太陽系亞種音
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『太陽系亞種音』
P-MODELボックス・セット
リリース2002年5月10日
2014年7月4日
ジャンルテクノポップ
ニュー・ウェイヴ
ポスト・パンク
プログレッシブ・ロック
サイケデリック・ロック
レーベルケイオスユニオン/TESLAKITE
プロデュース国際亞種音学会
アルバム 年表

P-PLANT CD Vol.1
2000年)太陽系亞種音
(2002年)GOLDEN☆BEST P-MODEL「P-MODEL」&「big body」
2004年


平沢進関連のアルバム 年表

SOLAR RAY
2001年) 太陽系亞種音
(2002年) 千年女優 オリジナルサウンドトラック
(2002年)

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『太陽系亞種音』(タイヨウケイアシュオン)は、P-MODELボックス・セット2002年5月10日ケイオスユニオン/TESLAKITEよりリリースされた。『Ashu-on [sound subspecies] in the solar system』という副題が付けられている。
概要

国際亞種音学会プロデュース作品。タイトルはリーダーの平沢進が考案[1]し、高橋かしこ[2]ら数名が選曲、ブックレット編集作業に関わっている。パッケージデザインはイナガキキヨシ(inagakidesgin)[3][4]が担当した。90年代より長らくレコーディングスタッフとして作品に携わっている鎮西正憲によるデジタル・リマスタリングが施されている。

2000年に「培養」を宣言(活動休止)したP-MODELのほぼ全ての楽曲が収録されており、オリジナル・アルバムや発掘音源を含めた全16枚組となっている。付属されるブックレットには平沢によるレポート、高橋による作品解説、楽曲の歌詞とディスコグラフィーが収録されている。ファンクラブ会員向けには「Disc 00」が特典として付属される。

諸般の事情により2010年に一時発売停止となったが、2014年にパッケージを新たに再発売された[5]

2002年発売時にはバインダー内に様々な形でパッケージされているCDと冊子が綴じられているバインダー・セットとなっていたが、2014年の再発売時に「より管理しやすい形態、隠し持たれる重要物というイメージに」との平沢の要望により、コンパクトなボックス・セットにリニューアルされた[6]
解説

太陽発電・充電池のみで楽曲制作を行うプロジェクト『 ⇒Hirasawa Energy Works』の一環としてリリースされ、太陽発電システムを使用したスタジオ「studio WIRESELF 2002」にてレコーディングとリマスタリング作業が行われた。

『Disc 2』収録「二重展望1」・「2」は当時のライブ音源の再現として、『Disc 6』収録「MONSTER A GOGO」は1987年当時のデモテープの上に2002年に平沢が新たにボーカルが乗った構成として、新たにスタジオレコーディングがされている[7][8]

『Disc 6』後半の「MONSTER A GOGO」?「CALL UP HERE」までの四曲はお蔵入りとなったアルバム『モンスター[9]』の収録予定曲。「MONSTER A GOGO」以外の楽曲は当時のライブ音源となっている。

ファンクラブ会員限定特典の『Disc 00』は1985年?1988年までのオフィシャルファンクラブ『MOIRE CLUB』会員向けに配布された音源である。

ブックレットの平沢によるリポートは「今までのP-MODELの活動はアシュオンと呼ばれる物質にまつわる大規模な人体実験のためだった」という内容が綴られており、アシュオンの実験レポートとして書かれている。この物語から核P-MODELのアルバム『ビストロン』へ繋がっていった[10]。CDのレーベル面には「アシュオン」の活動をモチーフにした絵柄がプリントされており、inagakidesignによる図解が公開されている[11]
収録曲

太字はアルバム・シングルを指す。
Disc 1
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「
IN A MODEL ROOM」  
2.「LANDSALE」  
Disc 2
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「
POTPOURRI」  
2.「二重展望1」  
3.「二重展望2」  


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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