太白線
基本情報
国 韓国
所在地忠清北道
江原特別自治道
起点堤川駅
終点栢山駅
駅数18駅
開業1949年5月3日
全通1973年10月16日
所有者国家鉄道公団
運営者韓国鉄道公社
路線諸元
路線距離104.1km
軌間1,435mm(標準軌)
線路数2(堤川 - 双龍間)
1(双龍 - 栢山間)
電化区間全線
電化方式交流25kV, 60Hz
路線図
青色の線が太白線
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太白線
各種表記
ハングル:???
漢字:太白線
発音:テベクソン
日本語読み:たいはくせん
英語:Taebaek Line
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太白線(テベクせん)は、大韓民国忠清北道堤川市にある堤川駅と江原特別自治道太白市にある栢山駅を結ぶ、韓国鉄道公社(KORAIL)の鉄道路線である。
本稿では、太白市の文曲駅と東栢山駅を結ぶ太白三角線(テベクさんかくせん)についても述べる。 太白山脈を抜け、韓国の内陸部と東海岸を結ぶ。沿線人口は比較的少ないが、首都のソウル特別市にある清凉里駅と江原特別自治道東海市の東海駅を結ぶ一般列車が経由する。文曲駅 - 栢山駅間は旅客列車が設定されておらず、ムグンファ号は全て太白三角線を経由して嶺東線東海方面へ乗り入れる。 山岳路線のため急勾配の区間も多く、また途中の?田駅は海抜855mで、韓国の鉄道で最高地点にある駅である。 寧越に建設された発電所のために造られた寧越線と、現在の太白市一帯の炭鉱開発のために1962年に建設された黄池線が元となった路線である。寧越線には炭鉱開発のためにいくつかの支線が建設されたが、寧越線と黄池支線が接近するようになったことから、東西横断路線の追加、交通途絶の予防と線路容量の増加のため、接続線を1973年に完成させ、各路線を統合して太白線と命名した。太白線・咸白線開業年度
概要
歴史
1937年 : 朝鮮鉄道が忠北線の延伸線として忠州 - 堤川 - 寧越間の着工認可を取得[1]。
1949年5月3日:堤川 - 咸白間着工。
1955年12月30日:寧越線堤川 -寧越間開通。
1957年3月9日:咸白線寧越 - 礼美 - 咸白間開通。寧越線を咸白線に編入。
1962年12月10日:黄池支線黄池 - 栢山間9.0kmが完成。
1966年1月10日:旌善線礼美 - 甑山間開通、咸白線堤川 - 礼美間を旌善線に編入。
1966年1月15日:古汗線甑山 - 古汗間開通[2]。
1967年1月27日:旌善線甑山 - 旌善間開通。
1973年10月16日:太白線古汗 - 黄池間開通、堤川 - 古汗間、黄池 - 栢山間を太白線に編入。
1974年6月20日:堤川 - 古汗間を電化。
1974年12月20日:咸白 - 鳥洞信号場間のループトンネル(咸白第一トンネル)着工。
1975年:太白三角線開通。
1975年12月5日:古汗駅 - 栢山駅間23.7km電化工事完成。
1976年12月30日:咸白 - 鳥洞信号場間の咸白第一トンネルが完成し、咸白線が全線開通。
1977年8月13日:ATS設置。
1984年4月10日:CTC化完了。
1984年12月1日:黄池駅を太白駅に改称。
1994年11月9日:清冷浦信号場 - 寧越間ルート変更。
2004年3月31日:トンイル号廃止。
2006年9月21日:堤川駅 - 双龍駅間複線電化工事着工。
2006年11月1日:当線を経由するセマウル号が運行終了。
2009年9月1日:甑山駅をミンドゥンサン駅へ改称。
2013年11月14日:堤川 - 双龍間14.2kmの複線電化工事完成、長楽駅および松鶴駅が廃止される[3]。