この項目では、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道駅について説明しています。近畿日本鉄道の鉄道駅については「近鉄奈良駅」をご覧ください。
奈良駅
2代目駅舎(右)・3代目駅舎(左奥)
なら
Nara
所在地奈良県奈良市三条本町1番1号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分50.38秒 東経135度49分8.48秒 / 北緯34.6806611度 東経135.8190222度 / 34.6806611; 135.8190222 (奈良駅)
奈良駅(ならえき)は、奈良県奈良市三条本町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。駅番号は大和路線がJR-Q36、奈良線がJR-D21。 奈良市の中心駅であり、天王寺・京都方面へ向かう快速列車が多数発着している。第3回近畿の駅百選に選定されている[3]。 2010年の平城遷都1300年記念事業にあわせて行われた駅周辺の土地区画整理事業に伴って、当駅の高架化事業が行われ、同年3月13日に最後まで地上のりばから発着していた桜井線が高架化された[4]。 なお、近鉄奈良線の近鉄奈良駅は、当駅から直線距離で約900mほど東に位置しており(徒歩距離は三条通り経由で約1,100m)、移動に徒歩15分程度を要する。近鉄奈良駅は市中心部や主要観光地に近く、当駅より利用者数が多い。 当駅には以下の路線が乗り入れている。 線路名称上、当駅に乗り入れている路線は以上の2路線であるが、これらに加えて関西本線木津駅を起点・終点とする以下の2路線の列車も乗り入れている。
概要
乗り入れ路線
関西本線 - 当駅の所属線[5] であり、「大和路線」の愛称区間に含まれている。
桜井線 - 当駅を起点としている[6]。「万葉まほろば線」の愛称が設定されている。
奈良線 - 木津駅を通る全列車が当駅まで乗り入れる。
片町線 - 「学研都市線」の愛称がある。早朝・深夜の2往復のみが乗り入れる。
歴史
年表2代目駅舎(現:奈良市総合観光案内所)奈良駅周辺の空中写真(1985年10月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1890年(明治23年)12月27日:大阪鉄道 (初代) 王寺駅 - 当駅間の開通に伴い、一般駅として開業[5]。
1896年(明治29年)4月18日:奈良鉄道木津駅 - 当駅間が開業[5]。
1899年(明治32年)
5月21日:関西鉄道大仏駅 - 当駅間が開業[7]。
10月14日:奈良鉄道京終駅 - 当駅間が開通[6]。
1900年(明治33年)6月6日:大阪鉄道が関西鉄道に合併[5][7]。
1905年(明治38年)2月7日:奈良鉄道が関西鉄道に合併[7]。これを以って関西鉄道の単独駅となる[5]。
1907年(明治40年)
8月21日:関西鉄道加茂駅 - 大仏駅 - 当駅間が廃止[8]。
10月1日:関西鉄道が国有化され、官営鉄道の駅になる[7]。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により、木津方面と王寺方面(旧・大阪鉄道)が関西本線、京終方面(旧・奈良鉄道)が桜井線となる[8]。
1934年(昭和9年)9月11日:寺院風の二代目駅舎が完成[9]。
1945年(昭和20年)7月22日:空襲による被害を受ける。
1965年(昭和42年)10月:みどりの窓口が設置される[10]。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物および荷物の営業が廃止され、旅客駅となる[5]。
1987年(昭和62年)
4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[5][7]。