刊少年ジャンプ」1974年38号

『死人帰り』 - 「週刊少年ジャンプ」1974年39 - 41号(全3回連載)

生命の木』 - 「週刊少年ジャンプ 増刊」1976年8月号

『闇の中の仮面の顔』 - 単行本『妖怪ハンター』書き下ろし(1978年集英社発行)

『海竜祭の夜』 - 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)1982年9号

『ヒトニグサ』 - 「週刊ヤングジャンプ」1982年39号

『花咲爺論序説』 - 「週刊ヤングジャンプ」1985年39号

『幻の木』 - 「ヤングジャンプグレート 青春号」1987年Vol.6

『川上より来りて』 - 「月刊ベアーズクラブ」(集英社)1988年7月号

『闇の客人』 - 「YJベアーズクラブ」1990年1月号

『天神さま』 - 「月刊ベアーズクラブ」1990年7月-8月号(全2回連載)

『天孫降臨 第一章「大樹伝説」』 - 「月刊ベアーズクラブ」1990年12月号

『天孫降臨 第二章「樹海にて」』 - 「月刊ベアーズクラブ」 1991年1月号

『天孫降臨 第三章「若日子復活」』 - 「YJベアーズ」1991年夏の号

『うつぼ舟の女』 - 「ヤンジャンベアーズ」1991年冬の号、1992年春の号、1992年夏の号、1992年秋の号(全4回連載)

『蟻地獄』 - 「YJベアーズ」1992年冬号、1993年春号(全2回連載)

『黄泉からの声 第一章「井戸のまわりで」』 - 「月刊ベアーズクラブ」1993年8月号、1993年10月号(全2回連載)

『黄泉からの声 第二章「黄泉からの声」』 - 「月刊ベアーズクラブ」1993年12月号

『海より来るもの』 - 「月刊ベアーズクラブ」1994年2月号

『産女の来る夜』 - 「月刊ベアーズクラブ」1994年8月号

『六福神』 - 「ウルトラジャンプ」(集英社)1995年1号

『帰還』 - 「ウルトラジャンプ」1995年2号

『鏡島』 - 「ウルトラジャンプ」1995年6号

『淵の女』 - 「ウルトラジャンプ」1995年10号

『稗田のモノ語り(一)「魔障ヶ岳」』 - 「メフィスト」(講談社)2003年5月号

『稗田のモノ語り(二)「魔所」[注 4]』 - 「メフィスト」2003年9月号

『稗田のモノ語り(三)「逢魔が時」[注 5]』 - 「メフィスト」2004年1月号

『稗田のモノ語り(四)「神をつれた男」』 - 「メフィスト」2004年5月号

『稗田のモノ語り(五)「苧環」[注 6]』 - 「メフィスト」2004年9月号

『稗田のモノ語り(六)「名を付けなかった男」』 - 「メフィスト」2005年1月号

『稗田のモノ語り(七)「再び魔障ヶ岳へ」』 - 「メフィスト」2005年5月号

『それは時には少女となりて』 - 「アフタヌーン」2004年9月号

『書き損じのある妖怪絵巻』 - 「妖怪変化 京極トリビュート」2007年

『美加と境界の神』 - 「ウルトラジャンプ」2009年8月号

『悪魚の海』 - 「ウルトラジャンプ」2010年12月号 - 2011年3月号

『夢見村にて -薫の民俗学レポート-』 - 「ウルトラジャンプ」2012年11月号 - 2013年3月号

単行本

『妖怪ハンター』(1978年7月、ジャンプスーパーコミックス、集英社).mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}
ISBN 978-4-4201-3048-6 - 短編『生物都市』を併録。


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