失踪者
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フランツ・カフカの小説については「失踪者 (小説)」をご覧ください。
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出典検索?: "失踪者" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年7月)

失踪者(しっそうしゃ)とは、どこにいるのか分からなくなってしまった人、足取りのつかめない人のことである。
概説

「失踪者」は自らの意志によってどこにいるのか分からなくした場合も、自らの意思とは無関係に行方が分からなくなってしまった場合も含む。犯罪や事故に巻き込まれて居所を知らせることができない状態(失踪事件)も、犯罪に関与して居所を知らせられない(知らせたくない)場合なども含まれる。
類似の表現との比較

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2019年10月)

行方不明

ほぼ、同義語である。「行方不明」という表現は「どこに行ったのか分からない」意味である。事故・事件に巻き込まれていると特定されている場合は、自分の意志が入っていないというニュアンスが(「失踪」に比べれば)比較的強い「行方不明」という表現が多く使われる傾向がある。すでに命が失われていることが予想される場合でも「行方不明」ならば違和感が無い。また未成年に「行方不明」、成年に「失踪者」という使い分けもある[要出典]。[注釈 1]
家出人

家出人」という表現には「自己意志による」という判断・断定が含まれる。それを避けるために「失踪者」が用いられる。ただし、日本の警察などでは、事件性が薄いと警察関係者が判断した場合に「家出人」という表現が用いられることが多い[注釈 2](児童などを除く。児童の場合は迷子などの場合がある)。また一人暮しなどが増え「家」という観念が薄れつつあるのも「失踪者」という言葉が使われる場合が多くなっている要因である。
日本における失踪者

失踪者の捜索願い(失踪届け出)受理件数はピークであった2002年の10万2880人から2010年の8万655人(1966年以後で最少)までは減少傾向であった。2010年以降は増加傾向であり、2019年は、前年より減少して、8万6,933人となっている。そして、2020年は新型コロナウイルス感染症流行との因果関係は不明であるが、1956年以降最少の7万7,022人であった。2021年以降は増加して、2022年は8万4,910人であった。

これは届け出のあった数字のみであり、実際の数はこれを上回っているものと思われる。最近では失踪しても携帯電話などで連絡がとれる場合には届け出をしない場合もあるという。

一方、2022年における失踪者の所在確認(死亡も含む)数は捜索願いのあったもので8万653人(内、死亡確認が3,739人、その他が9,499人)であり、このうち、1年以内の所在確認数は7万3,636 人(内、死亡確認が3,534人、その他が5,036人)であった。[1]過去に失踪届け出のあった人も含んだ数であり、2022年に届け出のあった失踪者の発見数ではない。

更に行方不明者の動機は、2021年で最も多いのが、認知症が1万8,709人(行方不明者全体構成比の約22.0%)であった。次いで、家庭関係(親子間不和、夫婦間不和等)が1万2,899人(行方不明者全体構成比の約15.2%)であり、次に事業関係(事業不振、失業、職場人間関係不和等)が9,615人(行方不明者全体構成比の約11.3%)であった。これら3つの原因で半数近くを占める。[1]特異行方不明者(犯罪や事故等に巻き込まれ、生命又は身体に危険が生じているおそれ等のある行方不明者)数は、2021年で5万8,765人であった。[2]また、1989年から2022年までの捜索願いを受理した失踪者の合計は296万1,277人で、同期間の所在確認数は捜索願いのあったものだけでは271万7,067人であった。そして、所在確認できなかった行方不明者数は2018年?2022年の5年平均で約1,720人である[1][3]。そして、2009年以降は、東日本大震災があった2011年を除き、所在確認率が95%以上となっている。

更に、捜索願いがなかったものも含めた場合、1989年から捜索願いがなかったものを含めた統計の記録の最後にあたる2008年までであるが、170万3,490人(あったもののみは、158万9,179人)である。[4][注釈 3]この期間は、単純計算はできないが届け出のあった人のうち、年平均で5,000人ほどが未発見のままの状態が続いていた。

失踪者を探すと自称する探偵などのビジネスも、失踪者の増加とともに拡大している。テレビにおいては失踪者を取り上げる番組がしばしば放送され、これにより後日発見されることもある[注釈 4]


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