奈良県立畝傍高等学校
2008年(平成20年)10月撮影
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度30分33.9秒 東経135度47分57秒 / 北緯34.509417度 東経135.79917度 / 34.509417; 135.79917
奈良県立畝傍高等学校(ならけんりつ うねび こうとうがっこう、英: Nara Prefectural Unebi Senior High School)は、奈良県橿原市八木町にある公立の高等学校。明治期1896年、奈良県尋常中学校(旧制中学校)の分校として創立した。通称「畝高(うねこう)」。 1896年(明治29年)奈良県尋常中学校(修業年限5年間の旧制中学校。現奈良県立郡山高等学校)畝傍分校として開校[2][3]。1899年(明治32年)に独立して奈良県畝傍中学校となる[2][3]。太平洋戦争後の1948年(昭和23年)の学制改革により、新制の高校の奈良県立畝傍高等学校となった(同年4月時点では男子校、9月より男女共学)[2][3]。 教育課程は全日制課程と定時制課程があり、ともに普通科を設置している。 全日制の授業は45分間×7時限の時間割[2][4]。年3学期制[2][4]。1年次は全員共通の課程、2年次で文系と理系に分かれ、3年次では理系が理Iコース(理系学部への進学コース)・理IIコース(医療・看護学部への進学コース)に分かれる[2][5]。 なお、旧制中学校時代の授業では、太平洋戦争(第二次世界大戦)中に敵国語とみなされていた英語が戦争末期の1945年(昭和20年)の時点でも週12時間、教えられていた。これは他校と異なり、勝利のためには敵の言語を知ることが不可欠と考えていたためである[6]。旧制中学校時代の教員の質が非常に高かったこともあり、多くの教員が戦後の学制改革時に大学教員として引き抜かれた[7]。 現在の高校の入学者選抜(入学試験)は一般選抜のみで、全日制の募集人員は2024年(令和6年)時点で1学年360人である[8]。
概要