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奈良先端科学技術大学院大学
大学設置/創立1991年
学校種別国立
設置者国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
本部所在地奈良県生駒市高山町8916番地の5
学部なし
研究科先端科学技術研究科
ウェブサイトwww.naist.jp
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奈良先端科学技術大学院大学(ならせんたんかがくぎじゅつだいがくいんだいがく、英語: Nara Institute of Science and Technology)は、奈良県生駒市にある国立大学(大学院大学)である。略称は奈良先端大、NAIST(ナイスト)。 関西文化学術研究都市の中核。第一線の教授陣と最先端研究に資する充実した設備、既存の学部概念を取り払った柔軟な教育・研究体制が特徴。国家戦略「科学技術立国」を目的に、大学院に特化した研究教育機関、国立理工系大学院大学として設置された。 2018年4月より、これまでの3つの研究科(情報科学研究科、バイオサイエンス研究科、物質創成科学研究科)が1研究科に統合され、その下に3つの領域(情報科学領域・バイオサイエンス領域・物質創成科学領域)が設けられた。さらに、 高度な専門性を習得させるための5つの「教育プログラム」を設定しており(「情報理工学」、「バイオサイエンス」、「物質理工学」、それらの融合プログラムの「データサイエンス」、「デジタルグリーンイノベーション」)、入学後に1つ選択する仕組みとなっている。 2011年4月より、情報科学研究科とバイオサイエンス研究科で従来あった複数の専攻が統合され[注釈 1]、一専攻三領域の新体制に移行された。
概要
沿革
1986年 - 1988年:日本の大学院の充実と改革の観点から先端科学技術大学院構想について話し合われる。
1989年5月:大阪大学に先端科学技術大学院(奈良)の創設準備室および創設準備委員会を設置。
1991年:創設準備委員会が「奈良先端科学技術大学院大学の構想の概要」についてとりまとめ、国立学校施設計画調整会議で施設長期計画が了承。これを受けて同年10月、奈良先端科学技術大学院大学、情報科学研究科、附属図書館が設置される。
1992年4月:バイオサイエンス研究科、情報科学センターを設置。
1993年4月:遺伝子教育研究センターを設置し、情報科学研究科(博士前期課程)第1期生の受け入れを開始する。
1994年4月:バイオサイエンス研究科(博士前期課程)第1期生受け入れ、同年6月、先端科学技術研究調査センター設置。
1995年4月:情報科学研究科(博士後期課程)第1期生受入れ。
1996年4月:バイオサイエンス研究科(博士後期課程)第1期生受入れ、同年5月、物質創成科学研究科設置。
1998年4月:物質創成科学研究科(博士前期課程)第1期生受け入れ、物質科学教育研究センター設置。
2000年4月:物質創成科学研究科(博士後期課程)学生受け入れ。現在の3研究科構成が完成。
2001年10月:創立10周年。
2004年4月:国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学を設立。
2010年:国立大学法人評価(第1期)で1位。
2011年10月:創立20周年。
2013年4月:キャリア支援室設置
2013年10月:研究戦略機構設置
2015年4月:戦略企画本部設置、教育推進機構設置(国際連携推進本部・キャリア支援室を統合) 、研究推進機構設置(先端科学技術研究推進センター・産官学連携推進本部を統合の上、研究戦略機構を改組)
2017年4月:データ駆動型サイエンス創造センター設置
2018年4月:先端科学技術研究科先端科学技術専攻設置・学生受け入れ(情報科学研究科・バイオサイエンス研究科・物質創成科学研究科を統合)
2021年1月:デジタルグリーンイノベーションセンター設置
2021年4月:地域共創推進室設置
2023年11月29日:国際教養大学と包括連携協定を締結[1][2]。
設置研究科・領域・附属施設
研究科・領域(2018年度以降)
旧研究科・領域(2017年度以前)
情報科学研究科 - シンボルカラーは赤。情報科学・情報工学・数学・制御工学などが融合した研究が行われている。
情報科学専攻[注釈 2]
領域
コンピュータ科学領域[注釈 3]
メディア情報学領域[注釈 4]
システム情報学領域[注釈 5]
IT-Triadic (IT3):サイバーメディア社会におけるマルチスペシャリスト育成プログラム[注釈 6]
マルチスペシャリスト育成(Triadicコース)
次世代ロボティクス技術者育成(RTコース)
高度ソフトウェア技術者育成(Spiralコース)
情報セキュリティ技術者・管理者育成(Keysコース)
国際コース2011年、前期課程に設置。主に留学生を対象に、英語による研究教育環境を提供。
バイオサイエンス研究科 - シンボルカラーは緑。理学・工学・農学・医学・薬学・バイオインフォマティクスなどにまたがる広範囲の研究が行われている。
バイオサイエンス専攻[注釈 7]
領域
植物科学領域[注釈 8]
メディカル生物学領域[注釈 9]
統合システム生物学領域[注釈 10]
コース
バイオエキスパートコース(2年制)
フロンティアバイオコース(5年一貫制)
物質創成科学研究科 - シンボルカラーは青。物質科学をテーマに、理学(物理・化学・生物)・工学(電子デバイス・再生医療・材料工学・応用物理
物質創成科学専攻[注釈 11]
前期課程のコース
αコース前後期課程で一貫した博士研究指導を行う。前期課程の当初から博士論文の完成を目指して集中的な研究指導を行う。
πコースαコース同様、博士後期課程への進学希望者の向けだが、複数の専門分野における研究指導を行う。例えば、前期課程と後期課程で別の研究室、別の主指導教官の下研究活動を行う。
σコース高度専門職業人を養成するコース
後期課程のコース