太田川
森町睦実の森川橋から下流方の鉄道橋梁
水系二級水系 太田川
種別二級河川
延長44 km
流域面積488 km²
水源(静岡県周智郡森町)
河口・合流先遠州灘(磐田市福田)
流域静岡県森町、袋井市、磐田市
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太田川(おおたがわ)は、静岡県西部を流れる二級河川。 太田川流域は一級水系である大井川と天竜川にはさまれた地域にあたる[1]。源流は静岡県周智郡森町の大日山で、磐田市南東部で遠州灘に注ぐ[1]。流域面積約488平方キロメートル、幹線流路延長約44キロメートル[1]。 赤石山脈の南端に端を発し、地形は北側から丘陵地・台地・扇状地・沖積平野と移り変わる[1]。源流に近い森町から掛川市にかけての上流部は山地・山麓が占めており、袋井市や磐田市へ入る中流部付近では平地と台地が混在しており、以下の下流部地域では扇状地・沖積平野が占めているが、湾岸部の河口部付近では遠州海岸砂丘 二級河川を下流側から順に記載する[1][2][3]。 河川よみ次数管理者主な経過地河川延長
地理
主な支流
太田川本川の支流
(km)備考
太田川
大河内川おおたがわ
おおこうちがわ本川静岡県
森町磐田市、袋井市、森町43.9
彷僧川
今ノ浦川
向陽川いまのうらがわ
こうようがわ2次支川静岡県
磐田市磐田市7.2
古川
次数は原野谷川に対する次数。
河川よみ次数管理者主な経過地河川延長
(km)備考
原野谷川はらのやがわ本川静岡県磐田市、袋井市、掛川市37.88
蟹田川
2019年11月、産業技術総合研究所が太田川低地(河口から約3km上流)の津波堆積物調査から、7世紀末と9世紀末の東海地震の発生を確認したと発表した。工事で露出した砂層から、ガーネット(柘榴石)が発見された。ガーネットは太田川の川砂には含まれないが、静岡県西部の海岸の砂には多く含まれている。津波堆積物の分布と、過去の海岸線の位置から考えると、ガーネットは海岸から2km以上内陸に運ばれてきたことになる。高潮ではなく津波が発生した可能性が高いと分かった[4][5]。
関連項目
柳澤紀子 - 護岸に壁画を製作した。