妖怪ウォッチ
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この項目では、クロスメディアプロジェクトについて説明しています。その他の用法については「妖怪ウォッチ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

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出典検索?: "妖怪ウォッチ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年10月)

『妖怪ウォッチ』(ようかいウォッチ)(英:Yo-kai Watch[1])は、レベルファイブを主体として日本を中心に展開するクロスメディアプロジェクト、および、2013年7月11日に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフト、および作中の時計型アイテムの名前。今シリーズは『イナズマイレブンシリーズ』や『ダンボール戦機』と言った先行する2作品と同様にコミックやアニメなどによる多角メディア展開を前提として企画された。ゲームシリーズの世界累計販売数は2021年時点で1700万本を突破した。 ダイハツが製作した、メインキャラクターのコマさんとコマじろうをモチーフにした改造車
概要

ある夏の日、主人公は虫取りをしている最中に妖怪執事ウィスパーと出会い、妖怪を見ることのできる不思議な時計・妖怪ウォッチを手に入れる。至る所に出没する妖怪と友達になり、時には彼らと協力して、町の人々の悩み・問題を解決しながら物語を進めていく。作中では、世の中の困った問題や不思議な現象は全て「妖怪のしわざ」とされており、妖怪と「ともだち」契約をすると妖怪メダル(一部シリーズでは妖怪アーク)が渡され、妖怪ウォッチで召喚することができる。

メディアタイアップは主に小学館の『月刊コロコロコミック』と『ちゃお』により行われ、共にコミカライズ版の連載も担当している。その他、数多くの企業・キャラクター・イベントとのコラボレーションを行っている。

作品製作にあたり、日常を舞台とした上で「小学生の悩み」を研究し、それを現代風の「妖怪」として具現化しており、ユーザーの共感を高める事を狙いとしている[2]。また設定やキャラクター名には、往年の映画テレビ番組漫画文学作品や実在の人物などのオマージュパロディ駄洒落的な言葉遊びをふんだんに取り入れているのも特徴で、メインターゲットの小学生のみならず性別・世代を越えて幅広く楽しめる内容となっている。ゲーム・アニメ版共に、シリーズごとにシステムや作風を大きく変化させている。

RPG定番の「モンスター」と差別化する意味で、本作の妖怪は動物的でなく自我を持つ“人間”に見立てた存在としており、海外展開においても「Yo-kai」と表現されている[3]
来歴

当作品が初めて公になったのは、2012年12月15日より『月刊コロコロコミック』でコミカライズ連載を開始した時である[4]。クロスメディアプロジェクト作品として、後に販売されたゲームよりも一足早く連載を開始した。

その後、2013年7月11日ニンテンドー3DSソフト『妖怪ウォッチ』が発売された[5]。販売から3週目(7月下旬)で10万本、14週目(10月初旬)で20万本を売り上げたが、販売本数そのものは時間が経つとともに右肩下がりで推移し、平凡な売れ行きであった。

しかし、ソフトが発売してから半年後の2014年1月8日よりテレビアニメ版が放送されたことで一躍注目を浴びるようになる。それを裏付けるように、『妖怪ウォッチ』の販売本数は2014年になってから右肩上がりに変動し、アニメ放送開始直前であった1月初旬(26週目)に30万本を越えるなど、ヒットの兆しを見せた。

続いて、1月11日バンダイより玩具の『DX妖怪ウォッチ』『妖怪メダル』が発売されると、小学生を中心にブームが沸き起こった。販売から1ヶ月で妖怪メダルは累計300万枚以上を出荷し、瞬く間に各地で完売になるほどの人気商品となった[6][7]。また、3月14日東京駅一番街で「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」を2ヶ月の期間限定で開業したが、想定以上の来客で品切れを続発したことにより2日で休業する事態となった。3DSソフト『妖怪ウォッチ』の販売本数も5月25日に100万本を越えてミリオンセラーとなった[8]

7月10日に続編の『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』が発売されると、発売から4日間でパッケージ版の販売本数が128万本を越え、早くも『妖怪ウォッチ』の発売本数を上回った[9]。さらに、12月20日に初の映画作品『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』を封切し、次回作品の上映も公開前に決定した[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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