奥田 亜希子
(おくだ あきこ)
誕生 (1983-10-13) 1983年10月13日(40歳)
愛知県
職業小説家
最終学歴愛知大学文学部哲学科卒業
活動期間2013年 -
ジャンル小説
主な受賞歴すばる文学賞(2013年)
デビュー作「左目に映る星」(2013年)
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奥田 亜希子(おくだ あきこ、1983年10月13日[1] - )は、日本の小説家。愛知県出身、千葉県我孫子市在住[1][2]。既婚[3]。 愛知大学文学部哲学科卒業[4]。専攻は東洋哲学。[3]会社勤務(フリーペーパーを発行している会社・入社当時は営業職)を経て[5][3]、2013年(平成25年)『左目に映る星』(「アナザープラネット」を改題)で第37回すばる文学賞を受賞[6]。遠藤周作『沈黙』を読んだときに、強い衝撃を受けたという[5]。 幼少期は父の仕事の都合で引越しが多く、「愛知の尾張旭市、埼玉県大宮市、京都府亀岡市、岐阜県揖斐川町、群馬県沼田市に住んだことがあり、14歳中学2年生の時に愛知県豊橋市に家を建てて住み始めた」と語っている。また、その引越しの多さが自身の性格に深く関わっているとのこと。[3]
経歴・人物
作品リスト
書籍
『左目に映る星』(集英社、2014年2月 / 集英社文庫、2018年9月)ISBN 978-4-08-771549-1
『透明人間は204号室の夢を見る』(集英社、2015年5月/ 集英社文庫、2020年5月))ISBN 978-4-08-775425-4
『ファミリー・レス』(角川書店、2016年5月 / 角川文庫、2018年10月)ISBN 978-4041039045
『五つ星をつけてよ』(新潮社、2016年10月 / 新潮文庫、2019年4月)ISBN 978-4-10-350431-3
『リバース&リバース』(新潮社、2017年11月/ 新潮文庫、2021年3月)
『青春のジョーカー』(集英社、2018年3月 / 集英社文庫、2020年12月)
『魔法がとけたあとも』(双葉社、2019年5月)改題「彼方のアイドル」双葉文庫
『愛の色いろ』(中央公論新社、2020年2月)
『愉快な青春が最高の復讐!』(集英社、2020年5月)※初のエッセイ集
『白野真澄はしょうがない』(東京創元社、2020年10月)
『クレイジー・フォー・ラビット』(朝日新聞出版、2021年7月)
『求めよ、さらば』KADOKAWA, 2021.12
アンソロジー収録
「終末のアクアリウム」(書下ろし) - 『行きたくない』(角川文庫、2019年6月)収録
雑誌掲載
左目に映る星(『すばる』2013年11月号)
川べり運転免許センター(『すばる』2014年3月号)
空に根ざして(『小説新潮』2015年1月号)
午前四時の肌(『すばる』2015年6月号)
五つ星をつけてよ(『小説新潮』2016年4月号)
はじまりの名前(『すばる』2016年8月号)
理想のいれもの(『小説推理』2017年5月号)
真夜中のソーラーパネル(『小説推理』2018年3月号)
花入りのアンバー(『小説推理』2018年5月号)
クレイジー・フォー・ラビット(『小説トリッパー』2018年夏季号(6月号))
君の線、僕の点(『小説推理』2018年9月号)
ラストシューズ(『ミステリーズ!』VOL.92、2018年12月)
彼方のアイドル(『小説推理』2019年1月号)
キャッチボール・アット・リバーサイド(『小説推理』2019年3月号)
砂に足跡(『ミステリーズ!』VOL.95、2019年6月)
ブラックシープの手触り(『小説トリッパー』2019年夏季号(6月号))
クラッシュ・オブ・ライノス(『小説トリッパー』2019年秋季号(9月号))
ひとつになれない(『すばる』2020年1月号)
白井真澄はしょうがない(『ミステリーズ!』VOL.99、2020年2月)
プリザーブド(『小説新潮』2021年3月号)
夏の底のとまり木(『小説推理』2021年10月号 - 連載中)
きみはアガペ(『小説推理』2022年8月号)
脚注[脚注の使い方]^ a b ⇒集英社 出版四賞 第37回すばる文学賞