大韓民国の国旗
用途及び属性?
縦横比2:3
制定日初代[注釈 1]:1949年10月15日
第2代[注釈 2]:2011年1月26日
使用色
白、黒、赤、青
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太極旗
各種表記
ハングル:???
漢字:太極旗
発音:テグッキ
文化観光部2000年式:Taegeukgi
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大韓民国の国旗(だいかんみんこくのこっき)は太極旗(たいきょくき・テグッキ)と呼ばれ、白地の中央に置かれた赤と青の2色からなる「陰陽」で「太極」を表し、その周囲四隅に「卦」を配置するなど、中国の伝統的な図案を取り入れたデザインとなっている。太極旗の名称・デザイン・用法は大韓民国の法令によって定められている。
太極旗は、李氏朝鮮(高宗)時代の1883年旧暦1月27日に朝鮮国の国旗として初めて公布され、朝鮮独立運動を通じて朝鮮民族を象徴する旗として認知された。その後、1948年8月15日に大韓民国が独立を果たすと、1949年10月15日に大韓民国の国旗として法令でデザインが確定した。この頁では、大韓民国の国旗として制定されるまでの太極旗の歴史についても記述する。
太極旗の歴史
朝鮮の伝統文様「三太極」
?朝鮮国国王の御旗「太極八卦図」(1392年?―1910年)
?朝鮮国国王の御旗「太極八卦図」(縁飾りなし、1392年?―1910年)
?朝鮮国国軍の軍旗・坐纛旗(チャドギ:1392年?―1910年?)
朴泳孝の太極旗(1882年)
?現存する史料で確認できる最古の太極旗(1882年?)
1882年11月に描かれた太極旗の作成図(イギリス国立公文書館所蔵)
?李鴻章編『通商章程成案彙編』(1886年)収録「大C國屬 高麗國旗」
?大韓帝国で使われた太極旗の一例(1897年 - 1910年)
大韓民国登録文化財第382号:「デニーの太極旗」(1890年)
大日本帝国統治下の国旗(日章旗) (1911-1945)
?大韓民国臨時政府で使われた太極旗の一例(1919年 - 1945年)
?大韓民国臨時政府で使われた太極旗の一例(1919年 - 1945年)
?光復軍の進軍旗。臨時政府制定の規格で太極旗を描いている。(1942年 - 1945年)
?朝鮮建国準備委員会、及び朝鮮人民共和国(人民委員会)の組織旗(1945年)
?朝鮮人民共和国、及びアメリカ占領時代の朝鮮で使われた太極旗の一例(1945年 - 1948年)
?北朝鮮人民委員会が使用した太極旗(1946年 - 1948年)
?製作方法が統一されるまで大韓民国で使われた太極旗(1948年 - 1949年)
?「国旗製作法」の規定に依る大韓民国の太極旗(1949年 - 1984年)
?「国旗製作法」の規定に依る大韓民国の太極旗(1984年 - 1997年)
法規定の変更に従い修正された大韓民国の太極旗(1997年 - 2011年)
法規定の変更に従い修正された大韓民国の太極旗(2011年 - 現行)
縦掲揚バージョン大韓民国政府の規定で、余白が必要であるため、太極と八卦が中央にない
誕生から国旗制定へ至る経緯黄遵憲が朝鮮国旗として使うことを主張した1880年当時の清国・黄龍旗(国旗)。後に李鴻章は爪の数を四つに減らした龍を国旗とするよう指示した。参考用:八卦に太極図を組み合わせた図。馬建忠が提唱した国旗図案は太極が三太極では無く陰陽魚であり、卦の配置も異なっている[注釈 3]。馬建忠の国旗図案は「韓洪九 2003, p. 57」、及び「ハンギョレ21(朝鮮語版)が2002年に配信したオリジナル記事[1] にて閲覧できる。『Flags of the Maritime Nations, 5th.ed., Bureau of Navigation, Secretary of the Navy, Washington.D.C., july 1882』に収録された「Corea」の「ensign」。