太陽有限責任監査法人
Grant Thornton Taiyo LLC
赤坂Kタワー(本部・東京事務所)
種類有限責任監査法人
本社所在地 日本
〒107-0051
東京都港区元赤坂1-2-7
赤坂Kタワー22階
設立1971年(昭和46年)9月
業種サービス業
法人番号4010405002470
太陽有限責任監査法人(たいようゆうげんせきにんかんさほうじん、英語: Grant Thornton Taiyo LLC)は、日本における準大手監査法人である。
世界第6位の会計事務所であるグラントソントン・インターナショナルと提携している[1]。 法人の系譜は大きく太陽とASGに分かれ、提携先のグローバルファームや税務業務・コンサルティング業務を行う組織はASG側から引き継いだものである。両者の合併以降はこれらの組織をまとめて「太陽ASGグループ」と称していたが、2014年(平成26年)10月1日にはグローバルファームの名称を押し出して「太陽グラントソントン」となった[2]。同時に法人名称も改められ、ASGの名称は見られなくなっている。2013年(平成25年)に中堅の霞が関監査法人を合併して以降は、業務収入・人員数・クライアント数ともに4大監査法人(ビッグ4)以外で最多となった。 2018年(平成30年)7月1日に準大手の優成監査法人と合併したことにより上場クライアント数は200社を超え、その後も大手法人からの異動やIPO受嘱の伸長に伴い大手であるPwCあらた有限責任監査法人と並ぶクライアント数を擁し、特に上場クライアント数は2倍以上となっている。優成との合併により地方事務所の拡充がなされ、PwCグループが未進出の札幌・仙台への拠点開設がなされた。2015年度の業務収入は60億円と準大手法人の中でやや多い程度であった[3]が、本合併前後より規模が大きく伸長しており現在は倍以上の業績(他の準大手法人の3倍程度)となっている。クライアントは中堅規模が中心だが、直近では大規模クライアントを他法人から獲得する動きが多くみられる。新規の顧客はもともと「ビッグ4」の監査を受けていた会社が多く、採算重視になり監査先を減らしている「ビッグ4」とは対照的に、顧客数を増やしている。現CEOの山田茂善
概要
公認会計士・監査審査会の分類では「準大手監査法人」であるが、「ビッグ4」に匹敵する法人規模に成長し、「もうビッグ4ではなく、「ビッグ5」と呼んでもいいのではないでしょうか。」[4]と評されている。もっとも山田は「うちは、決してビッグ4を目指しているわけじゃない。一定の規模が必要なのは、デジタル化や人材への投資を行うためです。」[4]としている。
一方で、急拡大のひずみを受け、2023年12月26日に株式会社ディー・ディー・エスの監査証明について、金融庁より新規の契約締結に関する3か月間の業務停止と業務改善命令を内容とする行政処分を受けた。