この項目では、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画について説明しています。この映画の主題歌であるミーナの曲については「太陽はひとりぼっち/月影のレナート」を、ザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)のシングルについては「太陽はひとりぼっち (ザ・コレクターズの曲)」をご覧ください。
太陽はひとりぼっち
L'eclisse
監督ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本ミケランジェロ・アントニオーニ
トニーノ・グエッラ
エリオ・バルトリーニ
『太陽はひとりぼっち』(たいようはひとりぼっち、イタリア語: L'eclisse / 英語: The Eclipse)は、1962年(昭和37年)製作・公開のイタリア・フランス合作映画である。 この作品は、大人の愛の不毛を描いたミケランジェロ・アントニオーニ監督の「愛の不毛三部作」と呼ばれる作品群の『夜』に続く第三作。1962年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。 音楽はジョヴァンニ・フスコが担当した[1]。主題曲は、海外ではモーリス・ルクレール楽団 婚約者と別れたばかりのヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)。証券取引所[注釈 1]にいる投資家の母はしかし、彼女の話を聞こうとはしない。女友達のアパートでふざけたり、その夫の操縦するセスナに乗ったりと気分転換を図るも、別離の後の倦怠感は消える様子を見せない。取引所では株が暴落し、ヴィットリアの母は今にも自殺せんばかりだ。そんな中ヴィットリアは、以前からたびたび見かけていた仲買所に勤めるピエロ(アラン・ドロン)と親密になり、新しい愛を始めようとする。しかし、実は何も変化が起こっていないように、無常に日々は流れていくのだった。 ※括弧内は日本語吹替(テレビ版、初回放送1967年12月21日 東京12ch[3])
概要
音楽
ストーリー
スタッフ
監督・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本:トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ
撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
音楽:ジョヴァンニ・フスコ、フランコ・フェラーラ
主題歌:ミーナ
キャスト
ピエロ:アラン・ドロン(天田俊明)
ヴィットリア:モニカ・ヴィッティ(小沢さき子)
リカルド:フランシスコ・ラバル(羽佐間道夫)
ヴィットリアの母:リラ・ブリニョーネ
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ローマ証券取引所(Borsa di Roma)[2]
出典^ ジョヴァンニ・フスコ 2022年10月28日閲覧
^ L'eclisse - l'eco del Nulla
^ 再放送1973年5月9日『水曜ロードショー』
関連事項
1962年の日本公開映画