奥様は警視総監
ジャンルテレビドラマ
脚本岩村匡子(第1作 - 第3作)
瀧川晃代(第4作・第5作)
演出井坂聡
出演者かたせ梨乃
東幹久
石原良純
伊武雅刀
製作
プロデューサー長坂淳子
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
第1作
(金曜エンタテイメント)
オープニング歴代テーマ曲を参照
エンディングelliott「キミノコエ」
放送期間2006年7月21日
放送時間変遷を参照
回数1
第2作 - 第5作
(金曜プレステージ)
オープニング番組オープニングCGを参照
エンディング第2作 松たか子「リユニオン」
第3作 徳永英明「花束」
第4作 鈴木雅之「Still Gold」
第5作 Love「Two Hearts」
放送期間2007年6月29日 - 2009年12月11日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数4
金曜プレステージ
『奥様は警視総監』(おくさまはけいしそうかん)は、2006年から2009年までフジテレビ系で放送されたテレビドラマシリーズ。全5回。主演はかたせ梨乃。
放送枠は「金曜エンタテイメント」(第1作)、「金曜プレステージ」(第2作 - 第5作)。
第2作までは『奥さまは警視総監』とタイトル表記されていた。 橘朝子は東京大学法学部を首席で卒業し、警視庁へ入庁した超エリート警察官。生まれ持った頭脳により数々の難事件を解決してきた。通常退官前に就任する最高のポストであるのにかかわらず30歳という異例の若さで第85代警視総監に昇格するが、その後橘大吉と出会い、結婚のため突如寿退職することに。朝子が退職した後、未解決事件が溜まる一方となっており、警視庁は頭を抱えていた。そこで警視総監になった隼惣吉は、多額の報酬を条件に未解決事件の解決を朝子に依頼する。依頼を引き受けた朝子だったが、夫・大吉をはじめとする家族には自分が警察官だったことを秘密にしているため(元ヤンキーの大吉が警察嫌いなのが原因である)、家族にばれないように注意を払いながら、数々の難事件を解決していく。 仕事を引き受けるにあたり、主婦としてどのような状況でも家庭を第一であるため、たとえ重要な会議や捜査の途中でも、タイムセールがある時は仕事を放棄しスーパーへ向かい、子供が帰宅する前には家に帰る、という条件を警視庁側に出している。
概要
キャスト
橘家
橘朝子
演 - かたせ梨乃[1]特命警視総監。女性初の元・警視総監。現在は専業主婦で旧姓は「後藤田」。小学生のとき両親が離婚。招集による勤務時には、仕事よりも家庭を最優先するといった事項を設けており、定時には必ず帰ったり、仕事を引き受ける際も条件として提示している。
橘元気
演 - 荒木大悟
橘勝気
演 - 有安杏果(第1作)、宮澤あかり(第2作 - 第4作)、近藤里沙(第5作)大吉と朝子の長女。
橘勇気
演 - 椿泰我[3](第1作)、平野孝世[4](第2作 - 第4作)、村山謙太[5](第5作)大吉と朝子の次男。
橘大吉
演 - 石原良純朝子の夫。丸得食品の社員。元ヤンキーな上に警察に補導された事もあるため、極度の警察嫌いで、朝子が警視総監であったことを知らない。また、普段は家庭や人間関係を大切にする程の優しい性格だが、怒るとヤンキーの時の素が露わになる。第3作ではホテルで起こった御祝儀泥棒の疑いを掛けられて逮捕され、無実が証明されたものの、怒って暴れたことから留置場のお世話になる。
警視庁
椿正一郎
演 - 東幹久朝子のパートナー。警視。第2作では町田北警察署長。基本正義漢に満ち溢れているが、事件解決を急ぐ余り先走る傾向がある。第1作では警視総監である朝子に従いつつも、思い立ったら行動する彼女に振る舞わされてばかりいたため、最初は朝子を快く思っていなかったものの、共に行動していく内に彼女の能力に興味を示し、事件解決時には朝子を完全に認めた。それ以降からは、朝子の行動に振り回されながらも、きちんと朝子を信頼するようになる。
隼惣吉
演 - 伊武雅刀現・警視総監。朝子を尊敬している。未解決事件を解決してもらうために多額の報酬を引き換えに朝子を招集する。
ゲスト
第1作「元エリート警視総監の専業主婦が夫に内緒の現場復帰でこづかい稼ぎ! 名推理と家族愛で無人屋上の看護師殺人トリックを見事解決…証明された夫婦の絆」(2006年)
綾小路弥生(正和の妻) - 生稲晃子
綾小路正和(綾小路医院 院長) - 田中実
権田原国彦(町田北警察署 刑事) - 本城丸裕
金山浩二郎(綾小路医院 事務長) - 春海四方
黒川大地(クラブ「アイン」元マネージャー・2か月前死亡) - 青島健介
赤井耀子(綾小路医院 看護師) - 春木みさよ
白石美佳(綾小路医院 看護師) - 五十嵐りさ
村田(土産物屋) - 田村泰二郎
吉野緑 - 中園友乃[6]
月野(クラブ「アイン」店員) - 加瀬尊朗
綾小路清恵(正和の母) - 冨士眞奈美
刑事 - 高橋光[7]
桃瀬清孝(綾小路医院 副院長) - 中山仁
榎本たつお、境浩一朗、倉田操、入江康之、中江智子、島方隆夫、真山惠衣、高橋佳代、富永研二
第2作「元警視総監の専業主婦が夫に内緒の現場復帰でヘソクリ稼ぎ」(2007年)
桃山太郎(警視・朝子のパートナー) - 長谷川朝晴
歌声笛子(典詞の妻) - 赤座美代子
設楽琴美(歌声事務所 従業員) - 朝加真由美
歌声律子(弦太郎の妻) - 喜多嶋舞
音羽響(弦太郎が連れて来た家政婦) - 大塚ちひろ
設楽管一(琴美の息子) - 仁科克基[8](幼少期:伊澤柾樹[9])
歌声弦太郎(典詞の甥・演歌歌手) - 今奈良孝行[10]
笛吹(植木屋) - 丸岡奨詞
松田原(刑事) - 山上賢治
鈴村奏司(弁護士・1年前死亡) - 大堀こういち
歌声典詞(主催者) - 伊藤正博[11]
署長 - 亀山助清[12]
刑事 - 市山貴章
紗英(ホステス) - 渡辺つかさ
歌声和音(典詞と笛子の娘・25年前駆け落ちし2年前病死) - 小林愛里香
鐘元(神父) - 中原丈雄
三原伊織奈、小和田貢平、境浩一朗、飯塚秀平、鈴木えつ子、加賀美剛臣、長崎俊也、竹部友明、菅原雪、林田沙希絵
第3作「元警視総監の専業主婦が夫の無実を晴らす為現場復帰! 結婚式場の殺人トリックに潜む罠一枚の切り絵がつなぐ親子の絆」(2008年)
藤和水樹(柊司の新妻) - 星野真里(少女期:島田麻貴[13])