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出典検索?: "太陽にほえろ!PART2" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年1月)
太陽にほえろ!PART2
ジャンル刑事ドラマ
脚本小川英
古内一成
ほか
監督手銭弘喜
鈴木一平
ほか
出演者奈良岡朋子
下川辰平
地井武男
寺尾聰
神田正輝
長谷直美
又野誠治
石原良純
西山浩司
オープニング太陽にほえろ!メインテーマ'86
製作
プロデューサー岡田晋吉
服部比佐夫
梅浦洋一
新野悟
制作東宝株式会社・日本テレビ
放送
音声形式モノラル
放送国・地域 日本
放送期間1986年11月28日 - 1987年2月20日
放送時間金曜 20:00 - 20:54
放送枠日本テレビ金曜8時連続ドラマ
放送分54分
回数12
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『太陽にほえろ!PART2』(たいようにほえろパートツー)とは、1986年11月28日から1987年2月20日まで、日本テレビ系列で毎週金曜20:00 - 20:54(JST)に全12話が放送された、東宝制作の刑事ドラマ。 『太陽にほえろ!』の続編であり、前作の主演だった石原裕次郎の降板を受け、既に執筆済みであった未使用脚本の消化を目的とした仕切り直し企画として制作された。前作最終回後、石原演じる藤堂係長は本庁(警視庁)に栄転した設定となっており、それから1年後(1987年11月)の七曲署を描く。 後任のボスである篁係長役には、当時ホームドラマを中心に活躍し、石原とも深い交流があった奈良岡朋子が起用され、石原とは異なるボス像が展開された。 全12話という少ない話数などもあり、前作とは対照的に『テレビ探偵団』(TBS)などの回顧番組でも全く取り上げられず、長らく再放送の機会にも恵まれていなかったが、2018年4月20日から6月1日まで、CSファミリー劇場にて再放送が行われた[1]。映像ソフトについては当初、VHS・LD・DVDでリリースされた「七曲署ヒストリー」に全話の予告編と、第1話・最終話のオープニングが収録された程度で、かつてバップが展開していた『4800シリーズ(VHS)』の収録対象に含まれておらず、2015年6月24日にリリースされた『太陽にほえろ! 1986+PART2 DVD-BOX[2]』で初めて全話の映像ソフト化が実現した。 人物名、()に読みとニックネーム、出演者の順に表記。篁・喜多以外については太陽にほえろ!#登場人物も参照。新規レギュラーである奈良岡、寺尾とも、前作にも別役でゲスト出演した経験を持つ。
概要
七曲署捜査一係
篁 朝子(たかむら あさこ/係長)
演 - 奈良岡朋子警視庁に栄転した藤堂の後任として七曲署に赴任して捜査一係の係長に就任する。階級は警部。部下を愛称では呼ばず、「○○(苗字)さん」と呼んでいる[3]。毎回一係のデスクにいるが屋外で活動したり発砲シーンもない元夫との間に一男をもうけているが、家庭よりも仕事を優先したことが原因で離婚・別居している。その息子とはのちにある事件の容疑者として再会を果たすこととなる。(12話)物腰は冷徹だが内面は心優しい人物で、型破りな行動の多い部下たちに対しても深い理解と信頼を寄せている。喫煙者。
野崎 太郎(のざき たろう/長さん)
演 - 下川辰平警察学校教官から七曲署一係刑事に復帰。本作品ではかつての山村のように、係長のデスクのそばに控えているシーンが多い[4][5]。シナリオ草稿「野崎刑事復帰」では野崎が現場に復帰するエピソードが準備されたが、初回からすでに復帰している設定となった[6]。
井川 利三(いがわ としぞう/トシさん)
演 - 地井武男本作品では主役エピソードや家庭描写がなく、服装も背広の代わりに皮ジャンが多くなる。
喜多 収(きた おさむ/オサムさん)
演 - 寺尾聰本作品より新たに一係に配属。城南大学卒業、父親は大学教授(第6話のセリフから)。飄々とした個人主義者であるが、型にはまったスタイルを嫌い、上司である篁を陰で「おばさん」と呼ぶような奔放な性格ゆえに、澤村とコンビを組むことも多い。「人生死ぬまでのヒマつぶし」が座右の銘で、その裏には「ヒマつぶしだからこそやるときは徹底的にやる」という強固な信念を持つ。サングラスを愛用。太宰と同様、出演回も少ないことから主演回が連続することもあった。
西條 昭(さいじょう あきら/ドック)
演 - 神田正輝若手刑事のリーダー格。スポーツマンでダジャレ好きだが少々短気。自分の部屋に大量のサプリメントを所有するなど健康オタクな一面もある[7]。優れたドライビングテクニックは健在。
岩城 令子(いわき れいこ/マミー)
演 - 長谷直美家庭的な描写は影を潜め、第五話「長さんの長い午後」では母親と一緒に喫茶店で休憩中にたまたまライフルを持った犯人に遭遇。揉み合いとなり腹部に被弾し意識不明となったが一命をとりとめた。
澤村 誠(さわむら まこと/ブルース)
演 - 又野誠治前作の最終回での殉職の危機を乗り越え一係に復帰。パワフルさと饒舌さは健在であるが、上司である篁を陰で「おばさん」と呼んだり、大先輩であるはずの野崎や井川に対してもがさつな物言いが目立つ[8]など、より奔放さに磨きがかかっている。
水木 悠(みずき ゆう/マイコン)
演 - 石原良純本作品では主演エピソードがないため、得意なコンピューターによる捜査もほとんど描かれないが、太宰の「宝探し」に付き合ったりと好奇心旺盛な面もある[8]。
太宰 準(だざい じゅん/DJ)
演 - 西山浩司俊敏な運動神経を持つが、血気盛んな性格ゆえに一係の捜査員を振り回したこともある[9]。その一方で老犬と心を通わせる優しさも持ち合わせている[8]。他のメンバーとの会話では時おり大阪弁が混じる。前作の方でも最終回直前に登場したため主演回が連続したこともあった。劇中では発砲シーンは描かれなかった。
スタッフ
プロデューサー:岡田晋吉、服部比佐夫(日本テレビ)、梅浦洋一、新野悟(東宝)
原案:小川英
協力:国際放映
企画協力:ジャックプロダクション
音楽:大野克夫
演奏:井上尭之バンド、フリーウェイズ[10]、大野克夫バンド
撮影:内田清美、稲垣久夫
美術:古谷良和、小汲明
編集:神島帰美
整音:坂田通俊
選曲:小林和夫
音響効果:沢田一郎(沢田効果)[11]
擬斗:宇仁貫三