女必殺拳シリーズ
[Wikipedia|▼Menu]

『女必殺拳シリーズ』(おんなひっさつけんシリーズ、Sister Street Fighter )は、1974年から1976年に製作された日本映画シリーズ主演志穂美悦子製作東映
概要

志穂美悦子の初主演でシリーズ化されたカラテ映画[1][2]空手拳法必殺技に軽快なアクションを加えた、日本映画史上初の"本格的女性アクション映画シリーズ[1][3][4][5]。志穂美が空手を駆使して敵を倒していくモチーフは全作共通だが[6][注釈 1]日本香港ハーフである李紅竜を演じる第1作から第3作までをシリーズ全3作とするものと[7]、志穂美が京都西陣織物問屋の一人娘・中川菊に役柄を変える『女必殺五段拳』を含めてシリーズ全4作とするものと[2]、文献により異なっている。最初の3作は東映東京撮影所製作で監督・脚本・音楽が共通であり、『女必殺五段拳』は京都撮影所製作のため全員交代している。また、志穂美主演、東映製作の空手アクション映画は、他に『必殺女拳士』(1975)もあり、他にアクション物として『13階段のマキ』『華麗なる追跡』がある。
作品
女必殺拳

女必殺拳』(第一作)
あらすじ

日本と香港のハーフ・李紅竜は、行方不明となった香港警察麻薬Gメンの兄を探して日本へやって来る[6]。紅竜の必殺拳“乱花血殺”が巨悪組織に炸裂する。
キャスト


李紅竜:志穂美悦子

早川絵美:早川絵美

李万青:宮内洋

藤田徹道:内田朝雄

響征一:千葉真一

スタッフ


監督:山口和彦

企画:吉峰甲子夫・高村賢治

脚本:鈴木則文・掛札昌裕

音楽:菊池俊輔

製作:東映東京撮影所

国内興行


公開日:1974年8月31日

配給:東映

併映:『極道VSまむし』(主演:若山富三郎、監督:中島貞夫

女必殺拳 危機一発

女必殺拳 危機一発』(第二作)
あらすじ

李紅竜は、行方不明となった高校時代の親友で大富豪の娘を探しに日本へやって来る[6]
キャスト


李紅竜:志穂美悦子

李白蘭:光川環世

大曽根一成:室田日出男

羅内幻十郎:安岡力也

ヘシウス:苅谷俊介

藤田徹道:内田朝雄

宮本武夫:たこ八郎

椿俊輔:倉田保昭

スタッフ


監督:山口和彦

企画:吉峰甲子夫・高村賢治

脚本:鈴木則文・掛札昌裕

音楽:菊池俊輔

製作:東映東京撮影所

国内興行


公開日:1974年12月7日

配給:東映

併映:『脱獄広島殺人囚』(主演:松方弘樹、監督:中島貞夫)

帰って来た女必殺拳

帰って来た女必殺拳』(第三作)
あらすじ

幼友だちの秀麗を探しに横浜にやって来た李紅竜は、秀麗が麻薬密輸組織のボスに麻薬患者にされていることを知り怒りを爆発させる[2]
キャスト


李紅竜:志穂美悦子

秀麗:川崎あかね

片平ミッチー:ミッチー・ラブ

湘徳輝:千葉治郎

王龍明:山本麟一

黒崎剛:倉田保昭

スタッフ


監督:山口和彦

企画:吉峰甲子夫・高村賢治


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:137 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef