ながわむら
奈川村
奈川渡ダム
手前(右岸)が奈川村、奥(左岸)が安曇村
奈川村旗奈川村章
奈川村旗奈川村章
廃止日2005年4月1日
廃止理由編入合併
四賀村、安曇村、奈川村、梓川村→松本市
現在の自治体松本市
廃止時点のデータ
国 日本
地方中部地方(甲信越地方)
都道府県長野県
郡南安曇郡
市町村コード20463-3
面積117.65 km2.
総人口1,004人
(推計人口、2005年3月1日)
隣接自治体長野県:安曇村、開田村、木祖村、波田町、朝日村
岐阜県:高山市
村の木シラカバ
村の花ササユリ、ゴテンザクラ
奈川村(ながわむら)はかつて長野県の中西部に存在した村である。
はじめは西筑摩郡(現在の木曽郡)、のちに南安曇郡に属した。2005年4月1日に松本市に編入された。なお、旧村域には市町村の合併の特例に関する法律(合併特例法)に基づく地域自治区が2015年3月31日を期限として設置された。 岐阜県高山市、木曽への道と安曇への道を結ぶ掛け橋の位置にあり、重要な役目を果たしていた。 村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、アルピコ交通上高地線(通称・松本電鉄)新島々駅。
地理
隣接していた自治体
長野県
南安曇郡 安曇村
木曽郡 開田村、木祖村
東筑摩郡 波田町、朝日村
岐阜県
高山市
行政
廃止時の村長:忠地義光(2004年11月4日就任)
歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、西筑摩郡奈川村の区域をもって、西筑摩郡奈川村が発足する。
1948年(昭和23年)6月1日 - 所属郡が南安曇郡に変更する。
1983年(昭和58年)9月 - 台風10号による集中豪雨で大きな被害を受ける[1]。
2005年(平成17年)4月1日 - 松本市に編入する。
名所・旧跡
野麦峠
奈川渡ダム
旧野麦街道
林照寺庭園
天狗の滝
旧野麦街道
交通
鉄道
バス
奈川村営バス
松本電鉄バス奈川線の廃止に伴い、自治体バスとして運行を引き継いだ。松本市への合併に伴い、松本市営バス奈川線に移管して運行が続けられている。
その他
奈川村では近世まで、土葬が主流だった。現在、旧村の西部に土葬の墓がいくつか残っている。
脚注[脚注の使い方]^ “過去にどんな災害があったのかな